あなたが
何一つとして
自信が持てない時には
自信の持てない
あなたのままで いつまでも
その場に座り込んでしまっている
道も有るけれど
何一つとして
変えずに 自信の持てない
あなたのままで静かに 勢いなど
つけたりせずに
恐る おそる物事の中に
入って行けば それだけで
あなたの前に それまでには
見た事も無い道が開けてしまいます。
その時に
あなたは以前の
誰かから学んだ やり方も
何処かで見聞きした詰まらない
やり方も 何もかもを使わずに
あなたの中の
自信の 無さだけを
頼りにして歩けば良いのだと
体験から学ぶ事が出来ます。
あなたの中の
自信の無さは あなたが
何の知識も どんな体験からも
何一つとして持ち込む事が
出来ていない事を意味します。
その時にこそ
まだ誰も歩いた事の無い道を
発見する事が出来てしまいます。
あなたの知っている
あらゆる物事の やり方と
言うのは 以前に誰かが発見した
やり方に過ぎません。
決して そのやり方しか
無いと言う事では無いのです。
初めの内は
誰もが誰かの編み出した
やり方を使って物事を
遣り遂げようとします。
更に もっと
成果の上げられる方法や
やり方は無いものかと周り中を
見渡し その中から新たな やり方を
手に入れようと奔走します。
次には世界中を見渡して
もっと良い手は無いものかと
探し回るのです。
そして 誰かが
考えた やり方の全てを
使い果たしたら あなたは
どうしますか?
そこで初めて
あなたは自分で やり方を
編み出そうとします。
けれど
あなたの編み出す
やり方は どれも これも
詰まらない物ばかりです。
だって誰かの
やり方の一部と
誰かの やり方の
一部とを張り合わせたり
くっつけ合わせた物ばかりで
そこには 到底 あなただけの
オリジナルなど 何処にも
見当たらないからです。
勿論 あなたが
所属する会社では成果を
上げる事の出来る ハリボテの様な
やり方でも あなたの評価は うなぎ上りかも
知れませんけれど それは 所詮インチキで
盗人の様な やり方に過ぎません。
あなたは
何も知らないのです。
そんな事では あなたの人生は
真に豊かには成りません。
あなたの中が
何一つとして
耕されてはいないからです。
あなたの中に
あなたの手つかずのままの
場所が眠らされたままだからです。
その場所を
使う事を知らないから
あなたは いつも誰かから
新しい やり方を盗み続けるしか
無かったのです。
そのままでは
あなたは 一生
ドロボーのままです。
あなたは まだ
あなたの表面でしか
生きた事が無いのです。
だから
あなたには
何の深みも無いのです。
確かに
頑張ってはいるけれど
あなたが怪我をしない
安全な浅瀬でパチャパチャと
泳いでいるだけなのです。
あなたの頑張りは
本物の あなたの姿を
あなたが嫌い怖れてしまって
いる事から生まれ出ている
無用な頑張りです。
あなたの中の
弱くて 駄目で 情けない
姿をした あなたに戻らない為に
頑張り続けているのです。
そのままでは
いつか あなたは
行き倒れと成ってしまいます。
あなたの中の
弱くて 駄目で 情けない
出来が悪そうに見える あなたの
姿こそ あなただけが生きる事の出来る
オリジナルの姿です。
今迄の あなたは
あなた自身の姿さえも
あなたの理想的な姿に
演じ分けていたのです。
けれど その姿は
何処かの誰かに そっくりだったり
何処かの誰かのコピーの様な姿をして
いるのです。
あなた以外にも
あなたが真似をした人と
同じ人の真似をして生きている人が
沢山いるのです。
そんなの変でしょう?
そんな事が出来るのは
あなたが無いからなのです。
あなたが無いから
あなたは誰かの姿を
真似るのではなくて
あなたが無いなら
あなたが無いままで生きる
と言う事を あなたは まだ
していないのです。
その あなたが
無い場所にこそ
本物の あなたの姿は
何処までも広がっています。
あなたが
無い場所にこそ
本物の あなたの空間が
何処までも広がっています。
あなたは
何も無いままの
純粋で無垢な何処までも
広がる空間なのですから
誰かを真似るなんて
馬鹿げた事をしなくても
良いのです。
それに あなたが
尊敬し真似をした人物でさえも
誰かの真似をして生きていたはずです。
その行為は
あなたが その人を
真似ていた事と同じ事を
していたのです。
あなたの生きる場所は
そんな場所では有りません。
あなたの
本来の場所である
何処までも広がる純粋で無垢な
空間に辿り着き 帰り着く事こそ
あなたの人生の中で
唯一 あなたが遣り遂げる
命題です。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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