あなたが
どんな時にでも
頼りにしても良い
あなたと言うは
あなたの中の
頼りの無い 弱くて
駄目で 出来の悪い
あなたに見えている方の
あなただったのです。
あなたが
無理をしたり
背伸びをして必死で
築き上げて来た あなたが
頼るべき あなたの姿では
無かったのです。
何故ならば
あなたの表面に
築き上げて来た あなたの姿は
インチキだからです。
だって
そこには
オリジナル性など
皆無でしょう？
全てが人から
真似たものや盗んで
来たものばかりだからです。
そこには
あなたが独自で
開発したもなど何一つとして
含まれていないからです。
そんな事が
幾ら出来た所で
猿真似が上手いだけです。
出来た内になど入らないのです。
あなたの言葉は
親や周りの人達の
話している言葉を聞いて
憶えたものです。それは
あなたが一人で話せたわけでは
有りません。だから あなたが
あなたの力で出来ている事になど
入らないのです。
あなたのしている
様々な事も全てが周りから
教わったり 真似たものばかりです。
更に あなたは
物事が上手く行った時には
自分が やった事にしているのに
逆に物事が上手く行かなかった時には
誰かや何かの所為にしてしまい それが
自分の所為だと周りの人達に口では
言ったとしても お腹の中では何かや
誰かの所為にしてしまい 本当に責任を
引き受けた事など今迄に一度も無いのです。
だから あなたは
いつも何かが出来る人で
居られたのです。
それは
本当に あなたが
出来る人で有ったり
有能な人で有ったからでは
有りません。
だって
考えてもみて下さい。
出来た事は自分の物として
出来なかった事は それを教えてくれた人や
周りの誰かや或いは状況の所為にして自分では
その責任を本当には引き受けないからです。
出来た事の
成果は引き受ける癖に
出来なかった時には必ず
誰かや何かの所為にしてしまい
責任を回避してしまっているのです。
だから あなたの中では
あなたは常に物事が出来る人にしか
映らないのです。出来の良い人にしか
映らない仕掛けなのです。
本当は そんなの
可笑しいです。出来た時が
自分の責任ならば出来なかった時にも
自分の責任にしていれば公平です。
或いは 出来なかった時に
人や状況の所為にするのであれば
出来た時にも自分の所為では無くて
人や状況のお蔭で出来たのだから自分の
成果として取り入れてしまうのは公平では
有りません。それは人や状況の成果なのです。
決して あなたの成果にするべきでは有りません。
そしたら
いつも出来る
あなたばかりを積み上げ
カウント出来ていた あなたなど
直ぐに崩れ出してしまい
出来の良い
あなたなど元々から
何処にも居なかったし
でっち上げて出来た代物でしか
無かったと言う事がバレテしまいます。
そうです。
あなたが頼りにしていた
出来の良い あなたなど
何処にも居ずに 実際に居たのは
見せ掛けと上辺だけで出来た 中味の無い
姿こそが その正体だったのです。
何故 そんな事に
あなたが気づかなければ
為らないのかと言うと
あなたが
あなたの中で
いつも否定してしまい
見下し 駄目扱いをして来た事で
あなたは
あなたの中の
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
あなたは頼れないものと
見なしてしてしまい 一度として
頼ろうとはしなかったのです。
本当は
その あなたの方が
余程 頼りにするべき
存在の あなただったのです。
あなたは今日まで
本来 頼るべきでは無い
実体の無い あなたを頼り
本当に頼るべき あなたの事を
頼りにして来なかったから今の
あなたが在るのです。
あなたは
あなた自身に
今日まで騙され続けて
来ていたと言う事に一番に
気づいてしまう事です。
そして
あなたの中の
出来の悪い あなたを
頼りにして その出来の悪い
あなたで生き始める事です。
そしたら
あなたから
一斎の不安は
いつの 間にか
消え去ってしまいます。
あなたは
初めて本当の
あなたの姿を頼りにし
受け容れてしまう事が
出来るのです。
例え あなたに
何も出来なくても
あなたが本当の あなたで
生きているだけで あなたは
芯から満たされてしまう筈です。
これは
勇気を出して
挑戦してみるに
値する事です。
あなたの
心の見つめ方の
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