あなたの
目が意識が
外側を向いてしまうと
あなたは簡単に あなたの
故郷を忘れ去ってしまい
長い旅に出て行く様に成って
しまいます。
それほどまでに
外側には あなたを
魅了し誘惑してしまう
数々の物事が存在しています。
あなたが
何度も何度も
沢山の物事に誘惑され
魅了されてしまった挙句の
果てに長旅に出ては故郷を
忘れ去ってしまう日々が続き
徐々に あなたは疲れてしまいます。
そして
外側の物事の
刺激に余り魅力を
感じられなく成って
行きます。
それどころか
あなたを あんなにも
魅了した物事に あなたが
着いて行っても 何一つとして
大した物など与えてくれないどころか
何処へも
辿り着く事など
出来ない事が解って
来てしまいます。
そうなのです。
外側に見える物になど
大した物など何一つとして無く
意味の無い物ばかりなのです。
その役目は
あなたの目を
意識を外側に向かせ
続けさせてしまう事に
有ります。
何故ならば
あなたが外側を
見ていてくれなければ
あなた自身が存在する事が
出来なく成ってしまうからです。
あなたは
外側の物を
見つめ続けて
出来上がっている
存在に過ぎないからです。
あなたは
外側の物に
魅入る事に依って
それらを あなたの中へと
取り込み それを見つめ続ける事で
あなたの”俺や私”は出来上がっています。
本当は
あなたの中には
何も無い空間が広がって
いるだけなのに その空間を
見る事が出来ずに あなたの外側から
取り込んで来た 何かを置き
その置いた物に あなたは騙されてしまい
魅入ってしまうのです。
そして
あなたの中に
置いた物に魅入る事で
あなたの”俺や私”は
出来上がっています。
現実では無い
物事の方が現実と成り
その背後に何処までも
広がっている何も無い空間の
方を見えなくさせてしまうのです。
だって
何で有れ
あなたの中へと
何かを置く事など
出来る訳など無いから
現実では無いのです。
置いたつもりで
あなたが魅了された
物事の記憶の映像を置けている
だけなのです。それは実体では無く
あなたが魅了された物事の記憶です。
その記憶に
魅入る事で あなたは
実体である何処までも広がる
何も無い空間の方を見る事が
出来なくさせられてしまって
いるのです。
その実体の無い
あなたが取り込んだ
記憶に邪魔をされてしまい
あなたは あなたの本来の場所で有り
故郷である 何も無い空間へと帰る事が
出来なく成ってしまっているのです。
あなたが外側に
見い出してしまっていたり
あなたの中側に持ち込んでしまった
記憶のカケラは針の先程の小さなもので有り
あなたの本来の場所で在る記憶のカケラの
背後に何処までも広がっている何も無い空間は
果てしの無い程に広い大海の様なのです。
あなたは
わざわざ小さな
針の先の様な物事に
魅入ってしまっていた
だけだったのです。
それらは
あなたが毎日の様に
毎時間の様にして
更に
毎分毎秒の様にして
あなたが気づけた時には
あなたの手の中に有るものの
全てを手放してしまう事が出来るだけで
あなたは あなたの ふるさとの大海へと
一瞬の内に帰る事が出来てしまいます。
あなたの目が
覚めてしまう事で
あなたは本来の あなたの
場所へと 何も無い空間へと
帰って来る事が出来ます。
本当は
あなたは何処へも
出掛けてなど無かったのです。
ただ何かに
魅入ってしまっていた
だけだったのです。
何かに魅入る事で
自分の居場所さえも
忘れ去ってしまっていた
だけだったのです。
但し あなたが
何かに魅入った状態のままで
何かをするのと あなたが何にも
魅入ってなど無く 本来の あなたの
居場所のままで何かをするのとは余りにも
違う結果と成ってしまいます。
何処までも
あなた自身に正直に成り
何処までも素直に成ってしまい
あなたの中の最低の あなたの姿を
そっくり そのままで受け容れて上げて
しまう事なのです。
勿論 受け容れて
上げてしまうのは実際に居る方の
最低の あなたで 最低の あなたの姿を
受け容れて上げるのです。
それが出来るだけでも
あなたは本来の あなたの場所へと
帰って来る事が出来ます。
最低で最弱な
あなたこそが本当は
最強の あなたなのでした。
その 本物の
あなたの事を あなたが
受け容れて上げないなんて
あなたは どうかしています。
それは
あなたが いつも
最強な あなたの事ばかりを
追い求めてしまっているからに
他なりません。それが浅はかなのです。
そんな所に
本当に優れたものは
有る筈が有りません。
神様は
大いなる摂理は
あなたが最も探し出す筈の無い
場所へと最も優れた あなたを
隠しておいたのです。
だって簡単に
誰もが見つける事が
出来たならば 詰まらないでしょう?
と言うのは冗談です。
本当は最も あなたに
近い場所で誰もが探し易い
場所へと本物の あなたの姿を
置いておいてくれたのです。
なのに
あなたと来たら
何処か遠くの方ばかりを
探したり 難しい方ばかりを
探し続けていたのです。
だから今日まで
見つけ出す事が出来なかった
だけなのです。
最も あなたが
探し出し易い場所へと
置いて有ったのに あなたが
勝手に難しい方角へと探す旅に
出て行ってしまっただけなのです。
それは絶対に
何も見つけ出す事の
出来無い旅だったのです。
だから誰もが
傷つき疲れ果てて
彷徨い果てるしか無い
旅なのです。
何も旅に
でる必要など
全く無かったのです。
だって
それは あなたの
足元に当り前の様にして
元々置いて有ったのですから。
その事実に
あなたが いつ
気がつく事が出来るか
だけの話しだったのです。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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