浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2021-02-25 02:28:35 | 明来闇去
 
恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

          心の教えを正しく行うと証がついて回る


自然界に現れる現証

全国各地に講演や癒しに出かけると、
最悪と言えるくらい天候がわるいと天気予報で予想されていても、
その予報ははずれ、行き先で晴れてくれることが不思議と多いです。
たとえば、気象衛星による予測が降水確率100パーセントの地域だったとしても、
そこだけ晴れていることがよくあります。

日本全国雨雲で覆い尽くされている日でも、
お話に招かれて行きますと雲に丸く穴があいて、
その地域だけ日がさんさんと輝いている時もありました。
以前、台風十九号の時、山形の酒田にまいりました際も、
そこが台風の真っ真中だったにもかかわらず、
欠航だったはずの飛行機が飛んで庄内空港に降り立ったことがありました。
「JRも止まり、飛行機も飛んでいないのにどこから来られたのですか」と
不思議がられました。

また、連日の雨で県下にも水害が出ていた時に山口に寄せてもらいました。
けれども、その日はものすごくお天気がよかったのです。
そのあとに長門に移動しますと、長門は晴れて山口はドシャ振りだったそうです。
九州の阿蘇に行った時のことです。
野外にシートを敷き、食事をいただいていました。

雨が降りそうですね、と言っている間に、急に前方に大雨が降ってきました。
不思議なことに目の前で大雨が降っているのに、
私たちのところには降らないのです。
昔から夏の夕立ちは馬の背を越すと言います。
しかし、その時は夏ではなかったのです。
阿蘇の噴火口は昔から自殺の名所で有名だったそうです。
その人たちの霊を救って下さいとのことで、火口へ行きました。

すごい硫黄の臭いで喉が痛く、咳が止まりません。
もくもく白い煙が上がってきます。
火口は急な斜面で、一度落ちると自力では絶対に上がってこれない
巨大な蟻地獄のようでした。
火口に立って天に手をかざして祈りました。
しばらくして咳が全然出ませんので、気がつくと、なんと噴火がピタッと
止まって、煙がまったく出ておりません。
きれいな火口の対岸が見えました。
地元の方によりますと、こんなことは絶対にないことですとの話でした。

このように法に従って己を捨てて、人々の幸せのために身を捨てて
行動にしたがった時に、自然界も心を動かし、
様々な現象を示していただけます。
ただ、ふつうの生活のすべてから離れ、人々のために身を犠牲にしている姿は、
この世的に見れば非愴な姿に見えると思います。
高速道路を車で走っていて、濃霧のために道路の横の景色は全く見えないのに、
前方数十メートルはきれいに晴れていくことはよくあります。

制限時速がないドイツのアウトバーンを170キロほどで走っていた時も、
両サイドは濃い霧の海なのに前方だけは海が裂けたように視界が開けていきました。
日本中どこを車で走っていても、信号が赤になることが少なく、
赤でも近づくとうまい具合に青に変わってくれ、
ほとんどノンストップで目的地にたどり着けるということはよくあります。
しかも他の車に次々に道を譲られて快調に走りながら、
常に守られているという安心感と感謝があります。