浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2021-02-18 00:35:16 | 明来闇去

   恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より

       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る


不思議なユリの現象
自然現象であったとしたなら、ユリの蕾は必ず一つずつ別々に、
時間の間隔をおいて開花するはずです。
それが同時に全部そろって咲くのですから、奇跡としかいいようがありません。
「今話させてもらったことを神様がその通りだとおっしゃって、その正しさを
証明してくださったのです。
もし、お話が間違っていたら、こんな現証は見せていただけるはずがありません」と、
お話させて頂きました。

そういう不思議なことを見せていただくことはよくあります。
浄心庵を訪れた方は必ず目にされるでしょうが、やはり講演中に百合の花が
垂直に立ってしまったという不思議な現証の写真が額に入れて飾ってあります。
ふつう釣鐘状の花は上を向くことはありません。
上を向いて咲くと花の中に雨水がたまり腐ってしまうからです。
それが茎と同じ方向にピンと上を向いて咲いています。
茎とオシベが一つづきのように直立をしています。
正しい神理を語る時は、神の力が言葉の中に宿ります。
これを言霊と呼びます。

その言霊に自然の植物も動物もすべて感応してくれます。
念力でもなければ、霊能力でもないし、
また神様以外の霊的な存在の応援による力でもありません。
自分の力で起こしているものではなく、
神様が証しを見せてくださっているのです。
山に入って護摩を焚くとか、何もそういう厳しい行をしなくても、
日々の生活の中で正しい法をよりどころとして調和された
安らかな心で生きていけばいいのです。
もっと具体的に言うと、反省と与えられた環境への感謝です。
無償の愛の実践です。

ウィスキーの空き瓶にたまった皆さんの愛の真心の募金を寄付できたのを
神様が喜んでいらっしゃると、お話させてもらっていると、ユリに奇跡が起きた
―――ということをもっとわかりやすく説明すると、以下のようになります。
神様はこの物質や肉体の目には見える現れの世界では、
御姿を現わして直接人助けなどの善い行いをされるわけにはいきません。
神様は肉体も声もお持ちにならず、ふつう私たちには見えない存在です。
しかし、「人の目を通して語り給う」という言葉があります。

「我が行為 神の御心あらわさん 父の御心世に示さんがため」(弘)