インドのクシナガラに建立されている涅槃堂内に安置されてるお釈迦様の涅槃像です。
恩師「長尾弘」先生の祈りにより沢山の金粉・金箔が涅槃堂の空中から雨の如く降り
その幾らかが涅槃像の上にも降り下りています。
恩師はインドへは七回ほどお釈迦様の足跡を訪ねて訪問していますが、
この涅槃堂で恩師がお祈りになれはいつも必ず金粉・金箔が降ります。
~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第五、 彼岸に至る道の章
17、十六学生の質問結語
1133、バラモンよ。暗黒を払う〈目ざめた人〉(ブッダ)、
あまねく見る人、世間の究極に達した人、
一切の迷いの生存を超えた人、
汚れのない人、一切の苦しみを捨てた人、―――
かれは真に〈目ざめた人〉
(ブッダ)と呼ばれるにふさわし人でありますが、
わたしはかれに近侍しました。
1134、たとえば島が疎らな林を捨てて
果実豊かな林に住みつくように、
そのようにわたくしもまた見ることの少ない
人々を捨てて、
白鳥のように大海に到達しました。
1135、かつてゴータマ(ブッダ)の教えよりも
以前に昔の人々が『以前にはこうだった』
『未来にはこうなるであろう』といってわたくしに
説き明かしたことは、すべて伝え聞きにすぎません。
それはすべて思索の紛糾を増すのみ。