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グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

弁解不能、言い訳ばかり

2011-11-07 11:01:52 | Weblog
「ホンマでっか!?TV」という番組で、かなり前だが、
女性は排卵日に一番魅力的になるという説があった。
その理由は男性が繁殖を目的に女性に気持ちが向きやすいようにするため、だったかな。

それから、生理前と排卵日の肌の様子を観察してみることにした。
生理前は、大きなニキビができやすく、小さなぽつぽつで肌ががさついている。
排卵日は、まるでそれに合わせたように、ニキビが治まり、肌がつやつや。
繁殖の予定はないので、ただの自己満足だが、いつもより化粧映えする。

今日は、その化粧映えする日だったので、美容院へ行ってきた。
といっても、525円の前髪カット。

いつも鏡の前に座ると直面する自分の姿。
私って、こんなに肉がついてるんだ、と凹む。
服の下のだらしない贅肉が見えるようだ。…いや見えるよ。

JIS規格の日本女性のサイズを調べ、自分の体を採寸してみた。
身長以外、LとLLに当てはまった。
随分と贅肉が繁殖してしまったのう。
私は、45~48kgでS、50~53kgでM、55~58kgでLだった。
だから、現在の体重だと60~63kgでLLになるはずだ。
しかし現実は、その次の3L分の体重があるのだ。

LLのサイズで間に合うのは、きっと筋肉質だからに違いまい。
と信じていたが、体脂肪もがっつり肥満だった。
欲張りません、どうかLサイズになっておくんなましー。
全身くまなく脂肪が増えているが、収拾がつかないからと放っておいたわけじゃない。
けれども、最初の入院で増えてから、ほとんどずーーーっと60kg台をうろついている。
運動したり食事を控えめにするのに、あまり減らず現状維持にしかなってないのが現実。
こんなに努力してるのにと話すと、返ってくるのは「頭を使ってないからじゃない?」が多数派。

確かに、頭使ってない。
難しいこと考えてない。
資格などに向けて勉強してない。
働いてもいないし、人間関係に悩むこともない。
人間って、楽すると太り、考えないと太るのか。
じゃあ、極楽は大変な肥満王国だろうな。けっ。

でも、自分ひとりじゃ何を勉強したいかよく分からない。
通信教育を勧められるけど、なんか嫌なのだ。
もっと、はっきりした目的じゃないと馬力がでない。
一筋の光は、あるといえばあるのだけど。

ああ、もうっ!!
言い訳ばっかで、自分に腹が立つ!
障害年金の貯金は、学校にいける額ある。
だけど、それは夫が許さないのだ。
前例を作らなきゃ、地味な一人の作業をこなさなきゃ。
なんでもいいなら、どうでもいいのに。

うーあーあー、うーあーあー。

なんで真面目に向き合えないんだろ、言い訳ばかり。
習慣を作ること、習慣を増やすこと、習慣をこなすこと。
ルーティンワーク+α、学生時代のようにこなせるようにしたい。
発病が早かったから、フルタイム勤務したことがない。
知らないからこなせない?それは人次第?自分を甘やかしてる?
頭悪いから、分かんないよ。
でも、ちゃんと考えないとダメになる。
もう、ダメな自分の方が慣れちゃったんだ。

それでも、変わりたいのだ。

夫の仕事と私の生活

2011-11-05 09:59:32 | Weblog
私の夫は、SE(システムエンジニア)である。
その業界に詳しくはないが、結構過酷に思える。
住んでいる社宅のほとんどがSEなのだが、帰宅時間が概ね遅い。
だから、私だけではないだろうが、夕食を一緒に食べられることなんてほとんどない。

先月、夫は18日間連続夜勤(休日なし)だった。
毎日くたくたになって朝帰りで、日中ずっと寝ていた。
起きるとシャワーを浴び、一緒に夕食を済ませ、出かけていった。
最初こそ細心の注意を払い、食事内容に気を遣ったり話題を提供し和ませた。
だが、1週間もすると、毎日顔を合わせ、夕食で何でもないような話しが出来ていい生活に思えてきた。
夫と一緒にいる時間が長くなって、嬉しかったのだ。

朝の8時くらいの帰宅が多かったので、6時半か7時には起きて、帰ってくる前に洗濯は済ませることにした。

朝、目覚めると、まず窓を開け換気し、鉢植えに水をやり、猫の食事を用意してから、顔を洗う。
パジャマから着替えて、洗濯を開始し、自分の朝食(夫は自分で買ってきたいらしいので)を済ませる。
前日に残していた家事やトイレ掃除をし(私はトイレ掃除が家事で2番目に好き、1番は食器洗い)、大体洗濯が終わる。
早い時は、この位の時間で夫が帰って来るのだが、そう頻繁ではない。
洗濯物をベランダに干し、掃除機をかけると、私は満足し、タバコを一服する。
この時点で、まあ遅くても大体8時半くらい。

9時までに朝の家事が終わると、とても自由なのだ。
自分のしたいことは自由に選べるし、お店の開店時間にも十分間に合う。
だが、私の自由は、午前中だけなのである。
シンデレラよろしく、昼の服薬を12時飲めば、だるくなって活動なんてとても出来ず3時間は寝てしまうのだ。
だから、朝の限定3時間は、貴重で有意義に使いたいので、集中して本を読んだり用事をこなした。

一方で、夫は日々弱って行った。
段々、顔が黒くくすんで、段々寝室が臭くなっていった。
仕事内容は書けないが、とんでもない事態でちっとも上手くいかないらしい。
突然前触れもなく、夜の10時から勤務なのに、夕方6時に家を出ると言い出したりするので、
私も昼寝から目覚めると、すぐに洗濯物を取り込んで、夕食の用意をし始めないと間に合わない。

でも、こういう生活をしていたら、今思えばルーティンワークとなっていた。
これこそ、社会リズム療法ではないか。

実は、新宿文化センターで行われた「NHKハートフォーラム」に参加していたのである。
社会リズム療法の最低限の5項目を記録し始めることにした。
夫の愛するエクセルで、エクセルと相性の合わない私が、夫を頼らず作ってみた。
項目は、起床・人と初めて接触・仕事開始・夕食・就寝の時間と、それぞれの目標時刻。
後は、その日の気分を-5から+5までで記録するのだ。

やってみて、目標時刻なんて最初から決められなかった。
だから、最初の1週間は、とりあえず結果だけ記録した。
それだけだと、心もとない気がしたので、外出先や普段と違う出来事などもメモした。

たぶん、目標の起床は朝7時、夕食は夜7時、就寝は夜10時半になりそう。
人と初めて接触・仕事開始は、なんとも難しい。
私の場合、夫におはようを言う時間と家事を始める時間になるのかな。
この2つは、あんまりしっくり来ないのだ。

さて、もう11月になったが、夫はまた夜間勤務が始まった。
「また~?もうSE戦士だね」と言ったら、「いや、オレは勇者だ!」と。
それなら、仕事好きの正義感あふれる体育会系理数思考の勇者ですな。
痩せていても、サッカー部の名残で筋肉があり、とても美しい体型だった夫は、
1年で6kg痩せて、ひょろひょろの薄っぺらになってしまった。
服は、スーツも含めて、ぶかぶかでみごとにサイズが合わない。
それなのに、忙しいとそのままにしていた。

先日の文化の日、夫は本当に久しぶりに丸1日休みとなった。
休ませてあげたいが、スーツ、靴、喪服、Yシャツなど買ってきなさいと説得。

「ベースの修理と無線LANが優先、スーツは買いたいけど、靴や喪服なんて優先しないから!」

それでも、私が呪文の言葉(非公開)を唱えると、「そうか…」と分かってくれた。
戦う勇者よ、人生は思い通りにばかりならんのだよ。
そして、勇者は今朝も朝帰りして、HPを回復しているのでした。

病気の手触り

2011-11-01 10:16:35 | Weblog
My sluggish life is maintained my health.

体がだるい。
のろのろ運転でも自転車はきつい。
背中が重いし鈍く痛い。
食事なんてほとんど作ってない。
やる気がないので煙草が倍に。
テレビも漫画も面倒だ。

My cat poked me out of my slumbers.

薬のためかよく寝る。
朝も昼も夜も。
でも、飼っている猫がまどろみを邪魔する。
無視しても撫でても何か主張している。
猫の知能はせいぜい人間の2歳らしい。
ただ一緒に居たいのと遊んで欲しいのだろう。

I've lost my sanity.
There's little prospect of full recovery, I'm afraid.
I'm insecure about my life.
The future doesn't look promising.

それでも時間は進んでいく。
だから、私も進んで行こうと思う。

合計6万円弱

2011-10-31 08:41:40 | Weblog
下痢も落ち着いたし、生理にもなったので、躁転の告白をしたい。

私は、軽躁になると「社会的貢献活動」に走ると、以前書いたのだが、
「衝動的な買い物」もしてしまった。

まずは、普段行きもしない伊勢丹で14700円もする白いシャツを買った。
白いシャツは、確かに着まわしがきくだろうが、あまり買わないというか買えない代物。
試着して、あまり気にいらなかったのに、これでいいやと軽い気持ちで買った。

家に帰ると、持っている服にはどれも合わず、馬鹿な買い物をしたと後悔した。
しかし、翌日になるとまた新宿へ向かい返品、返ってきた14700円。
それの足で、ZARAの安い服やストールを合計5点、だいたい同じ金額で買った。

実は、その前の週にもワンピース(店員曰く、ドレス)を買ったばかりだというのに。
このドレスワンピース、確かに気にいったが、たぶん着て行くところがない。
同じくして、例の5点も、何かと不都合があった。
普段なら、安かったしまあいいかと済ませるのだが。

それから、いくらも経たないのに、靴を下見に行った。
思うような品物はなかったので、プラプラ歩いていた。
今年は、どこのお店もチェック柄だなぁと見ていたら、お店に入って手にとって見ていた。
そこで、またしても、私は衝動買いに走ったのだ。

2400円の室内履き、1万円のネックレス、14700円のスカート、14700円のカーディガン。
15000円以上の買い物は、夫に相談するという確約があったが、1点ずつみればセーフと見なした。
それで、合計だいたい4万円。

4万円って、さすがにやばいよなという気持ちがあったのだが、絶対手放したくないと思った。
帰ってきて、すぐに値札をはずし、箪笥の奥にしまった。
2週間もすれば、返品できないだろう、それまで隠しておけば、私のもの。
後になって、夫に聞かれても、値段はごまかして報告すれば問題ない。
そんな気持ちで、レシートも捨てた。
たまには、私だって、質のいいものが着たい。
フリーサイズだから、痩せても着れるんだから。

と言う訳で、短期間で合計6万円弱の買い物をしたのだった。
何時ぞやは、躁転するのが怖いという理由で、コーヒー1杯飲むのも躊躇していたのにねぇ。
家族以外の人と接触したら、翌日は昼まで寝ていようと行動を控えていたのにさ。
1万円を超える買い物は、必ずお取り置きで冷静になってからと決めていたし…。

パァーンと引っ繰り返しちゃったよ、私って奴は。

馬鹿だなぁと思う。
そこまで取り返しのつかないことでもないのが救いだ。
だけど、馬鹿だ。
症状だと気づけよ、こら。
隠蔽工作してんじゃねーよ。

とほほ…。

11月は全部白紙

2011-10-26 18:25:19 | Weblog
まあ、主にボランティアと母との旅行なのだが。
あと、スポーツクラブも休会しておけばよかったかな。
20日〆だから、来月の会費もったいないな。

あと予定を過ぎたのに生理が来ない。
生理が来れば、地面に着地できるんじゃないかと思うのだけど。
今朝は、6:40に起こされて不機嫌だった私。
夫が気を遣ってくれたので喧嘩にはならなかったが、
8:00に出発するのなら、一人で起きて過ごしてよ。

本人曰く、夜勤の時差ぼけっていうけど、寝てる私を起こしたのは寂しかったの?
だらだら録画番組みるためなら、そっと起きて勝手に食べて過ごして欲しかったな。
ゆっくりだらだら付き合うことが出来なくて、つい洗濯して干してしまった。
少し寝て、なんだか気になって仕方なく、布団も干しちまった。

ボランティアの人に、どうやって来月いっぱい休むと伝えよう。
10月は、あいまいに「体調不良、だるい」と伝えた。
甲状腺のことは知られてるので、その延長みたいだしいいかなと。
でも、連続で来月までとなると、不自然じゃないか。
かといって、他に気のきくもっともらしい理由が見つからない。
本当は、ボランティアなんだし、まだ戦力じゃないし、深く繋がってもいないから、
こんなに悩むことはないんだ・・・と思いたいけど。
なんてメールしよう、いっそのこと電話が楽か。
近所で出くわすこともあり得なくはないし。

あと、懸賞で当たったというバス旅行に母と行くはずだった。
昨夜、そのことを電話しようとしたのに、薬のことなどしつこく聞かれ、
適当にあしらってこちらから切ってしまった。
キャンセルのこと言ったっけ。
まあ、状況は分かってるはずだし、言ってないとしても察して貰おう。

別件で、腸がおかしい。
あまりにも蠕動していて怖い。
活動は、ほどほどにしませんかー。
私も、出来る限り、合わせますからー。

脆弱性は増すのか

2011-10-24 20:18:05 | Weblog
メイクを落として、コットンパックをしてもらって、お肌がきれいになりましたよ
って言われたら、期待して鏡を覗くのはいつもウキウキの瞬間なんだ。いつもだったら。

どろ~~んって、目の下、ありえないくらいマスカラにじんでる。
化けて出たおばけみたいな目元は、もはやお肌ですらないの?
何を見て何を表現したくて、さっきの言葉を言ったの?ルーティンワーク?

あっけに取られていて聞こえてきたのは、白くなったでしょーって。
はぁ?!目の下真っ黒ですけど!!

言ったさ、マスカラ落ちてないですよねって。
あ、そうですか~って、拭いてたけど、落ち切ってないし。

席を離れどこかいったので、自分でティッシュで拭いてたら、
勝手に化粧品選んで、メイクもしますよねって、余裕顔。

え、得意なのはこっちですとでも、言いたい訳?

眉毛のお手入れは断ったが、くどいほど切りましょうかって、だから断ったろが。
アイライン、グリグリ強引に引くから、痛いと言っても、怖いですかと聞き返す。

さっきから、私と会話が成り立ってないぞ。

っていうか、この人、本当にこの仕事で生活費稼いでるの?

前にも、散々、人のこと仕事バリバリしてそうって褒めといて、
主婦だと話すと、主婦を褒める言葉は一つらしく「うらやましわ~」。

今回も、おんなじ、仕事バリバリ、主婦、うらやまし。
で、その後トーンダウンして無言、ねぇ、プロとしてどうなのかなぁ??

化粧品も私の好みや新色から選びたかったのに、オレンジ系シャドウと白っぽいピンク。
あああ、案の定、肌になじみ過ぎてさえない目元、妙に浮き上がる唇。

私は避けた方がいいと言われている、いや避けるべしといわれているコンビネーション。

帰って速効落とそうと、何も買わずに、イライラしながらも堪えて、店員に目も合わさず会釈し去ろうとすると、
影から申し訳なさそうな古株のいつもの店員登場、いつも豪快な存在なのにしょんぼりしてる。

もうムスッとした顔みられたよね、…でも、あなたのリンパマッサージやアドバイスは最高なのよ!

と思ったが、あの不快極まる時間は、あんたの部下の仕業だろ、もっと教育しとけ!、と言う「気分」で一瞥。

トイレに入って、鏡を覗いたら、もう目の下にじんでるし。

あいつ、ただの下手くそかっ、顔思い出してまたムカつくわ!



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と、いうような体験に、こころが荒れすさんでいたが、夕食を作っていると、携帯に電話が。
手を洗って慌てて出たら、友達が時間を作って電話してきてくれたのだ。

いま、赤ちゃんが子供向け番組に夢中になってるから、なかなかタイミングつかめなくてごめんねって。

全然悪くなーい、そんなの気にしなーい、というかこのタイミング、あんたは天使だーーー。

すっかり毒が抜けて、話が弾んで楽しかった♪

夫の都合で、たった12分の会話だったけど、私がいて友達がいた。たぶん心の中にも。
100km近く違うとこに住んでいるのに、同じ話題で笑えるってこんなにも尊いものだったのね。



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この二つの体験で、「脆弱性」という言葉が浮かんだ。

普段なら、こんなに腹が立って、こんなに幸せにならないかもしれない。
前に腹が立ったのも、今回のも、生理予定日前日ドンピシャなのである。
躁転で入院していたのも全て生理前、というか入院すると翌日生理みたいな。
気分が高まっちゃうんだね。

明日は通院。要相談。そして、今夜は頓服飲もう。
うん、やっぱ高いな。。

ででで、出来たっ!!

2011-10-23 11:12:22 | Weblog
昨日、友達にメール出来たらと書いたが、なんと今朝その友達からメールが!

「メールアドレス変更しました」っていうやつ。
だから、私だけでなく、登録者全員に送ったと思われる。

しかーし、私にとっては貴重な1通。
即、メールを返すことに決めた。
昨日のあの「お気に入りの喫茶店」の件で、誘うのだ。
でも、強引に約束させるニュアンスだと迷惑だろうか。
うーん…。

そうだ、この前のランチのこと、話した後自分で思ったことを加えよう!
ランチに誘うのは、ほのめかす程度の、おまけ位の割合なら、いいかもしれない。
閃いた文章をささっと入力して、送信。

わ~、出来た。私、出来たよーっ!!
もう、これだけでも満ち足りるくらい、嬉しかった。
実現したらもっと嬉しいけど、もし実現しなくても一方的でも伝えられたのが喜ばしい。
よくやった、自分。
自然に湧いて出た、私の意思と行動に幸あれ。

でも、よく考えたら、前に会ったときセーター来てたな。
そうだ、あれは晩秋か冬の日だった。
ってことは、1年ぶり!
そんなに友達に会ってなかったなんてショック。これが現実かぁ。
私の存在なんて、彼女の生活の1%にも満たないんだろうなぁ。
そんな風に思うと切ないけど、私は大切にしたい友なのだからこれでいい。
たとえ、返信がなくてもそれでいい。あったら、嬉しいのはもちろんだけど。

なんて書きながら、もう何を着て行こうかな、なんて考えている。
頭の中のコーディネイトは、何だかんだ、全てボツ。
昔から、私とお出かけする友達は私に合わせようと服選びに悩むほど、私は無頓着だった。
つまり、私と連れ立つのに、控えめというか上手く手抜きしなければならないのだ。
たとえば、背の低い私のために高いヒールをやめるとか、洗練された白いTシャツGパンだったり。
そのつまりは、好きなファッションが出来ないの、やぼったい服の私と並ぶには。友よ、すまなんだ。

言い訳をすると、当時わざと魅力的でない服を選んでいたのだ。
それは、痴漢に合う頻度が多くて、気持ち悪くて怖かったから。
アリスのトロピカル・ヘルシー的なファッションは好きだし、周りの評判もよかったが封印した。
それからは、TシャツにユニクロのGパン、もしくは、ボーイッシュな古着にノーメイク。
もさい服だと痴漢は激減し、同時期から徐々に太っていった。
それでも、デートだからとたまにスカートを履くと、また痴漢や身体が魅力的だとバイト仲間が豹変した。

男友達にそれとなく聞いてみたら、私に隙があるからだという。
それからは、キッとした顔と姿勢を電車の中で試みたら、席をゆずってくれないことを怒っているように思わせたみたい。
だから、もう面倒くさくて、車デート以外はスカートを含めた女性らしい服を封印したのだ。
でも、彼の実家に遊びに行った日、彼がその夜に風呂場を覗かれそうになったと話した。
自意識過剰かもしれないが、私の家だと思った変質者がやったのでは?!と怖くなった。
だから、ダサい服の方が落ち着くし安全でいいと思い、なるべく近い場所へは原付で移動するようにした。
加えて、バイトの福祉施設(制服なし)に着るための汚れてもよい機能的が増えていった。

今となっては、もう痴漢にあう年齢でもないし、太って魅力的には見えないし、堂々と好きな服が着れる。

だけど、服が選べない。
欲しい服が売っていない。
ファッション誌で調べても、サイズがない。
通販は、サイズ豊富で安いようだけど、試着して返品するとなると、面倒。
身体を服に合わせられれば、一番いいのだけど、一番難しい選択だ。

地道に5~6kg痩せても、再発するとそれを上回るほど太るので、年々体重は少しずつ上昇傾向。
本当に食事には気をつけている。
栄養バランス・たんぱく質量・脂質量・総カロリー・食べ方・時間。
血液検査は、パーフェクト。
肥満だけが問題なんだよなぁ。

私の住んでいる街は、肥満女性が若者も含めて比較的多い。
オシャレな肥満女性がごくたまにいるが、どうやって服を調達しているのだろう。
私は何を着ても似合わない気がするし、全身が映るショーウィンドーを見るたびに凹む。
芸人バービーの着痩せ特集が載ってる雑誌を、夫に報告しながらこんな服が欲しいと言った。

「土台が良くなきゃ、大して変わらないよ。」

土台ですか…。
いま現在の、より良い見栄えを望むのは、無毛ですか。
もがいて、いつか、楽しんでやる。
いつも、靴だけは自分の好きなものを選んできた。
今年は、プラットホームのくるぶし丈が欲しいな。
本当は、私だって、着飾ってしゃんと歩きたいんだから。

秋に想う

2011-10-22 13:01:28 | Weblog
えー、おっほん。

ワタクシ、軽躁を(軽躁発覚から)2週間で落ち着かせることに成功しました。
ワタクシの躁鬱病の経緯から、最短記録でありました。
更には、体重増加を1kgに抑えたことは、誉れ高きこととして、
リカルデントガムを「最優秀助っ人賞」としてここに授与します。

私の躁は、睡眠時間の減少ではなく、社会的貢献活動に駆られることから始まる。
トリ先生は、「あ~、世直ししたいのね」と言ったが、そう言われと恥ずかしすぎる。
なんと利己的な。自分ありきの世直しって、本当にハタ迷惑だ。
でも、途中まで進めた「世直し」は取り消せない事実であり、当時はいいことだと思っていたから、
前向きに頑張っている自分に酔いしれ、ガシガシ行動していた。

周りは、どう思っていたかと考えると・・・、消え入りたいほどではないが、気まずい。
謙虚な気持ちで、フォローすることすら、気まずい。
自分がいたたまらない、ああ。

さて、最近は漫画レンタルを定期的に行っていたが、また面白いものに出会った。
「七人のシェイクスピア」だ。
作者は「ゴリラーマン」や「BECK」のハロルドさん。
よくもこれだけ作風を変えられるなと感心する前に、ぐいぐい引き込まれる。
でも、時間軸がよく飛ぶので、完結してからまた読み直すつもり。
とりあえずは、次の5巻が早くレンタルされるのを願う。

そういえば、最近の収穫は、漫画だけではなかった。
「東洋思想がわかる辞典」という高校生でも読めるような文体の絵のやたら多い本。
もう、何年も前に買っていたのだが、読みたいけど読んだら躁でとんでもないこと言うんじゃ、
などと考え、本棚に並べるも封印していた本だったのである。

思想と宗教は、結構密接で、国策などとも深く絡んでいる。
そして、思想は歴史とともに変化し、支持されたり異端とされたり。
また、一つの思想に取り憑かれて、情勢を頑なに顧みなかったり。
思想が世を改め、思想が世を壊していくという歴史。
初心者向けなので、噛み砕いた説明が読みやすかったのと、私があまりにも無知だったので、
推理小説を読むように楽しんでかつ興奮してページをめくっていた。

「思想」というとなぜか過激派を思い浮かべる。よくないイメージで。よく知らないのに。
そして「自分の考え」は言ったり聞いたりできるのは易いのに、○○の「思想」ではと聞くと、
少し構えてしまうというか、鵜呑みにすまいと心をガードしてしまう。
こういうのも、利己的な考えで、性善説でも性悪説でもなく、これまでの経験からの反応である。

見方を変えると、こんなにも違うものかと驚く「思想」。
読んでいく内に、本を離れ、自分の見聞きした出来事や不思議な余韻だった本のエピソードが浮かんだ。
なんとなく、うっすらとヴェールに包み込まれるような感じ。
知ると、優しく強くなれそうな気がするのだ。
少しだけ西洋思想にもふれていたが、方向性が逆なのに、同じことを突き詰めようとしているのが印象的だった。
まあ、ちょっとだけカジッタ程度で、この感想なのだから人とは不思議なもんだね。

「読みこなし使いこなし活用自在」シリーズは、東洋思想の他に、哲学、心理学、現代思想、歴史があるので、
古本であったらゲットしたいかも。
読書の秋が、まさか31歳になって初めて送れるとは、過去の私には想像出来まい。
あとは、心の交流、つまり友達なんかと言葉と心のキャッチボールが出来たらなと。

とってもお気に入りの喫茶店を見つけたから一緒に行かない?

たった1行をメールで送ったら、歯車が動き出すのに。
私のとっておきの友達と繋がっていたいのに。
もう言い訳なんて考えたくない。
会いたいよー、笑いたいよー、もっともっと同じ時間を共にしたいよーー!

「鈴木先生」を読んで

2011-10-03 09:26:27 | Weblog
先日、またしても社宅敷地内で近くの中学生がタバコを吸ってたむろしていた。
一応社宅の方針では、警察に即通報とのことなのだが、名前とか言いたくないので、
直接、中学校に電話した。今年で3回目。

ちょうど、現場が家から見えるところ(そもそも洗濯物を取り込もうとして発見)だったので、
カーテン越しに一部始終見ていた。窓は閉めていたので行動だけ。

まず、一人目の男性教諭が走ってきて、座っている男子生徒の肩に乗った。半分ふざけるノリで。
そして、大きな声で「分かったよー!やめるってばぁ」とその男子の声。
その後、4,5人の先生らしき人も加わるが、誰も怒鳴るでもしかるでもなく、和やかなムード。
そして、自転車2台で3人の男子生徒は先生らと帰って行ったのだが、ここからが一番腹がたった。

やつら、自転車に乗りながら先生と敷地内を移動したのだ。
しかも、3人の生徒に対して自転車は2台。当然、一組は2ケツである。

私有地の敷地内に無断で入ることすら失礼なのに、その上タバコまで吸って、
しかも指導者が駆け付けたにも関わらず、挙句の果て2ケツ。
和やかに帰って行ったその集団に、怒りやら悲しさやらとっちめたい想いやら、カーっとなった。
しばらく、2度目の苦情の電話をしようと思ったが、ぐっと堪えて母に愚痴を聞いてもらった。
母は、ニュースなどで随分学校の方針が変わったとは知っていたとは言え、そんなことがと呆れていた。
私が許せないポイントと仕方ないと思える線引きが、頭が混乱してはっきりと言えなかったが、母は察してくれて、

「グミは、人の嫌がることも率先してやるって昔から言われてたものね。」

私は、今回は自分が嫌な思いをしているので、なぜそんなことを引き合いにだすのか分からなかった。
苦情の電話の件とは違うことを指しているように思えた。そして、母は

「今回は、先生がおかしいよね。そういうこと気づかないで見えなくなってるか、知らないで育ったのかもしれないね。」

上手くまとめた。もうそれが私の言いたかった主張だ。
でも、何だろう。このもやもやとした気持ちは。
すっきりするどころか、もっと深みにはまってしまった。
私は「それ」から気を逸らすように、もう教育委員会に匿名でこの件を知らせた方がいいかと聞いた。

「そうしないと伝わらないかもしれないけど、それは止めた方がいいと思ってるんでしょ?」

的中。母よ、お見通しだね。
あんまり頭にくると、非現実的かつ実行可能な極端な表現をしたがる私を知ってるね。
だから、私の結論は、保留ということだ。
そして、躁転注意のお達しももらった。分かってるって。

それから、しばらく経って、漫画を借りに行ったとき、たまたま自分の読もうと思っていたものがなかったので、
何か他に条件(10巻程度で完結)に適ったものはないかと探していたら見つけたのだ。
随分前置きが長くなったが、これがタイトルの「鈴木先生」である。
パラパラ最初だけ読んだところ、手塚治虫をシュールにしたような手書きの絵だが、かなりインパクトのある内容で
先が全く想像できないのもそそられて、全11巻を借りることにした。

これを書くといかにもな反応が起こるだろうが、第1話のタイトルが「げりみそ」。
問題行動などなかったある男子生徒が、給食がカレーの時そのように発言し、問題となる。
なんとかしてくれという女生徒、なぜなのか見ていれば分かるという問題の生徒。
その現場で何か見逃して、しかも自分には分かっているような確信があるとぼやけながらも気づく担任。
それが「鈴木先生」の始まりなのである。ここまでが立ち読みした内容。

借りて家で読んでいると、物語に沿って、様々なことを思い出し、また物語に戻ると、
今度は新しく過去の見かたが変わって修正されたり、とても苦しくて、逆に救われた。
その魅力は、悩んで苦しんで希望通りでない結果でも諦めなかった人には分かる。
というか、ほとんどの人が自分に置き換えられるはずだ、と私は思う。
ただ、絵がシンプルではないのと字がかなり多い。
そして、鈴木先生の悩み(時に妄想)は、目も当てられないくらい追いつめられた状態が基本であるので、
読後感は、すっきり&ぐったりがほぼ同時にやってくるのだが、くせになりそうだ。

集中して、情報を見逃さないで、悪い想定を超えるような案も用意して、それでも失敗して・・・。
って、そりゃ疲れるのも当然だわなと思うけど、とっても魅力的だ。
私がそういうのしてたのって、いつだったろう。
あの頃の私にどんな言葉をかけたら、いや今からだってどうやったら変われるんだろう。
あの頃には戻れないのは分かってるし、あの時本気で立ち向かって自分を信じられたらって考えても、
その事実は変えられないのも分かっているんだけど。

こんな病気になっちゃったからって、真っ当な事実もあるけど、言い訳がましく使いたくない。

私が選んできた過去、私が選んでいく未来。
これらは、なんかキレイに見ようと思えば、そう出来る。
でも、問題は今。現在と現在進行中のこの時間。
もちろんススンデ喧嘩は売りたくないけど、自分とはいつも勝負なんだよなって、
鈴木先生の葛藤と人間らしさで気づかされたような気がする。
私は、勝ち負けに固執するのは嫌だと他人事で思うけど、自分では損得がおおきな物指しなのだ。
「友情は損得じゃない」と言い切れる人を、軽蔑するし距離を取るし、でももしかしたらと期待もする。
それは、自分の保身であり、本能的な危機回避であるから、責められようとすぐには何とかできない。
そして、そんな口に出して言えないような暗く染めて見ないようにしてきた部分を、自ら恥をさらしながら
ハッと気づかせてくれたのが鈴木先生という漫画だった。
恩師とか友人でなく漫画でって…と自分でも受け入れづらかったけど、丁度いいタイミングで読めてよかった。

そして、やっぱり対面じゃなきゃ通じ合えないところというのは自分にとって大事なんだなと。
発病以来、自分から友人へのコンタクトをするのが怖かったので、会わない方がマシだと自分に言い聞かせてきた。
でも、それもそろそろ終わりにしようと思う。
まずは、そういうの止めにしたいと思っている自分をちゃんと見ようと。
客観的な自分も、主観的な自分も、どちらも大事にしたい自分も。

長くなったけど、そんなことを考えていたら、私の一方的な決め付けって他の色んな人や立場の人の考えると
もっと謙虚に礼をわきまえなければ伝わらないし、相手の考えも理解しようがないと思うように。
中学生の件は、本当に必要だと思ったら、正式にアポを取って、訪問すればいいというのが、今の結論。
それに付随して、色々考えられたのは得だった。
さらに、これが躁転の引き金となったら損だけど、ここでフラットに戻せたら大損ならぬ大得。
ものは考えようだし、考えるのはやめられないし、考えるのに弊害がおこるからこそ双極性障害は重病なので。
本日は、校正なしに勢いのまま投稿します。

小さな道

2011-09-28 17:21:49 | Weblog
最近、何だかんだ体調が安定しているので、何をしたら一番良いのかと考えていた。
運動したり、食に気を遣ったり、放っておいた手間のかかることを片付けたり。
でも、本当に優先すべきことは、別のことだった。
基本中の基本、周りからも言われ続けていたこと。

IT’S ROUTINE WORK!

ああ、そうさ。
私ってば、全然規則正しくない。
前々から、学校の授業みたいに時間割があったらいいのにとは思っていた。
一応、記録がてら、家事管理表はまだ継続していて、毎月の流れは良好。
問題は、起床・二度寝・夢遊食などの睡眠問題と余暇の充実かな。

睡眠を入眠から書くと、ほぼ毎日夜の10時には睡眠薬を飲んでいる。
が、しかし、その後タバコを一服とストレッチ、ついでに携帯でネットなんぞもやっている。
これが私にとっての入眠儀式と言えそうだが、睡眠薬を飲んだらすぐ床に就くのが正しい。
そして、うっかり時間が経つと、半分眠りながらいろいろ食べているようだ。
うっすら覚えているのもあるが、朝になって台所で食べ散らかした汚れに正直引く。

夫が出勤すると、甘い誘惑が二度寝である。
最高の贅沢に思えるが、実際はそこまで価値がない。睡眠足りてるし。
ぐっと我慢するには、夫より前に起きて、顔を洗って、着替えて、布団に戻れないようにする。
そして、まだ眠いのをこらえ、よく噛んで朝食で目を覚ます。
こんな風に、一日の始まりでさえ、私にとったらハードなのだ。

午前中に家事や通院やボランティア、午後にスポーツクラブや買い物。
夕方になると、夕食作り。

こんな風に並べると、簡単に見えるかもしれないが、簡単になんてこなせない。
体調が悪ければ最低限でいいと納得できるが、体調が良いと欲が出る。
欲とは、一種の「こうなればもっと良くなる!」というアイディアの一つではないか。
余裕があると、うっかり思いついてしまうので、手をつけずにいると思い出す度に嫌になる。
何度も嫌な思いをするくらいならいっその事…と始めると、今度は他のことまで見えてしまう。
特に発生しやすいのが、家事全般である。
何気なく暮らしていた家が、問題点の多い居心地悪い場所になる。

視点が変わると恐ろしい、これぞ「お掃除の連鎖」。

これが起こると、毎日毎日、やるべき家事が増えて行くので、優先順位をつけるのだがそれも上手くいかない。
なぜなら、一つは天気によって予定が崩されることが多いからである。
もう一つは、優先順位が決め難く、どうしても複数同時に(あれもこれもそれも)やらざるを得ない場合があるから。
これを未然に防ぐには、前倒し作戦しかない。
ターゲットを絞り、目標を達成するためあらゆることを把握し、実行する。
実際は、ターゲットが次々と現れ、必然的に精神的にダメージを食らうなんてこともあるけど。
はたして私は、几帳面だから気になるのだろうか。
ズボラだからすぐ汚れるとも考えられるし、汚くなる前にもやる習慣がないのもよくないのかも。

ROUTINE(いつもの手順、決まってすること。アクセントはティのとこなので注意)

記録よりも、今は日課をこなすのが課題のようだ。
決まったことというのも、誰かに指示されるのではなく、全部自分で考える。
起床、朝食、洗濯や掃除、昼食、スポーツクラブや買い物、夕食、風呂、就寝。
これっぱかだが、私の脳内でさらに細分化すると、様々な想定、いや、結構な邪心が…。
今まで、寝たいだけ寝て、やりたい家事で済ませ、余裕があったら別のことをしていただけなんだなぁと。
改めて、ルーティンワークの大切さとそれをおざなりにしてきたツケというものを感じた。

そして、これからの生活を見直すべく計画を立て始め、3日目の今日。
早くも撃沈。もう駄目だと計画は撤収。たったの3日で。

どうやら、ルーティンワークというものには、「ウォーミングアップ」という手順を忘れてはいけないようだ。
そうさ、そんなすぐに出来たら、そんな言葉すらないよ。
といった具合で、布団ですねていたら、小一時間で回復。
嬉しいけど、あれは仮病だったのかと自分が信じられないような戸惑いが。
まあ、今となっては本当に疲れていたのだと分かるけど、あの時はすっかり打ちのめされたね。
でも、ゆっくり時間をかけながらだけど、衣替えという大仕事が済んだので結果オーライ。

ROUTINE

語源は、小さな(ine)道(rout)。
小さな道を通らずして、目的にはたどり着けまい!
ということで、地道にがんばります。