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グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

お伊勢さん

2011-09-19 12:54:20 | Weblog
バス旅行、第2「談」。

今度は、伊勢神宮がメイン。
と言っても、1日目は移動だけで終わってしまった。
2日目は、自由行動の予定だ。

しかし、前日になって、寄ろうと思っていた鳥羽の店がほぼ定休日と判明。
仕方なく、志摩スペイン村という遊園地へ行くことに。
ガイドブックを見ても、いかにもネズミーランドのパクリのような。
心が重くなって、もやもやしながら眠りについた。

ホテルが志摩にあったので、歩いてスペイン村へ行った。
駐車場、ガラガラ。予想していたけど、あまりにもガラガラ。
ネットの口コミで、スペイン村の乗り物は10分も待たないで済むとあった。
これは、本当に本当に本当である情報であった。

もう一つ、「名前は忘れたが、女の子の猫(の着ぐるみ)がすごく良かった」との情報も。
これは、入り口を入るとすぐに現れた。
名前は、ダル。ピンクのフラメンコ衣装だ。
このダルが、私の冷めたテンションを一気に上げてくれた。
一緒に写真を撮って笑い、ジェスチャーでいろいろ教えてもらった。
楽しい気分になって、ガラガラのアトラクションへ。

最初に、遊園地にはよくあるブランコのような舟へ。
怖いけど、こういう定番のものは楽しい。
次には、ピレネーという吊り下げ式ジェットコースターへ。
小学生が10人ほどいたが、私たちは後から来たのになぜか最前列へ。
夫が怖くてどうすればいいか聞くので、持ち手をしっかり握って、
脇をしめて、頭はおもいっきり後ろへ着けるよう伝え、スタート。

キャーキャー叫びながら楽しんでいたが、隣の夫の声が聞こえない。
ふと、横を見ると、夫は頭を垂れて目をつぶって顔は虚ろ。
失神しているのかと焦ったが、よぼよぼ降りてきたので安心したら、
どうも首が痛いらしい。
ジェットコースターでムチウチって、どんだけ揺さぶられたんだか。

あとは、フランメンコショーを見て、迫力に圧倒された辺りから、全部回ってみたくなった。
ということで、敷地内はほぼ制覇。
開園開始9:30に来たのに、1:30まで満喫してしまった。
駅までのバスが1時間に1本なので、猛ダッシュしてギリギリ間に合った。
さあ、次はいよいよ伊勢神宮だ。

伊勢市駅から、歩いて外宮(げくう)へ。
こちらは、日本の神様の頂点である天照大御神のお食事処とその用意をする
豊受大御神(とようけのおおみかみ)という衣食住の神様と他のいくつかの神様の場所だ。
たまたま近くにいたガイドさんが一緒に説明を聞かせてくれて、ここはお願いにくる所でないと知った。
今までもこれからも自分以外のことや人のことも、感謝する神社なのだ。

ただ一つ、多賀宮(たかのみや)というところはお願いができる。
なぜなら、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)という活発な魂が祀ってあるからしい。
このことについては、未だおぼろげな理解なので上手く説明できない。

でも、神様に感謝するということは、なんともありがたいことだ。
今までの嫌な出来事も病気のことも、これでいいって思えてくる。
ちゃんと、守られていたんだって。
1500年の歴史があると一言にいうには表せられないような壮大で清らかで温かい場所だった。

そんな神聖な気持ちを切り替えて、次は松阪へ。
もちろん、お目当ては松阪牛。
今年は、結婚記念日のお祝いをしていなかったので、奮発した。
和田金。
このお店、全国的に知られる有名店らしい。
美味しい松阪牛が食べたーいと軽い気持ちだったが、店の中には仲居さんがずらり。
ガラス越しに驚いて、店の前を通過してしまった。
呼吸を整え、いざ入店。
仲居さん2人に個室に通され、自分達が場違いな客であるであることに戸惑った。
ほぼ終始仲居さんが世話(焼いたり下げたり)してくれるので、夫は緊張したのか無言。
私も疲れていたし、食べて飲んで、たまに仲居さんに質問したり。
高級店は、どう背伸びしても馴染めないみたい。
帰りのタクシーのおっちゃんの気さくさで、なんだかやっと気が楽になった。

3日目は、いよいよ内宮(ないくう)。
伊勢神宮のメインはこちら内宮で、敷地も一番広く往復2km以上。
伊勢神宮はすべて合わせると、伊勢市の4分の1もあるという。
こちらは、天照大御神のお住まいである。
外宮は左側通行だが、内宮は右側通行。
そしてそして、真ん中は神様の通り道なのである。
あまり目立たない石が仕切りなので、知らないで真ん中を通る人もいた。
なんというか、一つ一つに意味があるんだと知るとと、よく分からなくても感銘を受ける。
これってどんな意味があるのかと思いながら見ると、あとで知ってまた感慨深い。

昼食に、伊勢うどんとてこね寿司を食べた。
うどんというジャンルに入れたくないほど、伊勢うどんはソフト。
食感はまるで「すあま」。具は、ネギと鰹節だけ。
伊勢うどんは、うどんとは別の料理だ。
食後は、おはらい町&おかげ横丁へ。
食べ物やお土産のお店がレトロな町並みにたくさん並んでいる。
でも、前日に3万歩も歩きまくっていたので、ここでは疲れがピークでバテバテだった。
しかも、通り雨が何度も降って、傘のない私たちは雨宿りでペースがみだれる。
お土産も随分迷って決め、ふと聞こえた鈴虫の音色。
店内で鈴虫を飼っていたようだ。風情があるなぁ。

帰ってから、氏神様のところへお参りに行こうと思ったが、まだだ。
全部は知らないが、私は日本が好きだ。


腹立つの腹立つの飛んでけ

2011-09-13 14:54:52 | Weblog
最近、腹の立つことが多い。

一緒に住んでいない姑が宅配便でパンパンに膨らんだチーズ(つまり腐っている)を送ってきたり、
土産に賞味期限直前の物ばかり寄こしたり(それも新品なら半年以上はもつようなもの)。
帰ってから夫に言っても、安くてお得なものこそ価値があるような言いぐさ。
せめて、事前に一言あってもいいじゃないと思った。

ボランティアの語りべでは、その活動が地域に浸透しないだとか、名前が長くて分かりにくいなど、
上手くいかないことを並びたてるくせに、一向に改善しようという気配がない。
創設者の思いがなんたらとか言っているが、創設者だって上手くいかないことの理由にされたら、
気分が悪いだろうし、勝手にすればってお怒りになるんじゃない?
会長ではなく、副会長が影の支配者であることは、いくら新人と言えど分かる。
だから、副会長が認めなければ、何もかもがこのままなのだろうということが腹立たしい。
そして、私自身があまり上達しないのも悔しい。
(副会長は、声が小さく聞き取りづらいのに一番上手い。いろいろ混ざって妬ましい。)

社宅は、ゴミ置き場が信じられないほどの荒れようで腹立たしい。
一部の人のために、しっかり当日に出す人までも巻き込んで、悪臭漂うほど汚らしい。
先日、一念発起で一人で心を込めて掃除したにも関わらず、その日にもうゴミが放置されていた。
清掃業者の人が「ここは随分だらしないと思ってたんだよ、きれいになったなー」と言ってくれた。
けど、褒めてくれるより、ガツンと苦情を言ってくれた方がましだよ。報告に箔がつくから。
そして、正しく分別されていないゴミまで回収するな、だから適当に出す人増えるんだよ。

ああ、私の思い通りにさせてくれない人の馬鹿野郎ー!!
こんな空しいこと書かせる馬鹿野郎ー!!
馬鹿は仏教用語だ馬鹿野郎ー!!

腹立つの腹立つの飛んでけー!
そして誰か味方になって助けてよ・・・。

深呼吸しても、イライラ。
散歩に出ても、イライラ。
練習に打ち込めなくて、イライラ。
何もしなくても、イライラ。
なんとなく肩コリ、イライラ。
イライラ、イライラ、イライラ、イライラ、イライラ。
逆から、ライラ、ライラ、ライラ、ライラ、ララララン♪

馬鹿馬鹿しい、もう疲れたよ。
明日から、2泊3日で伊勢神宮へバス旅行。
ニスキャップという酔い止めの薬、眼圧が上がるから止めろってさ。
抗ヒスタミン剤に抗コリン作用があって水分がたまりやすくなる(むくむ)のが良くないって。
ったく、めんどくせーな。
ナウゼリン+デパスを勧められたけど、デパスなんて飲んだら眠くて楽しめないじゃん。
もう、本当に最近腹立たしいことが一杯。

誰かに話したらエスカレートしそうなのでここに記す。
「躁転には注意してね」と夫。
注意したところで、もう遅いんじゃない?
頓服は、一応旅行に持って行くけど、そっちも注意深く私を支えてよね。

ああ、こんな自分嫌だ!!
腹立つの腹立つの飛んでけーー!!!

あばば、まさか

2011-09-02 15:44:02 | Weblog
今週の月曜にスポーツクラブで久しぶりに腕の筋トレをしてみた。

翌日の火曜、何だか肩が重い。
腕だけで4種目やったのが負担だったのかなと思った。
あまり気にならなかったので、上野の美術館へ。
2時間ほど鑑賞して、外に出ると疲労感があった。
きっと、空腹のためだろうと思った。
大して歩いていないのに足がむくんでいるのは不思議だったけど。
その日の夕方、何だかイライラしたり落ち込んだり。
夕食後、ひどく肩がこっている。
お風呂を長めにして、ストレッチも入念に。
寝つきはスムーズだったが、夜中に肩が痛くて目が覚めて眠れない。

水曜、スポーツクラブは休んで、甲状腺の病院へ。
採血室リニューアルのため、かなりスムーズだったが、エコーの待ち時間が長すぎて、疲れた。
TSH異常値は、ごく微量ということで問題視されず。
ちなみに、エコーも異常なかったのだが、もともと右の甲状腺が大きいことが判明。
帰りは、渋谷(地下鉄で1駅)まで歩こうと思っていたが、またもや空腹・疲労・イライラ等で断念。
帰ってから、急に精神科の主治医から「リーマスでニキビなんて聞いたことない」発言が気になり、
リーマスの副作用である「毛嚢炎」を調べまくりながらイライラ、結局よく分からず。
その夜もまたしても肩の痛みで中途覚醒。

木曜、夜からの肩の痛みは続いていたが、午後からなんだか楽になってきた。
にきびから皮膚病、皮膚病からアレルギーと連想して、近所のアレルギー科へ。
そこで、ふと気になったのは、私の受け答えがなんだかクールだったこと。
トーンダウンしているというか、無感情というか。
また帰り道は疲労困憊で、夕食は簡単なものに。
この日は、入浴ストレッチに加えて、強制的に夫に肩をもんでもらった。
枕も低いものに変え、準備万端だったのだが、またまた痛みで中途覚醒。

金曜、もうイライラはピークである。
朝から怒鳴り散らすし、それについて凹むし、これはただの肩コリじゃないなと。
そして、明日は生理予定日。婦人科系の症状じゃないの?

調べたところ、「PMS」ってやつになってるかも??

お腹が痛いとか憂鬱になるという程度しか知らなかったけど、肩コリ・イライラ・むくみとかもあるんだ。
夫にごめんねメールを送り、いつものコーヒーじゃなくてハーブティーを飲んだ。
生理になれば治るかもと思ったら、楽になった。
じゃなかった、デパスが効くと読んで、飲んだのだった。

でも、まだ診断されていないけど、PMSかもしれないと分かったときは、まさか私が!?と思ったよ。
そして、こんなに辛い思いをしている人がたくさんいるって初めて自覚した。
分かっているようで、分かってないことがたくさんあるんだなぁ。
基礎体温、またつけてみよう。


バス旅行

2011-08-28 13:44:53 | Weblog
この夏、初めてバスツアーというのに参加してみた。
バスというのは車体が長くて後ろに座れば車酔いで云々と、倦厭していた。
でも、夫の夏休みが久しぶりに長めだったので、直前に申し込みキャンセル待ちを経て、何とか取れたのだ。

予備知識はほぼゼロ。
自然の中を歩けるのと宿の温泉が楽しみだわーという程度で参加。
バスは席が申し込み順らしく、一番後ろの広い席。リクライニングしてもOK。
プレミアムなんとかという元々ゆったりできるトイレ付バスで、足を載せる台まであった。
なんだか快適! でも、私の足は短すぎて届かなかったので、リュックの上に載せておいた。

車内でオプションの車中食の弁当の申し込みが回ってきたので、SAで買えなかったら困るので
食事関係は全て申し込んだ。
二人で、合計7200円。
あらら、結構高い。ぼったくられたか?
でも、そこは久しぶりの旅行で気が高ぶっている浮かれ夫婦。
「面倒くさいし、いいんじゃなーい?」

行きは、ほとんど移動だけ。
でも、杉と檜の見分け方が分かったし、鹿の親子を目撃したり、なかなか楽しかった。
何というか、日本はやっぱり山と海の国だよねと妙に納得したり。

バスを降りると、今度はフェリーに乗る。
なぜなら、宿のホテルが、丸ごと島だから。
つまり、その島には、このホテルしかないのである。
ちなみに3000人くらい泊まれる大規模施設でもある。
温泉は6個もあって、ほぼオーシャンビュー。
確かに、Aランクホテルと書いてあったけど、本当にすごいや。
部屋は、ひろびろ清潔感あふれる和室で、またもやオーシャンビュー!
あいや~、ここなら1泊でなくてもっと泊まりたかったなぁ。

休むのは短時間に留め、早速温泉へ。
基本的に、3方向に2つずつ温泉が分かれているので、夕食までに間に合わせるには計画的にせねば。
私たちがいる館は海側、その裏の岸側、そして地上33階の山上、この中で出来れば3つは制覇したい。
そして、迫りくる日の入りの時間。
海を見渡せる露天風呂なんてめったに体験出来ないのだから、外が真っ暗になったらもったいない!

まずは、このホテル一押しの「帰るのを忘れてしまう」という温泉へ。
洞窟の中にあるので、その保護のため、シャンプー・リンスは禁止だそうだ。
湯は、・・・熱かった。慣れると平気だけど。
海を見ながら、よし、次に行こう!と早々と出ることにした。

思ったより早い私に、待っていた夫は少し驚いたようだが、それより驚いたのは私の鼻息(意気込み)にだ。
さあ、次行こう!次は山上の○○の湯にする!
それで、どう行けばいいの、時間ないから早く!

急きたててごめんよ、夫。
この時、夫は履きなれないホテルの雪駄で、足の指がとても痛かったそうだ。
旅から帰っても、そのかさぶたを見る度にすまないと思う。

で、なんとか山上に着き、○○の湯へ。
私はここが一番のお気に入りだ。
山と海と町並みと空、景色を見下ろすというのは猫でなくてもいいもんだ。
温泉を出て、山上の神社や見晴らし台を散策。
日が暮れると、少ない照明がたよりで、暗いし誰もいないしで少し怖かった。
帰りは、32階から1階までのエスカレーターへ。
夫はこれが楽しみだったみたい。
全長154メートルだが、全部つながっているわけでないのでよかった。(怖い)

夕食は、バイキングで、あまり期待していなかったが、いきなりマグロの解体ショーをやっていた。
山の幸と海の幸、いろいろあったが、私はいかのおかずが美味しかった。
こんなことなら、ちゃんと料理名を覚えておくんだった。

夕食後は、お土産を見て回り、お酒を少し飲んで、もう9時には寝てしまった。
翌朝、5時に目が覚めたので、一人で3つ目の温泉に入りにいった。
なんだか、すっきりした気持ちで、なおかつ満足して、この旅行のメイン世界遺産をめぐりに行くのであった。

家族の反対と急な増薬

2011-08-10 19:44:52 | Weblog
ラミクタール単剤(気分安定薬として)に挑戦することになり、早数ヶ月。
後は、リーマス200のみとなったある日のこと、夫に話した。
「明日の通院で、リーマスもなくなっちゃうよ。妊娠できるかもね。」

ところがどっこい、大反対なのであった。
子育てなんてとても出来る訳がない。
未だに何かあると睡眠が不安定じゃないか。
子育てなんてどんなにストレスになるか分かってない。
今は普通に人と関わらない生活での安定じゃないか。。。 etc

・・・そうですよね。

別に怒るでもなく、私の色んな想いを伝えたが、夫の気持ちは変わらない。
劇的なショックを与えるような言葉や人格否定はなかったが、これが私の客観的評価なのか。
まだ駄目なんだ、認めさせるには、納得のいくような働きかけが必要なのだと痛感。
結局は、働かなければ何も進まないし信用してもらえないのか。

鈍くてぼやけた失望とはっきりした現実。
気が重かったが、その日はすぐに寝つけた。

翌日の診察で、トリ先生に話したら、本当にそれでいいのか確認はされたが、
いきなりリーマス5倍処方!200→1000mgに。

≪今回の処方≫
リーマス   1000mg
ラミクタール  250mg
セロクエル    25mg
サイレース     2mg
アモバン     10mg

トリ先生曰く、海外論文でラミクタールとリーマスの併用がいいとあったそうな。
そりゃ、ラミクタールは・・・と思ったが、それよりリーマスの増やし方すごいぞ。
前は、リーマス1100で血中濃度が0.8だったから、中毒にはならないだろうけど。

母に通院報告の電話をすると、予想通り「ええ!なんでリーマスをそんな急にあげちゃうの!」と。
同感だが、そんなこと言うと医療不信になるので、何百人と診ている医者なんだからとなだめた。
お盆休みもあるし、私の躁転が急激で劇的なのはよく知っている先生なので、処方通り服用した。

そして、増量初日の今日、とてつもなく眠かった。
トリ先生、アタイのカラダ、そんなにタフじゃないっす。

小学校へ見学へ

2011-07-15 16:15:47 | Weblog
私の所属するボランティア団体は、小学校でも語りべをやる。
今日は、その見学へ行ってきた。
実は、日にちを間違えて、昨日は待ち呆けていたのだけど。不審者と思われたかも。
割と規模の小さな学校で、1学年1~2クラスだ。
学年ごとに3つの昔話と1つの絵本。
黙って大人しく聞いてもらうより、自由に反応してくれる方が何だか嬉しい。

タイトルを言うと「この話知ってる!」という子。
出だしのところから「ええ!」と驚く子。
まさかの展開に顔を見合わせる子ら。

私ですらずっと体育座りすると脚が痛くなってくるのに、よく集中して聞く子供たちの後姿を見ながら、
私もどっぷりと昔話の世界を楽しめた。
知っている話も、人の口からなめらかにリズミカルに流れ出ると、聴いてて心地よい。
絵が浮かんで、絵が動いて、どんな表情かを想像しながら、話が進んでいく。
私が小学生だった頃に聞いたら、一体どんなことを思ったかな。

ちょうど20分休みをはさんだので、お茶を飲みながら語りべの体験談を聞かせてもらった。
ラオスの昔話で出てくる木が、どんな形でどういう葉なのかインターネットで調べたら全く同じ質問があったこと。
昔話に触れていると、色んなことに興味が湧いて、知らず知らずに知識が増えていくこと。
別の小学校では、クラスごとなのでとても忙しくて、一人で5話も語ることになり、私たちが募集されたこと。
私なんて1話でもやっとこさフラフラ状態なので、すごいなぁと思った。
でも、そんな風になってみたい、というか、なったらどんなに面白いだろうと心が躍った。

まだまだ修行中だ、もっと頑張ろうと意気込んでいたら、
「どうですか?、12月に」と。
これは、次回の12月に小学校で昔話を語ってみないかという意味だ。
「いえいえ、まだとても…」と私。
帰ってきてから、このやりとりを思い出しては、すごく楽しみになっていた。
まだまだ自信はないけれど、目標があるって励みになる。

ああ、今日はいい経験ができた。

チラーヂンS

2011-07-08 17:19:21 | Weblog
昨日、甲状腺の病院に行ってきた。
前回と全く同じ時間に着いたのに、200人近く受付番号が早かった。
採血も3番目で、すぐに案内され、あっという間に検査待ちの自由時間に。
と思ったら、1階に降りると、うじゃうじゃ人があふれていて、たまたま空いてただけみたい。

早速、外の喫煙所でたばこを吸うと、急に腹痛が。
しかも、これは絶対に下痢の痛みに違いない。
急いでトイレに駆け込んだが並んでいて、あと2人のときは、もうどうにかなりそうだった。
バセドウ病は10人に8人、橋本病は10人に9人が女性だと本にあったが、女子トイレ少ないってば。

検査結果は、なんとTSH(甲状腺刺激ホルモン)が上がって異常値になっていた。
本人は、何の自覚もなかったし、むしろ元気になったような気がしていたのに。
TSHの上昇は、また甲状腺機能低下症になろうとしているのか、体調による誤差なのか。
美人先生は、「(薬は)同じ量で様子を見ましょうか。夏ですしね」と。
しかし、私は食い下がった。
薬は今日増やしてほしい、体重をもとに戻したいし、汗はいくらかいても構わないと。
あっさり、チラーヂンSは50mgと増量処方してもらえた。

というのも、チラーヂンSは、代謝を活発にさせる作用があるからだ。
だって、甲状腺機能低下症はあまり食べなくても太るというくらい代謝が低くなるんですもの、当然の作用です。
でも、この作用を利用したダイエットサプリメントを服用し続けて亡くなった方もいるそうな。
だから、ただ痩せる目的では一般の方には危険だし、その前に処方されないと思う。
私は、運動でしこたま汗をかくようになったし、有酸素運動で脈拍を上げてもつらくなくなった。
だけど、それは低下症で代謝が低かったときとの比較である。
元々の私は、心肺機能が高いし、持久力もあるのだ。(瞬発力と跳躍力は昔から低いけど)

ついでに、「最近下痢気味なのですが、チラーヂンと関係ありますか?」と聞いた。
即答で、「ないですね」とのこと。
が、しかしである。
添付文書には「下痢」があった。え、ええぇ…!
頻度不明ということなのでかなり少ないのだろうけど。
ついでに、「躁うつ等の精神症状 」というのもあった…。
こんなにアバウトに括られてるが、詳しい情報はないものか。

とりあえず、この夏はタオルと場合によっては着替えを忘れないようにしようと思う。
そして、なるべく早く添付文書については忘れて、気にしないことにしてみる。

眼科・精神科・甲状腺科

2011-07-06 10:14:28 | Weblog
今週は、タイトルの3科が重なってしまい、体力を温存したかった。
暑いし、下痢気味だし、ようやく体重も減ってきたし。
でも、朝の家事で汗だくになるか、クーラーをつけて二度寝するか、私には選べない。
どちらかというと、身体次第で導かれるように行動している感じ。
今朝は、目は眠いが頭がさえているので、ごろごろするには物足りず、行動するにはおよばない。
ぼんやりしながら、暇だなぁ、でも面倒くさいから何もしたくないという考えがループする。

眼科は、眼圧が下がらないし、視神経の消失が始まり、視野検査でも変化があったそうで、
次回、瞳孔の検査次第で、点眼薬変更がほぼ確定した。
強い薬なので副作用もあり、点眼を続けると目の周りが黒ずんだりするらしい。
私は、パンダ状態になってしまうのか心配で薬局の人に聞いてみたら、
「まつ毛が伸びたり、アイラインを引いたように見える程度ですよ」と。
これを聞いたら、もしかしてちょっとお得な感じかもしないとハッピーになった。

精神科は、ラミクタールが(双極性障害に)認可されましたねぇと話したら、
「え、そうなの?もう?」と主治医。
どうやって知ったか聞かれたので、グラクソのHPを見たと答えた。
「グラクソのHPなんて見るんだー…。」
この「…」でいったい何を考えていたんだ、言ってくれよ!
他にも、ラミクタールを服用している妊婦の子の催奇性や子どもの3歳時のIQの表を見せてくれたが、
それも知っていたので自分の感想を言ったら、うわー…と引かれたように感じた。
まあ、そうなんですか!安心しましたー。ってな反応を期待してたのかなぁ。
サイレースをレンドルミンにするかセロクエルを減らすか、選択していいというので、迷わずセロクエルに。

≪今回の処方≫
リーマス   1100mg
ラミクタール  200mg
セロクエル    50mg
サイレース     2mg
アモバン     10mg

毎週通院しているので、今月中にセロクエルがなくなりそうだ。
なくなったら、次はいよいよリーマスの減薬。
本当に怖いのはこれからといったところ。

甲状腺科は、明日なので、あと激混み病院なので、体力温存のためにも、今日の運動は1つに絞る予定。
おととい、自宅で踏み台昇降を60分やったら、ふくらはぎが今も筋肉痛なので、自分の筋力をもう過信するまい。
あ~あ、本当は家から出たくない!暑すぎーー!!

目標:週2スポクラ&・・・

2011-06-27 15:25:13 | Weblog
震災で水没(!)したスポーツクラブが、リニューアルして再開された。
そこで、私も約3ヶ月ぶりにスポクラに復活したのである。
体重は、自宅でも計っていたが、やはり5kg増。
ああ、セロクエル・・・。
あんたは躁を抑えて貢献してくれたが、どうしていつも体重を増やすのだ。
甲状腺機能低下症の薬、チラーヂンSは体重には何の作用もしてくれなかった。
低下症による病的なむくみは、特になかったのね。ぐう、期待してたのに!

とにかく、運動で筋肉増やして、有酸素運動で脂肪を消費せねば!
ということで、でも久々なことも踏まえて、週2回スポーツクラブへ通うのを目標にしてみた。
火曜は定休日&通院なので行けないし、木曜は語りべの日なので、月水金の内、2回。
先週は、月と水通って、金は自宅近くを40分ウォーキングしたので○。
今日は、月曜だが午前中寝てしまい、午後に家事をやったら行く気がしなくなった。
というか、最近毎日のように午前中寝て過ごしている。
がっつり寝るのではなく、とろとろとした眠気。
2度寝ってどうしてこうもすっきりしないのだろう。

まだ慣れてなくて軌道に乗らないのか、はたまたやる気のないだけか、運動すると眠い。
特に、夕食を作る時間が疲れてしょうがない。
カロリーと栄養を考えて献立をと思っても、冷蔵庫を開けては閉めて、ひらめかない。
元々、夕食作りは、家事の中で一番苦手であるのでしかたないのだけど。

あと、最近どうも下痢ぎみ。
水状ほどはひどくないのだけど。
ただ、下痢は1回では済まないので、それが困るのだ。
薄着になったから冷えるのかなぁ。汗かくほど暑いんだけど。

でも、不思議と外出先では困らないことが多い。
まあ、出てしまうときはあるけど、トイレの中だし、頻繁にはない。
家では、冷たいもの(麦茶)の飲みすぎなのかもしれないな。

目標:スポクラ週2回&冷たい麦茶を飲みすぎない!

普通だった

2011-06-19 15:37:20 | Weblog
前回、躁の再燃を心配したが、翌日はぐっすり眠れ、まだ寝足りなくて昼まで寝た。
やはり、過敏に反応し過ぎていただけなのか、それからは普通の日々。

語りべも、月に1度の勉強会では、練習で思い悩んだ通り、不発。
何度もアドバイス貰っているのに、ついセリフだけに気を取られてしまうのだ。
ナレーションの部分が話を繋げていく上で一番重要なのに。
録音したらあまりの下手さに凹んだことを話したら、もう録音はしないようにとのこと。
練習通りにできることでなく、本番の話し手と聞き手の相互の気持ちの交流のようなものにより、
毎回語り方というのは変化していくので、どれだけ物語深く理解しているか想像する方に重きを置くべきらしいのだ。
頭では分かるのに、その感覚がなかなかつかめない。

でも、いいこともあった。
新人のたまたま帰りが一緒になった4人でご飯を食べに行ったのだ。
世代はそれぞれ違うが、同じようにつまずいたり悩んだりしていることを笑いながら話せてよかった。
一度、私は失言を放ってしまい、その場を沈黙させてしまうという失敗をした。
しまった!と思ったが、その沈黙は優しさだったり配慮だったと思うので、いい人達だなと再確認できた。
私も失敗した割に、過度に自分を責めない図々しさというかタフさが、いつの間にか戻ってきたのだなと自覚できた。
帰ってからの家事も、面倒くさかったのに、やってみたらスイスイ出来た。

最近、夫から飲食店ででも働いてみたらと言われている。
私も、週3回くらいなら、やってみたいと思い始めた。
なるべく、洒落た店構えの、接客の質の高い、美味しいレストラン。
そんなのが理想で、変な話だがたくさん怒られたい。
注意されるというのは、ただの要望でなく、期待が込められているように思うから。
そういえば、胸が苦しくなるほど怒られたことは、久しくないなぁ。
世間に揉まれてストレスがたまるほど、世間と接していないからだろう。
人は、外出できる引きこもりと私を認識しているのかもしれない。
それでもいいけど、そうであることは本心ではない。

外に出てみたいと思うのは、今の私の普通の感情なのだと思う。