夜な夜なシネマ

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『スター・トレック BEYOND』

2016年11月04日 | 映画(さ行)
『スター・トレック BEYOND』(原題:Star Trek Beyond)
監督:ジャスティン・リン
出演:クリス・パイン,ザカリー・クイント,ゾーイ・サルダナ,サイモン・ペッグ,
   カール・アーバン,アントン・イェルチン,ジョン・チョー他

毎週火曜日はパンを買いに行き、水曜日はその食パンをダンナ実家へ配達するのが常。
前日の火曜日はパン屋経由で西宮へ行って映画2本。
水曜日は実家へ寄ってから西宮へ行くのは無理だから109シネマズ箕面で。
時間的には2本観られないこともなかったのですが、
ダンナの出張中に映画三昧すると、毎回3日目辺りから首に違和感。
どうも寝不足のせいで疲労、リンパ腺が腫れてくるようなのです。
2本目の候補として考えていた作品の評判がよくなかったこともあり
(ちなみに、ナタリー・ポートマン主演の西部劇『ジェーン』です)、
この日は本作1本だけを観ておとなしく帰ることにしました。

“スタートレック”シリーズを全然知らない私ですが、
そんな素人の私でも楽しめた『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)。
その続編だから、やはり素人のままでも大丈夫。IMAX3D版を鑑賞。

USSエンタープライズ号の艦長ジェームズ・T・カークは、
エイリアンとの会議に赴き、パワーストーンの平和的利用を訴える。
しかし交渉は決裂、エイリアンたちの襲撃を受けてエンタープライズ号に舞い戻る。
カークはパワーストーンの破壊的利用を恐れ、厳重に保管する。

宇宙基地ヨークタウンに寄航した折り、未知の宇宙船に乗る女性から、
星雲のなかに取り残された仲間を救出してほしいと懇願される。
カーク一行はただちに協力を決めるが、それは巧妙に仕組まれた罠だった。
クラールという異星人をリーダーとする軍団が攻撃を仕掛けてきて、
エンタープライズ号のクルーはほぼすべて捕らえられてしまう。

それぞれ不時着したカークとチェコフ、スポックとボーンズ、スコッティは、
生き残りの仲間がどこかにいないかとうろうろ。
スコッティはその地に隠れ住むジェイラに助けられる。
やがてカークたちとも再会を果たし、ウフーラやスールーらクルーを救出すべく、
クラールが納める基地へと向かうのだが……。

前作までメガホンを取っていたJ・J・エイブラムス
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のせいで多忙を極めて抜け。
新監督の座についたのは、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)のジャスティン・リン。
細かい評価は“スタートレック”ファンにまかせるとして、
私のような者でもわかりやすいストーリーと親しみやすいキャラクター。
ま、サイモン・ペッグが脚本を書いて出演しているというだけで
私の評価は甘くなってしまうのですけれども。

チェコフ役のアントン・イェルチンはまだ27歳だったのに、
今年の6月に車と郵便受けの間に挟まるという悲惨な事故で死亡。
これからますますの活躍が期待されていただけに本当に残念です。

USJの“バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド”でゲロ酔いしそうになる私は、
本作のエンドロールでも酔いそうになりました。
お願い、前後に揺れるのはいいけれど、横揺れは止めて。

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