夕方から、次男の体調が悪化。 38℃の発熱を見、全身の痛みを訴え、とりわけ両腕の血管内をアイス・キューブが転がり落ちる」ような痛さを経験した挙句、夜間診療所で「もしかしたらベーチェット病の可能性も?」と言われ、その後一晩中高熱が下がらず、長男がコンビニに氷を買いに走ってくれたりする。
退院第一日の夜に、この事態。 . . . 本文を読む
7月17日(木) 晴
昨日、早々と退院許可がおりたことをお知らせしたものだから、朝から電話やメールでお祝いを言っていただき、申し訳なくありがたく、頭を下げ続けている。
ご心配くださいました皆々さま、ありがとうございました。
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7月17日(木) 晴
朝10時に、雑誌『財界』の村田博文主幹と電話が繋がり、故今給黎久元サンケイリビング新聞編成局長、元枕崎市長のご縁についてお話をし、含蓄のあるすばらしい談話を頂戴できた。
思いもかけない展開であったので、今はあの世においでの師の心中の、誉れの喜びやいかばかりかと、思うだにうれしく、覚えず感涙に咽ぶ。 . . . 本文を読む
お昼過ぎに、金つなぎのサポーター、コンちゃんこと近藤翼さんと和美夫人が来てくださった。
11日の抗がん講演会の帰りがけにも、見舞ってくださった。
さりげない優しさを、何のてらいもなく素直に表現される、このお年頃の日本人には珍しい男伊達。
あ、お年はさくらと同じ、73歳。
見た目年齢は50代後半から60代半ばのコンちゃん。 若さの秘密は、旺盛な好奇心と行動力にあると思う。
木曽の駒ヶ岳を見に . . . 本文を読む
7月15日(火) 晴
入院時140を超えていた血圧の値が、ほとんど110~120で推移し、体温はいつもの35、8℃前後。 酸素量もほとんどど98で、さくらの体は、案外お利口な体と言っていい。
ひとつ、血糖値を除いては。
早朝に、鈴木先生が来られて、「」
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午後8時過ぎに、ドアをノックする音がして、黒い人影がふたつ。
「えっ、まさか?」
介護福祉士の雪ちゃんと、再発脳腫瘍をものともせず一部上場企業に自力で合格して勤務しておられる若旦那こと西川くんが、お見舞いに来てくださった。
乳がんの雪ちゃんは夜勤明けの名張から、西川くんは大和八木の勤務先から、電車で落ち合って来てくださった。
ありがたく嬉しく、また、申し訳なく、ひたすら叩頭するのみの無力な私で . . . 本文を読む
7月14日(月) 曇時々雨
朝一番のナースはイノウエさん。
血圧をはかり指先から酸素量を計測していただく。
「指1本で測るには重すぎるから…」と、両手で優しく支えてくださった。
「嬉しいなあ、ナースのこの優しい接遇♪」と言ったら、「嫌がる患者さんもおられるんですよ」って。
難しいものですね、ヒトを相手の接遇は。
夕方、真木と寿木が来てくれた。
2歳違いの兄弟だけれ . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?