7月13日(日) 雨のち曇
土曜日と言えども、病棟のスケジュールは粛々と進む。
気を抜いてはいられないのだ。
昨日までに、入院中のスケジュール調整をもろもろ済ませ、あとはお詫びの手紙を書くことになっている。
入院しても忙しい、まことに貧乏性の私である。
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お昼前に、次男一家が来てくれた。
イケメン銀士朗と、幼い頃の銀士朗に瓜二つの元海♪
甘えてみたり泣か . . . 本文を読む
入院4日目の最後は、午後I1時から始まる抗生剤の点滴だ。
1日3回8時間おきのスケジュールだから、已む無くこんな時間に、なってしまう。
今から20年前、私の場合は抗がん治療の点滴が1日に11本だったから、昼も夜も休なくみ . . . 本文を読む
入院3日目の午後1時前、慌ただしく身仕度をして9階(総務階)の会議室に向かった。
毎年恒例の、NTT西日本大阪病院で学ぶ抗がん講演会、今年の講師は、同病院乳腺、内分泌腺外科部長の吉田哲也先生だ。
何を隠そう、さくらの乳がんの主治医である。向かったのだ。
21年を経たのに、未だに乳がんの転移、再発を恐れるさくらは、毎年検診を受け、それ以外にも骨や関節の痛みを訴えたり、気管支や喉頭のがんを疑ったりし . . . 本文を読む
7月11日(金) 晴
さくらの、入院3日目。
朝の採血は、右の甲から。 いてっ、というほどの軽い痛みで、数10種類の検査項目が明らかにされる。
患者の体の指標となるこの検査は、近代医学の大きな武器のひとつであるといえよう。
この結果、私に最適な治療計画が立てられ、軌道修正もかけられる。
さくらが近代医学の医療を信じる所以である。
それなのに、…ああ、それなのに。
さくら、やっちゃいましたよ . . . 本文を読む
7月10日(木) 雨のち晴
朝7時前に、当直医の先生が来てくださり、次いで膠原病の名医、前田部長、糖尿病センターの橋本部長看護師の方々が訊ねてくださって、病院の朝は早やフルスロットル! . . . 本文を読む
7月9日(水) 曇りのち雨
朝8時の急行で、NTT西日本大阪病院の内科外来を受診。 ぜひとも、前田恵部長の診断をお願いします、と頼み込んだ。
次男が朝出かける折りに「お母さん、アレルギーがあるから、それが原因かもしれないよ」と言い置いていったので、アレルギーの権威、前田部長の診断を仰ぎたかったのだ。
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7月7日(月) 曇
せっかくの七夕も、今年は曇り空で残念!
朝のうちに、郵便局→北伊勢上野信用金庫→マックスバリュ→ドラッグ。
相変わらず夜間の席がひどく、眠れない分からだのキレが悪い。
がん患者にとって、風邪は油断大敵なので、午後の踊りのお稽古は休ませていただく。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?