「あなた、いま、どこにいるの? あら、珍しい! おうちに居るのね」
…じゃあ、畑のスイカ、ニンジン、ピーマン、お茄子に胡瓜を持って行くわ!
いつものように元気な香代子さんからの携帯電話。 ではでは、夕ご飯は外でいただきましょう。
お互い気楽な独身同士。 涼しくなった今夜は、ロードサイドの和風レストラン・さとのピリ辛ちゃんこがいいね。
そう、そうしましょう!
大阪の銀行支店長だった夫君を、こ . . . 本文を読む
9月5日 (土)
風立ちぬ、いざ生きめやも。
9月に入り秋風が立つ日には、堀辰雄の『風立ちぬ』を思い出す。
「風立ちぬ、いざ生きめやも」
Le vent se leve, il faut tenter de vivre(風が吹いた、生きようと努めなければならない)という一節は、『海辺の墓地』(ポール・ヴァレリ∸作、6行詩25段、150行におよぶ長詩)の、最終節の書き出しの一行で . . . 本文を読む
9月4日 (金)
先週の日曜日。
なばりえで、さくらが印刷物をまとめているところに、パパからTELが入り、「どこにいるの? ウチんち今夜は焼き肉だよ、今なら一緒に食べられる…」って。
時計を見たら、あらまっ、午後7時を過ぎている。
係の神原さんに尋ねたら、「はい、午後5時までの勤務ですぅ。でも、いいですよ」って。
ごめんなさいね、残業手当もつかないのに。
パパ宅で夕ご飯をごちそうになり、 . . . 本文を読む
9月3日 (木)
自分がこの世を去るときに、どうしても皆さまにお伝えしたいことがある…。
生きられるはずのない抗がん闘病の予後を15年生きて、いざ、がんの転移がはじまったと覚悟した今年の早春。
私は真っ先に、後に続く病友の皆さまにお伝えしたいことが、脳裏をかすめた。
『五つの理念』と『五つのモットー』がそれである。
余命半年を言われた15年前、抗がん闘病の折々に、天啓のように心に刻み込ま . . . 本文を読む
お疲れ様でした!*私、後遺症がでてたの、手当してたが、どうなるかと思い出掛けたしだい〓貴女の(^-^)に励まされ楽しみました〓本当にお疲れ様でした、大阪の皆様によろしくお伝え下さい〓 . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?