♪長い人生だもの、 こんな一日があっても良いかと思う、 暖かし

２月２８日(日)　晴

昨日は、「季刊・金つなぎ」２０周年記年号のレイアウト制作や写真の整理などで時間を忘れ、午前３時を過ぎてから就寝したので、今朝は欲望のままにまかせて午前１０時に目覚めた。

それからまだ１時間あまり、みるくを抱いてベッドの中からテレビ番組を見るともなく見ていた。

ご近所のカキウチさんが、老人クラブの連絡に来てくださったのをシオに、やっと起き出したさくら、ナニを隠そう今日までに、ざっと数えて２万６千７０４日の長きを、生きてきたことになる。

子どもの頃から、「女子と小人養い難し」、「小人閑居して不善を為す」 などと親から教えられ、不断の努力を自らに課してきた。

目の前に人参をぶら下げて走り続けてきたのである。
たしかに、結果は後からついてきてくれはしたけれど…

二つのがんと心臓疾患など、大きな病を得て老境に足を踏み入れたさくら、否応なく、これからの日々が思いやられる境涯に立ち至ったわけである。

だから…、と言い訳を承知で、「長い人生だもの、きょうみたいな日が一日くらいあっても良いよ、ね」と、腕の中のみるくに言い訳をする。

さくらの起床したあとのベットで、お尻を舐めているところに、外で雀の鳴き声を聞いたみるくは、「ん？」とすばやく反応している。　飼い主は、のろのろと洋服に着替えているのに…


　　

みるくは雀の鳴き真似が上手である。
「チチ、チッ、チッ」、自分も雀になっている気分のようだ。

やがて雀に逃げられて、今度はアナ雪のバルーンを仮想敵に見立ててひとしきり遊んでいる。

勤勉なみるくとぐうたらなさくら。
あぁ、神さま。
たまには、こんな一日をお許しくださいませ。


　　　　　　　

夜はパパ宅で、常夜鍋をご馳走になる。
飽きないね、ほんとうに。

ついつい、箸とお酒が進んでまたまた、途中画像で失礼しますぅ。