8月15日(水)晴
熱闘甲子園、今日の第2戦は強豪・倉敷商業と奇跡の初戦出場・松阪高校!
1回裏に1点先取されその後追加1点を許すも、5回表の攻撃で、あぁ堂々の逆転劇♪
なんてったって、さくらの母校・松阪高校は、三重の県央に位置する県下有数の進学校にして、けれどもさくらの在校当時、野球部はすこぶる弱かった。
そのせいか甲子園行きの費用も乏しいらしく、今年あれよあれよという勢いで県代表に決まると、さっそく姫路の会社から「一口5000円ですが、なるべく2口、よろしくお願いします」と振込み用紙が届いた。
かつて母校のソフトボール部主将だったまっさんに、「代行業者さんがしてくれているのよ。 うちはパパと連名で振り込んだわ」と聞いて、さくらも納得。振り込んだのだ。
そして、今日…。
途中からニュースに続き、戦没者追悼式典の模様が流された。
毅然として、天から与えられた重い重いお役目を果たされるご高齢の天皇陛下のお隣で、今日も清楚で品のある和服を清しく凛と着こなしておられる皇后陛下・美智子さまに、テレビの前で深く会釈をさせていただく。
淡い小豆色の三つ紋の単衣が、お袖にそれなりの優しい襞を作り、それはあたかも美智子皇后さまのお優しいお心の襞のように見受けられる。
天皇さまのご挨拶も、そのおたたづまいにふさわしく無用の言辞をお使いになられることなく、毅然と終えられた。
昨年の総理・菅さんの唖然の挨拶に続き、今年の総理・野田さんもまた、「アジアの各国民に多大の犠牲と損害を与え…」とする自虐史観に裏打ちされた挨拶を残し、アジアの当該国に誤った恨みを増幅させた。
戦後67年を経たというのに、なおかつODAに代表される戦後保障を存分にしているというのに(しかもその事実を当該国民に正しく知らせる努力を怠っている!)民主党政府は、ただひたすら謝り続け、当該国民を勘違いさせている。
これが政治のあるべき姿であるかどうか。
国賊。
以って瞑すべし。
さて、話題を倉敷商業対松阪高校の試合に戻す。
対戦直前のインタビューで倉敷商業の主将は、「春の選抜野球で味わった敗戦の【借りを返したい】」と、高校野球の球児らしからぬ言葉で意気込みを語っておられた。
片や松阪高校は、「【ありがとう】の5文字で形づくった愛マークのTシャッを急遽作り、応援団が着用している」とのことで、地元では奇跡とまで言われた甲子園初出場は、まさしく【支えてくださった全てのおかげ】、そのおかげに「ありがとう=愛」を返して不退転の戦に臨むのだという。
まことに見事な心映えである。
その志や、善し!
試合は後半大量得点を挙げた倉敷商業に価値を譲ったものの、松阪高校はその心、志を以って、勝者となった。
高校野球はもとより、より良い教育の場である。
公認野球規則に定められている、重量141.7~148.8グラム、円周22.9~23.5センチのボールを、最も太い部分の直径6.6センチ、長さ106、7センチのバットで打ち返し、より高得点を得たチームが勝者とするばかりでなく、心矢志のありようなども斟酌されるべきであろう。
松阪高校の校歌にいわく、「…ここに集いし 喜びよ」と!
作詞の山口誓子はご存じ高名な俳人である。
ほのかなる少女のひげの汗ばめる
海に出て木枯帰るところなし
炎天の遠き帆やわがこころの帆
…など、さくらの好きな句を3首ご紹介♪
いずれも、主観高揚と客観描写を併せ詠み、また花鳥諷詠に都会的素材を対置して、瑞々しくやはらかな感性が匂い立つ。
そんな俳人・誓子が、次代を担う高校生たちに戦うことよりも名を挙げることよりも、【絆を深める喜び】と【真理を求め、星雲の志を受け継ぎ】、清しく学ぶことを教えておられる。
この校歌ありてこそ、この志あり。
良い学校に学ばせてもらったと思う。
熱闘甲子園、今日の第2戦は強豪・倉敷商業と奇跡の初戦出場・松阪高校!
1回裏に1点先取されその後追加1点を許すも、5回表の攻撃で、あぁ堂々の逆転劇♪
なんてったって、さくらの母校・松阪高校は、三重の県央に位置する県下有数の進学校にして、けれどもさくらの在校当時、野球部はすこぶる弱かった。
そのせいか甲子園行きの費用も乏しいらしく、今年あれよあれよという勢いで県代表に決まると、さっそく姫路の会社から「一口5000円ですが、なるべく2口、よろしくお願いします」と振込み用紙が届いた。
かつて母校のソフトボール部主将だったまっさんに、「代行業者さんがしてくれているのよ。 うちはパパと連名で振り込んだわ」と聞いて、さくらも納得。振り込んだのだ。
そして、今日…。
途中からニュースに続き、戦没者追悼式典の模様が流された。
毅然として、天から与えられた重い重いお役目を果たされるご高齢の天皇陛下のお隣で、今日も清楚で品のある和服を清しく凛と着こなしておられる皇后陛下・美智子さまに、テレビの前で深く会釈をさせていただく。
淡い小豆色の三つ紋の単衣が、お袖にそれなりの優しい襞を作り、それはあたかも美智子皇后さまのお優しいお心の襞のように見受けられる。
天皇さまのご挨拶も、そのおたたづまいにふさわしく無用の言辞をお使いになられることなく、毅然と終えられた。
昨年の総理・菅さんの唖然の挨拶に続き、今年の総理・野田さんもまた、「アジアの各国民に多大の犠牲と損害を与え…」とする自虐史観に裏打ちされた挨拶を残し、アジアの当該国に誤った恨みを増幅させた。
戦後67年を経たというのに、なおかつODAに代表される戦後保障を存分にしているというのに(しかもその事実を当該国民に正しく知らせる努力を怠っている!)民主党政府は、ただひたすら謝り続け、当該国民を勘違いさせている。
これが政治のあるべき姿であるかどうか。
国賊。
以って瞑すべし。
さて、話題を倉敷商業対松阪高校の試合に戻す。
対戦直前のインタビューで倉敷商業の主将は、「春の選抜野球で味わった敗戦の【借りを返したい】」と、高校野球の球児らしからぬ言葉で意気込みを語っておられた。
片や松阪高校は、「【ありがとう】の5文字で形づくった愛マークのTシャッを急遽作り、応援団が着用している」とのことで、地元では奇跡とまで言われた甲子園初出場は、まさしく【支えてくださった全てのおかげ】、そのおかげに「ありがとう=愛」を返して不退転の戦に臨むのだという。
まことに見事な心映えである。
その志や、善し!
試合は後半大量得点を挙げた倉敷商業に価値を譲ったものの、松阪高校はその心、志を以って、勝者となった。
高校野球はもとより、より良い教育の場である。
公認野球規則に定められている、重量141.7~148.8グラム、円周22.9~23.5センチのボールを、最も太い部分の直径6.6センチ、長さ106、7センチのバットで打ち返し、より高得点を得たチームが勝者とするばかりでなく、心矢志のありようなども斟酌されるべきであろう。
松阪高校の校歌にいわく、「…ここに集いし 喜びよ」と!
作詞の山口誓子はご存じ高名な俳人である。
ほのかなる少女のひげの汗ばめる
海に出て木枯帰るところなし
炎天の遠き帆やわがこころの帆
…など、さくらの好きな句を3首ご紹介♪
いずれも、主観高揚と客観描写を併せ詠み、また花鳥諷詠に都会的素材を対置して、瑞々しくやはらかな感性が匂い立つ。
そんな俳人・誓子が、次代を担う高校生たちに戦うことよりも名を挙げることよりも、【絆を深める喜び】と【真理を求め、星雲の志を受け継ぎ】、清しく学ぶことを教えておられる。
この校歌ありてこそ、この志あり。
良い学校に学ばせてもらったと思う。
さくらさん、心と志で勝つって、どういうことでしょうか?
続きを楽しみにしています。
途中で戦没者慰霊祭が入ったので、そのまま勝ったと思っていました。。
残念でしたね。