6月18日(土) 晴
午前中に来客があり、体育館の事務所に遅刻と会議室の開錠をお願いしておいた。
6月度の「名張市がん・難病相談室」に、今日は、予約の患者さんが来られることになっているのだ。
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待っていてくださった女性は、ご自分の病状を話してくださり、「来月も来させてもらってよろしいでしょうか?」と、明るい笑顔で帰って行かれた。
がんと闘う強い意志が垣間見えて、心の中で拍手を送った。
小雨模様の中、オレンジ色のパーカー姿の青年がカメラの照準を合わせておられる。
「もしや、ads‐TVの石川記者さん? 雨の中、お疲れさまです」、「お久しぶりですぅ」
いつも、ありがとうございます!
最初の相談者と入れ違いに、いつもお元気な佐藤氏が来てくださった。
原発不明の消化器がんの多発を、名古屋の愛知がんセンターに通って抑え込んでおられる。
「抗がん剤の副作用で、しんどいですわ」、「あぁ、しんどいことが自覚できるって、【生きている証拠】ですよ」
骨と皮ほどに痩せて、氣力だけで進行がんに立ち向かい、勝ち抜いて逝かれた病友が、「どんなにつらくてもしんどくても、それが判るって、生きてる証拠ですもの」とほほ笑んでおられた姿が、神々しくも甦る。
今日もがん専門図書を数冊届けてくださったので、名張市立図書館の萩原司書さんに連絡して、スキャナ―の使い方をご指導いただいた。
魔法のように、国立国会図書館のサイトに繋がり、あっという間に必要項目が私たちの蔵書一覧に反映された。
それにしても、司書の萩原大介主任。 障害を負ってなお、いつも変わらぬこの明るさ、爽やかさ!
ありがとうございます、 頭が下がります。
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