♪昨夜と今夜は、スーパームーン。 見ました？

５月６日（日）豪雨、雷鳴のち晴

朝から伊賀・名張地方は、激しい雷雨に見舞われ、みるくは怖がって右往左往している。

「昨年の３.１１以来、天候不順が続き、天変地異と言っていいくらいの惨禍が世界各地を見舞っている。
さくらは４日前に、東北地方の大雨禍を案じて「八大龍王、雨止めたまえ」と祈らせていただいたが、甲斐も無く、東北地方に大雨、北関東には竜巻、雹の降る悪天候をもたらし、中学生のいたいけな命が天に召されていった。

謹んで合掌し、【御霊安らかに寧らかに】と、ひたすら祈っている。

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げんかいの一言から、床の間に飾った鎧飾り。
真木が生まれた４８年前に、夫が相原模型製作所のプラモデル「源義経の緋縅獅子金物兜鎧大袖付」を作り上げ、初節句を祝った。
大阪・松屋町の問屋さんで屏風と陣屋提灯、篝火を買い求め、長男・真木の誕生を祝ったのだった。

３年後に次男・寿木が生まれたときに弓矢と刀も作り、自分たちなりに男児ふたりの健やかな成長を願った。

実家の父親が、「自分のことは自分でやり抜く、肝っ玉の大きな子になれよ」と、当時発売されたばかりの東レ・太郎鯉を贈ってくれたので、晴れた日は毎日、奈良・学園前の家の庭に上げた。

直径５０�を超える屋車の、カラカラと薫風に鳴る音は、今も耳の奥に聞こえている。

あのころから、私たち夫婦は【自助努力・身の丈サイズ】の暮らしを心がけてきた。
がん・難病患者会を運営するについて、基本理念を【自助努力・身の丈サイズ】と決めたのは、父親の教えと夫の導きのおかげである。

いまはもう、二人とも異界の人となってしまわれたが。


　　　　　　　　　　

ＧＷも、我が家では昨日のうちに次男一家が茨木に帰り、真木は３日に続き６日も出勤を余議なくされ（…どんな会社だ！）、さくらも朝から電話の応対に追われ、もはや今日から平日の様相を呈している。

夕方、団地の裏にあるスーパー・アピタに買い物に行き、小高い駐車場からでっかい夕陽を拝んだ。

ＮＡＳＡの報道によれば、昨日から今日にかけての満月は「スーパームーン」と呼ばれ、通常の満月より約１５％も大きく見え、しかも約３０％明るいという。

昨夜、ぎんしろう一家を見送って路上から見た満月がとても明るく大きく見えたので、別れる前の少しの時間、話題に上ったのだった。

月の軌道が楕円形を描いているため、月が地球に接近したときに満月になると、スーパームーンになるそうだ。 　月が地球に一番近づくのは、日本では５日の昼の１２時３４分なので、日本でスーパームーンとなるのは５日～６日野夜なのだという。

はい。
沈む夕日も、ひときわ大きく赧々と華やいでおりました。
明日に、大きな希望がつながるようでした。