
4月17日(土) 雨
春の雨は、静かに静かに振り続けていた。(らしい)
午後には出かけるものだから、雨戸を閉めたままで午前中を過ごし、いざ、『名張市がん・難病相談室』に出かけようと玄関を開けたら、篠突く雨に変わっている。
買ったばかりの電動自転車で出かけよう、と決めていたのにあてが外れ、長男宅にSOS♪
「急に言って、ごめんなさいね。ホント、助かりますぅ」
いつも、勝手を言うときは、他人行儀になる。
勝手な母で、ごめんなさいね。
◆
雨の午後、「今日の相談室にはどなたも来られないでしょう」と思っていたら、「やぁ、こんにちは」って。
明るい笑顔の老紳士が。
1年半前、adsホールで開催した、垣添忠生先生の講演会場でご挨拶くださった、あの、篁さん。
名張市シルバー人材センターの理事さんで、広報誌を担当しておられる。
「今年発行の第47号です」と、年2回発行の機関誌「ゆうゆう」を届けに来てくださった。
「僕、5年前に健康診断で初期の胃がんが見つかり、三重大学医学部付属病院で『原発不明のがん』と言われたんですよ。その後、愛知がんセンターでも同じ診立てで、今は年に2回名古屋まで通っています」
原発不明がん。
さくらも、1期Cとされる乳がんが先に見つかり、その半年後に卵巣がん3期5か所転移が見つかるも、「原発巣不明」とされたのであった。



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