1月3日(金) 晴
早朝7時過ぎ。
眠い目をこすりながら、末孫が帰って行った。
今日は、大阪の母方の祖母のところに年始のご挨拶に行くという。
「また、来るね♪」
今年はもう、6年生だ。やがて、友人たちと作る外の世界に出て行き、老婆のところでは、この言葉をいつまで聞くことが出来るやら。
老婆は、君が昨夜、鼻歌交じりでカレンダーの裏に走り書きしていったイラストを眺めて、感懐にふける。
. . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?