1月19日(金) 晴
富貴ケ丘老人クラブ「富貴の会」の新年会が開かれた。
11時から、渡邊さん、シュズイさんと踊りを披露させていただくのだ。
「9時半には伺いますぅ」
さくらの演し物は、小林幸子の『雪椿』。
今は亡き妙子ねえさまが、夫の実家の無理難題を引き受けかねて、それでも「出来る幸せ」などと自らを慰めて婚家に通うさくらに、「あのね。 あんたにぴったりの歌を見つけたの。 …歌ってあげる、ね!」と、電話口で聴かせてくれたのが、ほかならぬこの歌。
♪優しさと甲斐性の無さが 裏と表についている
そんな男に 惚れたのだから 私がその分 がんばりますと
背中(せな)を叩いて 微笑み交わす 花は越後の 花は越後の 雪椿
亡夫は、断じて甲斐性の無い男ではなかったけれど、親の教えには従順な昭和ひと桁生まれのおとこであった。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?