みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

訪問日記「其の181」

2015年05月31日 01時43分00秒 | apple-cart 訪問日記
5月30日(土)

月末の資金減を考慮し猟盤を目的とせず、僕の原点であります縁の地を散策しつつ、upset the apple-cartへ向かうべくデジカメを持って、昼過ぎに自宅を出発。
本日は、ちょいと目先を変え、写真で綴る「訪問日記」でございます。
それが・・・後半大逆転劇となる波瀾万丈の一日にあろうとは・・・。


千葉13時24分発の快速横須賀行きでございます。ずっと乗ってれば、リンゴの店主の故郷へ行くわけですな、この電車は。
横須賀には「追浜」と書いて“おっぱま”と読む地名があるそうで。
対抗するわけじゃござんせんが、我が市原にも変な地名があるのです。
僕が感動したのは、「小田部」と書いて“おだっぺ”と読む如何にも千葉の田舎らしい地名。そうだっぺ。

横須賀までは行かず、馬喰町で下車。都営新宿線に乗り換えです。

ワタクシが、ハタチから31才までを過ごした第二の故郷でありますところの「神保町」で下車し、地上へと。

古本屋街を散策。すずらん通りに露店が出てたりして、何だかニギヤカ。
“アナログ命”だった頃、足繁く通った懐かしの「富士レコード社」が入居する古書センターのビルを仰ぐ。

エレベーターで9階へ上がり、久々に店内へ。驚いたことに、昔と変わらない品物?店員!
“富士”とくれば“レコード社”ってぐらい2社は密接な関係。そのまま白山通りを水道橋方面へ。

中を覗いてはみたものの、値札の付け方にャ潟Vーがあるのか甚だ疑問。“栄枯盛衰”をヒシヒシと感じた。
結局すずらん通りに戻りお茶休憩。

気軽に入れるようなスタイルの茶店(サテン:これも死語か?)が激増。
当時は、3~4店ほどしか無かったが、本を読みながらお茶なんぞさすが本の街だ。
でも“文庫本どれでも3冊100円”なんて、店の入口にワゴンに積んでいる古本屋は少なくなった。
ブックオフなんて無かった時代だから、横溝正史のシリーズ物は、こーゆー店で全て調達したもんだけどな。

かつてここの3階(だったと思うが)にディスクロードがあったのだ。

駿河台下から小川町方向へ移動。かつての職場があった地へ。

軒並みスメ[ツ店だったと記憶してたが、今はそうでもない気がする。ラーメン屋に替わっちゃった店もあるくらい。

夕暮れ間近でもあり、せっかくここまで来たので、夕飯は当時よく通った「キッチンジロー」へ。

ちょいと小綺麗にはなっていたが、昔の面影が残ってる。味もあの頃と変わっていない。
その代わりに変わったことと言うと、盛りが少なくなって値段が跳ね上がっていたこと。どこもかしこも“値上げ”“値上げ”・・・か。

ここから、なだらかな坂をず~っと上がって行くと、JR御茶ノ水駅へ。新宿へ向かうにはまだちょいと早いので、時間調整のためコチラのお店へ。

メンバーズ・カード提示で、全品10%引きとの事。しかし収穫はゼロ。と言うより、真剣に探していないから。あくまで“時間調整”

「御茶ノ水」から「新宿」へ。制限時間一杯なので、本日コチラのお店はスルー。

せっかくスルーして、19時には店の前に到着したのに、リンゴの店主“遅刻”~。
5分過ぎに店内へ。

“お前はMETALLICAはどうなんだ?”と、聴かれるが・・・自分の心に入って来ないつーか、ダメなんだよねぇ。
また、店主はこうも力説する。“GUNSはZEPに匹敵するような懐の広さがあるのだ”と。・・・そんなモンかな?僕にはちっともそう感じないのだが・・・。

そんな具合で、僕の1曲目は、“どーしても大音量で聴きたい!第一位”のWINGS「Band On The Run」を迷わずリク。
そして、店主に導かれるようにMETALLICA「Enter Sandman」と、本当はこっちの方が“グーっっ”なMOTORHEAD「The Hammer」と抱き合わせリク。

おやおや~、ipadのガンズ・コーナーを眺めてて発見!GUNS & ROSES「Live And Let Die」も重ねてリク。
この曲が店に流れている最中に、おけらさんが来た!。
ガッと胸をはだけると、中に着ているTシャツが、なななんとPaulの“Live And Let DIE”Tシャツ。すんげ~偶然。

おけらさん、自宅からここまで歩いて来たんだそうな。途中、休憩を入れると約3時間。真っ直ぐ来ると2時間を切るのだとか。電車が止まってしまったら、僕もそうするか・・・ん??


おけらさんが来たことで僕の負担も軽減、PROCOL HARUM「A White Shadow Of The Pale」やROBIN TROWER「Long Mysty Days」、JIMI HENDRIX「Wild Thing」「Voodoo Chile」、WHO「Summertime Blues」など、気楽なリクを楽しみつつトイレから戻って来ると、事態は急変!
おけらさんが“揺れてる!”と発し、店主と我ら同人率100%の3人は、 “あの時”のことが蘇ったのであろう、身構えた。

揺れは、少しの間続いたように感じたのだが、実際はどうだったのかな?
“upset the apple-cart”の営業日数が、伝説のロックバー“コモンストック”の営業日数を超えるのだとか。
店主がそんなことをふと考えた後に、大きな揺れが起きたのだと言っていたのが凄く印象的だった。

スマホの検索では交通機関が一斉に止まったようで、“早く帰れ”とか“今出て行っても”など様々な意見が飛び交う。
僕も、正直気楽に考えていたのだが、自宅や知人達からのメールで総合的に判断し、帰宅することを決断。早急に精算を済ませ店を出る。

都営新宿線「新宿三丁目駅」は特に変わった様子も無く、電車も少し遅れ気味ではあったが動いている状況。苦も無く「馬喰横山」から「馬喰町」へ。


ところが、総武線快速電車はここで止まったまま。動き出したのは23時20分頃。約2時間の足止めを食らう。

振替輸送や各停に乗り換えの策もあったのだが、僕の利用する「千葉」から先の“内房線”までもが止まっているいる以上、手の施しようも無い。もう成るようにしかならなかった。

千葉駅では客がキレて駅員に詰め寄り、駅アナウンスはヨレヨレ声になって一生懸命言い訳をしているし。

ホワイトスネイクの電話先行予約にも間に合わなかったし・・・。それって、追加公演を狙えって神様のお告げだったのかな?

自宅に辿り着いたのは25時半頃のこと。僕とリンゴと地震・・・因果な関係だ。

コメント (7)
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