みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

2006.05.21 WHITESNAKE

2015年05月07日 04時31分00秒 | 参戦報告(2000~現在まで)
東京・国際フォーラム ホールA
1階25列21~24番 \8,000-

David Coverdale(Vo)
Doug Aldrich(G)
Reb Beach(G)
Timothy Drury(Key)
Uriah Duffy(B)
Tommy Aldridge(Ds)

《セット・リスト》
Opening SE THE WHO/My Generation
1.Introduction
2.Burn(incl.Stormbringer)
3.Guilty Of Love
4.Love Ain't No Stranger
5.Walking In The Shadow Of The Blues
6.Love Hunter
7.Slow An' Easy
8.Is This Love
9.Ready To Rock
10.Ready An' Willing
11.Blues For Mylene
12.Snake Dance
13.Crying In The Rain(incl.Drum Solo)
14.Ain't No Love In The Heart Of The City
15.Give Me All Your Love
16.Here I Go Again
17.Take Me With You
18.Still Of The Night
19.We Wish You Well

◆ 管理人さんとの出会い Mr.Rapport

当初、ボクはこのコンサートには行くつもりがなかった。『サーペンス・アルバス』以降、HM化したWSがどうも好きになれなかったからだ。それにもかかわらず、なぜ行く決意をしたのか?

理由は二つある。一つはWalking In The Shadow Of The Blues、Love Hunter、Take Me With You…といった往年のクラシック・ナンバー、そしてステージでは100%演らないであろうといわれていたDPの名曲Burnがセットリストに加えられていることをネットで知ったこと。

もう一つは、みんブロやロングリブ~の母体ともいえる「紫庵へようこそ」の掲示板への書き込みがきっかけで親しくなった管理人さんことアキちゃんと、WSの話題で盛り上がり、「それならば一緒に行きましょう」ということになったからである。

そのアキちゃんとは、当時、掲示板のお付き合いだけで、面識が一度もなかった。だから、どんな人なのかも一切わからない。アキちゃんに関する唯一の情報は、このコンサートに先立つ数カ月前、彼と初めて会ったユニさんから届いた以下のようなメール内容のみ。
「アキちゃんは貴兄と違って、真面目で常識人です」
エッ? 真面目で常識人? 確かにオレとは180度違うな。
嫌だなあ……、オレが一番苦手としているタイプじゃん。
でも、まあいいか。嫌われたら嫌われたで、もう二度と会わなければいいんだから。掲示板にもカキコしなければいいんだから。

そんなアキちゃんに対する印象が少しばかり変わったのは、コンサートの前々日、彼から来たメールを拝見したときであった。
「○○時に国際フォーラムの○○で待っています。ボクは姉●建築士に顔が似ているので、すぐにわかると思います(笑)」
なんだ、意外とユーモアに満ちていて、ひょうきんなところがあるんだなあ。じゃあ、オレも……ということで、次のようなことを記して返信した記憶がある。
「了解しました。姉●建築士ですね。ボクはバーニー・マースデンに似ていると、ミスター・ユニバースさんからよく言われます(笑)」

こうしてお互いにメールで自己開示をしあった翌々日、国際フォーラムの待ち合わせ場所でアキちゃんと初対面。
「確かに、姉●建築士に似ているなあ。向こうもたぶんオレのこと、バーニー・マースデンに似ていると思っているんだろうな」と思いながらも、掲示板のやり取り同様にすぐに打ち解け意気投合。他の方2名、計4名でコンサートを存分に楽しんだ記憶がある。

あれから、9年……。「嫌われたら嫌われたで、もう二度と会わなければいいんだから。掲示板にもカキコしなければいいんだから」というボクの取り越し苦労は完全払拭。今や人脈を通り越して心脈と呼んでもいいお付き合いをさせていただくようになった。
ユニさんの「アキちゃんは貴兄と違って、真面目で常識人です」というコメントは確かに一理あるけど、別の側面から考察すると、これがまたボクに負けず劣らずの「すけべじじい」。要するに、陰と陽のバランスをうまく兼ね備えた人なのである。

では、肝心のコンサートの感想は?
これは、アキちゃんとほぼ同意見なので、そちらを参考にしてください。
いずれにしても、縁は異なもの味なもの。このときのコンサート――「ホワ会」がきっかけでアキちゃんと出会わなかったら、たぶん、リンゴで顔を合わせても、軽い挨拶を交わす程度で、肩を並べながら仲良くHRを聴くこともなかったかもしれない。
おしまい

※↓当日の模様を記録したブートレッグがコレ


◆ WHITESNAKE観戦記 akichan!

2004年10月のハマースミスでのライヴDVD+CDを引っさげて、何度目かの“新生白蛇”がやって来るとのニュース。
僕は発売されたそのDVDを見て、DC(David Coverdale)の声の異常を痛感した。
かつての“ディープ・ボイス”が失われてしまった失望感に、本当に行くべきだろうかと悩んだ。
しかし、オープニング・ナンバーの魅力には換え難いものがあった。第4期DEEP PURPLEを体験していないだけに。

当時僕が管理していた(まだありますが・・・)掲示板の同人さんらと“観たい”って気持ちが一つになった時、幻の「ホワ会」(よーするにWHITESNAKEを観に行く会)が立ち上がり、途中“アラシ”に遭いながらも挫けず、結果として4名御一行様で新生白蛇詣でとなったのであります。

その“オープニング・ナンバー”とは・・・。
WHITESNAKEの初期、いくつかのDEEP PURPLEのナンバーがプレイされていたことはあったが、「Burn」はずっとずっとずーっと封印していた。
今回、その「Burn」をプレイする。しかも、「Burn」と肩を並べる第3期DEEP PURPLEの名曲でありながら、「Burn」よりもさらに封印率の高い「Stormbringer」をつなげると言う。
これは前代未聞の大事件、生涯忘れることの出来ない感涙ものの大プレゼントだった。

本番に臨むにあたり、特にこの2曲のつながり部分をブートレッグで予習してたことは覚えている。
覚えているのだが、実際ステージの模様を今思い出しながらそのことを記そうとしても、パーツパーツでは思い出せても全体が見えて来ないのだ。
その代わりにヘンなことは覚えている。
さすがDCは日本に慣れているってか発するMCが、他のアーティストと一味違う日本語を操っていた。
“ウタッテ!”とか“ハイっ!”とか“スイマセン!”とか。それがとってもオチャメだった。

DCのノドは、やっぱり本調子では無かった。
大阪では披露してくれた「Mistreated」を東京では断念するとの情報が入ったにも関わらず、1曲終わるごとに“次は絶対にアノ曲だ”とずっと祈り続けた。
でもやっぱりその祈りは通じなかった。
僕は、思い余って“Mistreated演ってくれー”って悲痛な叫びをあげてしまった。
コメント (6)
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