みんなのライヴ・ブログ

行ったつもりのリクエスト「おうち DE apple-cart」。毎日朝5時に1曲、全力更新中!

1981.06.22 WHITESNAKE

2014年03月27日 04時39分00秒 | 80年代の回顧録
浅草国際劇場 by Mr.Rapport
座席 前から三列目、一番左

David Coverdale(Vo.)
Micky Moody(G.)
Bernie Marsden(G.)
Neil Murray(B.)
Jon Lord(Key)
Ian Paice (Ds.)

《セット・リスト》
1.Walking in the Shadow of the Blues
2.Sweet Talker
3.Ready an’Willing
4.Don’t Break My Heart Again
5.Till the day I die
6.Love Hunter ~Micky Moody solo
7.Mistreated~Soldier of Fortune
8.Jon Lord solo~Belgian Tom’s Hat Trick~Ian Paice solo
9.Ain’t No Love in the Heart of the City
10.Would I lie to you
11.Fool for Your Loving
~Encore
12.Come On
13.Wine Women an’Song

 初来日の直後にアルバム『Ready an’Willing』が発売。翌年にアルバム『Come and Get it』が発売。そして、二度目の来日公演。個人的にこの時期の白蛇がいちばん好き。ということで、バンド仲間全員で(オイラ・ベース K・ギター I・ギター C嬢・ヴォーカル 前妻Y子・キーボード S・ドラムス)参戦することに。おっと忘れていた。もう一人いた。Y子の友達のK・K嬢。合計7人の大所帯だ。
 場所は浅草国際劇場。ここに来たのは後にも先にもこれ一回のみ。いや、正確には二回目というべきか。もっとも、初めて来たのはオイラが乳飲み子のとき。両親がお芝居に招待されたようで、母親いわく、「お芝居の最中、あんたがピーピー泣くものだから、人目を気にしながら、おっぱい飲ませていたのよ」。
 あれから20数年。ああ、願わくば、お芝居ではなくロックのコンサートを観ながら、おっぱい飲んでみたい。いや、揉みしだきたい。その気持ちは56歳になった今も変わりないのである(おお! えっちなおじさん、冬眠から目覚めたぞ)。
 それはさておき、座席に着くなりアクシデントが発生。チケット取りはバンド仲間のSに任せ、前から三列目と喜び勇んだのも束の間、巨大なPAが邪魔して完全にデット・ゾーンなのだ。
「おい、どうするんだ。いくら前の方でも、これじゃあロクに観えんぞ」(オイラ)
「そうよ。これじゃあ、ジョン・ロードが見えないじゃない」(C嬢)
「バーニー・マースデンも見えんぞ」(みんなを焚きつけるオイラ)
「あのさあ、S君さあ。前のほうの座席をゲットすればいいってもんじゃないんだよなあ」(I)
「見えるのは、カヴァディールとミッキー・ムーディーくらいだな」(さらにみんなを焚きつけるオイラ)
「どう責任とるつもり?」(K)
「私、ロックに興味ないから来なければよかったわ」(Y子の友達のK・K嬢)
「イアン・ペイスも見えるかどうか。実に微妙なところだな」(ますますSを窮地に追い込むオイラ)
「みんな、ごめん」(S)
「じゃあ、こうしない。コンサート始まったら、思い切って横に移動しちゃおうよ」(前妻Y子)
「それしかないか……」(全員)
 そういうわけで、照明が暗くなるやいなや、全員が横へスルスルと移動。
 いよいよ公演の始まり。
 以下、印象に残る曲を簡単にリモオます。

その1 Walking in the Shadow of the Blues
 オープニングはCome Onで始まるだろうと、誰もが思っていた。
 案の定、例によって「アーユーレディーーー」のいななきで、ジャーーーン。ところが、ジャーーーンの後、ダッダダ・ダッダダ・ダッダダ・ダッダダ・ダッダダ・ダッダダ・ダッダダ・ダッダダ……のリズムに変更。おお、Walking in the Shadow of the Bluesだ。これにはびっくり仰天。まさか、トップに持ってくるなんて!
すっげー、カッコよかった。

その2 Ready an’Willing
 この曲は中間部、バーニーのギターソロが入るんだけど、ここでアクシデント。アンプにトラブルが生じたみたいで、ギターの音が出ない。どうやら、ミッキーも。すかさず、ジョンがシンセのソロでフォローにまわる。このへんの臨機応変な対処の仕方はさすがにプロ。

その3 Don’t Break My Heart Again
 アルバム『Come and Get it』からのナンバーで個人的に一番のお気に入り。これが生で聴けただけでも幸せ。中間部のソロはミッキーとバーニーのツインリードというのも◎。これはアンプ・トラブルによるファンへの恩返し――サービスかな。

その4 Mistreated~Soldier of Fortune
 前年の初来日のときも素晴らしかったけど、今回のほうがさらに感動的な演奏。前妻Y子もC嬢も目をウルルンさせながら聴いている。わかる。その気持ち。おいらもウルルン。前にも書いたけど、これだけはレインボーのテイクよりも数段上。

その5 Would I lie to you
アルバム『Come and Get it』からのロックンロール・ナンバー。スタジオ盤はソロなしだけど、ライブではジョンがとても素晴らしいソロをハモンドでとってくれた。前妻Y子もC嬢も感涙、感涙。

その6 Fool for Your Loving
 この曲がどれだけ素晴らしいライブ・パフォーマンスであったかは、今更、くどくど述べるまでもないでしょう。タイムリーでこの曲を生で聴けたことが、誇りに思えます。

その7 Wine Women an’Song
 アンコールで演奏されたこの曲は、中間部で例によってデイブによるメンバー紹介。イアン、ニール、ミッキー、バーニー、ジョンの順で紹介されていくが、やはり拍手が一番多かったのは、初来日同様、ジョンのとき。二番目はやっぱりイアン・ペイスかな。

 以上、ざっと紹介したが、バンドとしての安定感・円熟度は前回よりも優っていたような気もする。「この路線でずっと突っ走ってくれたら、良かったのに……。何度でもコンサート会場に足を運んだのに……」と思ってしまうのは自分だけであろうか。
 そういうわけで、最近のライブリモヘ白蛇づくし。この勢いで、次回は1983年のコージー・パウエルが参加した白蛇のリモィ届します。

~管理人の付け足し~
22日当日のブートレッグはありませんでしたので、25日サンプラザのジャケ写を載せておりました。これ“サウンドボード”となっており、確かに音質いいですが、スクラッチ・ノイズがするのが??なところ。


ヘッドさんから提供がありました!。
当日のチケットです。

コメント (8)
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