香港ロック・バー(Murphy's Irish Pub)探訪の巻 by Mr.Rapport
前にも書いたと思うけど、この11月でボクはカミサンと一緒になって20年になる。結婚10周年のときはモルディブに行き、今年は20周年ということでニューヨークかロンドンに行く予定でいた。ところが、5月に東京の母親が大怪我を負い、要介護3に・・・。加えて桐生にいる義母のアルツハイマーも進み、完全にW介護状態。そのため、旅行は取りやめとなり、東京と桐生を行ったり来たりしながら二人の面唐ゥなければならなくなった。
そんなオレたちを見るに見かねたのだろう。実弟と義妹が「数日くらいなら自分たちが世話をするから・・・」と申し出てくれ、「じゃあ、香港にでも行くか」ということになり、急きょ、今回の旅行が実現した次第である。
もっとも、香港は何回も行っているため、自分なりに何か刺激が欲しい。それならば、「冬眠状態にあるロック・スピリットを覚醒させよう」ということで、密かに「香港DEロック」を決め込むことに・・・。
ただ、ロックにまったく関心を示さないカミサン同伴では「香港DEロック」と意気込んでも、たかが知れている。でも、バー=パブくらいなら許してくれるだろうということで、二日目の夕方、このMurphy's Irish Pubを訪問することにしたわけである(この店は香港が中国に返還される前にも訪れたことがあり、実は今回で二度目)。
場所は香港一の繁華街・チムサーチョイのネイザンロードに面していて(東京でいえば銀座の大通りのような一等地)、なぜか隣に「大戸屋」がある。
店内のスペースはかなり広く、以前、新宿三丁目にあったロック・バー「Rolling Stones」と同じくらいか、それ以上。内観は英国風のパブといった感じで、キンクスの「マスウェル・ヒリビリーズ」のジャケを彷彿させてくれる。店内の壁の所々にはアクセントの意味合いを兼ねてLPジャケットも鰍ッられている。クリームの素晴らしき世界、ZEPの4th、ストーンズのレット・イット・ブリードなどなど。おお、ブラック・サバスの1stもある。これは期待できる。
日曜日の夕方ということもあるのだろう。お客さんも多い。さしずめ、「トリプルつばなれ」といったところか(実際に客の数を数えたら自分たち夫婦を含め、ジャスト30人だった)。同人率なんかわかりっこないが、女子率は30%くらい。
それとIrish Pubというだけあって、お客さんのほとんどが白人。次いで黒人。黄色人種はわれわれ夫婦のみ(ちなみに店のスタッフも全員が白人)。これがupset the apple…artのマスターなら「白人率●% 黒人率●% 黄色人種率●%」とツイッターに書くんだろうな。
以下、「びっくり&うれピー報告」を4点ほど。
[その1]
店内に入るなり、「Are you Japanese?」と尋ねられたので「Yes」と答えたら、「外人はチャージ無料」ということで、タダにしてくれた(このへんは「upset the apple…art」と同じ)。
[その2]
グラスビールを頼んだら、前金制で30HK$(日本円に換算すると約390円)。これは安い。だから女房も上機嫌。後で気づいたことだけど、ハッピー・アワーの時間帯に入店したようだ。
[その3]
大量のャvコーンとャeチが盛られたバスケットをテーブルの上に置かれた。ニンジン・大根・キュウリなどの野菜スティックも。「We didn’t order it」と言ったら「Free(サービス・無料)」とのこと。これまた嬉しいサプライズ!
[その4]
一番うれピかったのは、店員の女の子が美人で可愛かったこと。それと、この娘がまた実に見事なバストをしているんだよね。ロック・バーに金髪巨乳美女のトッピングとくれば申し分ない。ああ、隣にいるのがカミサンじゃなくて彼女だったら、揉みしだき放題なのに(おお、えっちなおぢさん復活だ)。
最後に大事なことを。まず、音量。これは「upset the apple…art」とほぼ互角といっていいだろう。とにかくすさまじい。しかし、ロックに理解を示さないカミサンみたいな人からすれば騒々しいだけかもしれない(実際、カミサンは入店して30分くらい経ってから「もう出ようよ」を連発しはじめた)。
かかっている音楽のジャンルもブリティッシュ・ロックが中心。曲は数曲同じアーティストのモノがかかることもあれば、一曲ごとにお店のスタッフがCDをチェンジすることもある。前回(15年以上前)訪れたときは、ツェッペリンやクラプトンやハンブル・パイなどがかかっていて、今回もU2やクィーンやフェイセズなどがかかっていた。リクができるかどうかまでは確認していないので不明。
ちなみに、ここのお店は料理も美味らしく、本当は英国直伝のお店の看板メニュー「キューカンバ・サンドウィッチ」(きゅうりのサンド)を頼みたかったんだけど、カミサンの「これから、本場の中華を食べに行くんでしょう」のひと言で断念。
一時間ちょっとして店を出たときは、完全に日が暮れ、香港の街はますます活気づいていたのでありました
(二枚目の写真はお店から出て、しばらく歩いたところから、撮影したもの)。そして向かった先は、北京ダックと蝦入りワンタン麺が美味しいと評判の店。北京ダックは確かに美味だったけど、蝦入りワンタン麺はいまいちだったかな。
さて、ラモウんの「香港DEロック!」。次回はどこに出没するのでしょう。
前にも書いたと思うけど、この11月でボクはカミサンと一緒になって20年になる。結婚10周年のときはモルディブに行き、今年は20周年ということでニューヨークかロンドンに行く予定でいた。ところが、5月に東京の母親が大怪我を負い、要介護3に・・・。加えて桐生にいる義母のアルツハイマーも進み、完全にW介護状態。そのため、旅行は取りやめとなり、東京と桐生を行ったり来たりしながら二人の面唐ゥなければならなくなった。
そんなオレたちを見るに見かねたのだろう。実弟と義妹が「数日くらいなら自分たちが世話をするから・・・」と申し出てくれ、「じゃあ、香港にでも行くか」ということになり、急きょ、今回の旅行が実現した次第である。
もっとも、香港は何回も行っているため、自分なりに何か刺激が欲しい。それならば、「冬眠状態にあるロック・スピリットを覚醒させよう」ということで、密かに「香港DEロック」を決め込むことに・・・。
ただ、ロックにまったく関心を示さないカミサン同伴では「香港DEロック」と意気込んでも、たかが知れている。でも、バー=パブくらいなら許してくれるだろうということで、二日目の夕方、このMurphy's Irish Pubを訪問することにしたわけである(この店は香港が中国に返還される前にも訪れたことがあり、実は今回で二度目)。
場所は香港一の繁華街・チムサーチョイのネイザンロードに面していて(東京でいえば銀座の大通りのような一等地)、なぜか隣に「大戸屋」がある。
店内のスペースはかなり広く、以前、新宿三丁目にあったロック・バー「Rolling Stones」と同じくらいか、それ以上。内観は英国風のパブといった感じで、キンクスの「マスウェル・ヒリビリーズ」のジャケを彷彿させてくれる。店内の壁の所々にはアクセントの意味合いを兼ねてLPジャケットも鰍ッられている。クリームの素晴らしき世界、ZEPの4th、ストーンズのレット・イット・ブリードなどなど。おお、ブラック・サバスの1stもある。これは期待できる。
日曜日の夕方ということもあるのだろう。お客さんも多い。さしずめ、「トリプルつばなれ」といったところか(実際に客の数を数えたら自分たち夫婦を含め、ジャスト30人だった)。同人率なんかわかりっこないが、女子率は30%くらい。
それとIrish Pubというだけあって、お客さんのほとんどが白人。次いで黒人。黄色人種はわれわれ夫婦のみ(ちなみに店のスタッフも全員が白人)。これがupset the apple…artのマスターなら「白人率●% 黒人率●% 黄色人種率●%」とツイッターに書くんだろうな。
以下、「びっくり&うれピー報告」を4点ほど。
[その1]
店内に入るなり、「Are you Japanese?」と尋ねられたので「Yes」と答えたら、「外人はチャージ無料」ということで、タダにしてくれた(このへんは「upset the apple…art」と同じ)。
[その2]
グラスビールを頼んだら、前金制で30HK$(日本円に換算すると約390円)。これは安い。だから女房も上機嫌。後で気づいたことだけど、ハッピー・アワーの時間帯に入店したようだ。
[その3]
大量のャvコーンとャeチが盛られたバスケットをテーブルの上に置かれた。ニンジン・大根・キュウリなどの野菜スティックも。「We didn’t order it」と言ったら「Free(サービス・無料)」とのこと。これまた嬉しいサプライズ!
[その4]
一番うれピかったのは、店員の女の子が美人で可愛かったこと。それと、この娘がまた実に見事なバストをしているんだよね。ロック・バーに金髪巨乳美女のトッピングとくれば申し分ない。ああ、隣にいるのがカミサンじゃなくて彼女だったら、揉みしだき放題なのに(おお、えっちなおぢさん復活だ)。
最後に大事なことを。まず、音量。これは「upset the apple…art」とほぼ互角といっていいだろう。とにかくすさまじい。しかし、ロックに理解を示さないカミサンみたいな人からすれば騒々しいだけかもしれない(実際、カミサンは入店して30分くらい経ってから「もう出ようよ」を連発しはじめた)。
かかっている音楽のジャンルもブリティッシュ・ロックが中心。曲は数曲同じアーティストのモノがかかることもあれば、一曲ごとにお店のスタッフがCDをチェンジすることもある。前回(15年以上前)訪れたときは、ツェッペリンやクラプトンやハンブル・パイなどがかかっていて、今回もU2やクィーンやフェイセズなどがかかっていた。リクができるかどうかまでは確認していないので不明。
ちなみに、ここのお店は料理も美味らしく、本当は英国直伝のお店の看板メニュー「キューカンバ・サンドウィッチ」(きゅうりのサンド)を頼みたかったんだけど、カミサンの「これから、本場の中華を食べに行くんでしょう」のひと言で断念。
一時間ちょっとして店を出たときは、完全に日が暮れ、香港の街はますます活気づいていたのでありました
(二枚目の写真はお店から出て、しばらく歩いたところから、撮影したもの)。そして向かった先は、北京ダックと蝦入りワンタン麺が美味しいと評判の店。北京ダックは確かに美味だったけど、蝦入りワンタン麺はいまいちだったかな。
さて、ラモウんの「香港DEロック!」。次回はどこに出没するのでしょう。