minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

彼と最初にホテルに行った時(3)・・・お仕置き

2006年02月14日 | 彼と最初にホテルに行った時
 その日は仕事が立て込んでいたのか、社長は朝からデスクワークに没頭していた。こうなると、わたしは暇だ。社長からお呼びがかかるまで自分の部屋でコーヒーを飲みながら、ぼーっとテレビを観ている。専業主婦よりも暇かもしれない。

 しかし、そんな弛緩し切った神経を一瞬で目覚めさせる衝撃が、わたしを襲った。わたしの中に挿入されたピンクローターが断続的に震動し始めたのだ。社長はわたしをコントロールするために、毎朝、ワイアレスリモコン付きのピンクローターをわたしに挿入する。言葉で命令されるのではなく、局部に挿入されたローターの震動で命令されると、屈辱感で一杯になる。そして、自分が社長のセックス秘書であるという事実を思い知らされるのだ。

 断続的な震動は、緊急の用事を示している。早く社長の前に行かないと叱られる。社長から指示を受け、その内容をわたしが復唱するまでローターの震動は止まらない。

「お呼びでしょうか」
 わたしは社長のディスクの前に、緊張した面持ちで立った。

「ああ、今、本社の秘書から電話があった。今日のお昼の取引先との会食をどうするかという問い合わせだった。今朝、本社からFAXが入っていなかったかね」
「あっ・・・・・・」

 そうだった。今朝、社長が到着する前に、本社の秘書室からFAXが入っていた。

 もちろん社長にその件を伝えようとしたのだけれど、社長は部屋に入るなり、いきなりわたしの口を塞いでディープキスをして、それからセックスをして、そして、ローターを挿入したのだ。いつものことではあるけれど、その一連の行為がわたしの記憶をすっかり飛ばしてしまった。

 その後、社長は人が変ったみたいにまじめな顔になって、ディスクに向かったので、わたしもFAXの件を言いそびれてしまったのだ。

「すみません。忘れていました」

「うーん、君も知ってのとおり、わたしがここに来る時は、誰とも会わないようにしているのだ。しかし、たまに重要な相手で秘書課の判断だけでは断りきれないことがあると、こうやってわたしに訊いてくるのだよ。こういう大事なことは、忘れないようにしてくれないと困るよ。もう11時だから、今更、断れないけれどね。先方さんにここに来て貰うわけにもいかないし、仕方がない、どこか適当な場所を予約しよう」

 社長はそう言って、携帯でどこかに連絡を取り始めた。わたしの体内のローターは動きっぱなしだ。わたしのGスポットを直接刺激する震動に、わたしの股間は既にぬるぬるになっている。思わず、足をくねらせて、しゃがみこみたくなったけれど、注意を受けている最中にそんなことはできない。

「よかった。先方さんとここの中間くらいの場所にあるレストランが予約できた。すぐに車を手配してくれたまえ」

「承知しました、すぐに車を手配します」

 わたしが社長の命令を復唱すると、ようやく股間の震動は止まった。

 5分もすると、社長専用車がマンション1階ロビーに到着した。

「それでは、行ってくる。会食したら、すぐに帰ってくるから、そうだな、2時くらいには戻れるだろう。すぐに入れるように、お風呂の用意をしておいてくれ。それと、今日のミスのお仕置きをせねばならないな」

「えっ、お仕置きですか」

 わたしはびっくりして問い直してしまった。

「ああ、これが普通の秘書なら大きな失点だよ。だが、それだけで済んでしまう。そのせいで、困らされたわたしの気持ちはどうなるのだ。君のことを業務上のことで評価するつもりはないけれども、ミスはミスだからね、だから、お仕置きが必要になる。お仕置きをすることによって、こちらが受けた無念さを解消させて貰う。ここが、君が普通の秘書と違う点なのさ。今日から、1週間、スカートの着用を禁じる。判ったかね」

「・・・・・・」

「早く脱ぐんだ」

 わたしが黙って俯いていると、社長は逆らうことを許さないような強い口調でわたしに命じた。その強い口調に圧倒されて、わたしは反射的にスカートのホックを外し、スカートを脱いでしまった。ショーツを穿くことを許されていないわたしの下半身を覆うものは、オールスルーのパンストだけである。スカートがないと、陰毛はもちろんのこと、どうかすると陰唇まで見えてしまいそうだ。

「それでいい。今後1週間はその格好で通すんだ、いいね」

 満足そうに頷きながら社長はそう言い残すと、会食に出かけた。

「あああ・・・・・・」

 ひとりになると、安堵感と同時に惨めさが込み上げてきた。今のわたしの格好ときたら、全裸の上に黒のパンストとブレザーを身に着けているだけなのである。全身を姿見に映してみると、そこには男を挑発する卑猥な格好をした女の姿があった。

「はああああ、これならいっそのこと素っ裸のほうがよっぽどいやらしくないわ」

 最高に惨めなはずなのに、わたしの股間はヌメリを増していた。自然と腰が蠢き、指を濡れそぼった女唇にあてがった。パンストの上からでも洪水のようになっていることは十分に判った。

「社長、早く帰ってきて・・・・・・」

 わたしは身悶えながらベッドに倒れ込み、オナニーを始めてしまった。オナニーするなんて、本当に久しぶりのことだった。

「こんな扱いをされて濡れてしまうなんて、きっとわたしは変態なんだわ」

 そう自覚すると濡れ様はますます増して、身体の芯から湧き上がる性感は壮絶なものとなっていった。
(続く)


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