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札始大師堂と大蓮寺 ㊶ 2022 中に入りお参り出来ました

2023年03月03日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
一巡目ブログ 札始大師堂

別格9番札所を出発し、札始大師堂を目指します。
こちらも前回はたまたま通りかかったお寺でした。今回はどういったお寺かを理解してお参りします。
そして、ほぼ歩き遍路では入って良いのか分からず入らなかったので、今回はきちんと中でお参りしたいと思っていました。

その前に、大蓮寺に向かいます。
大蓮寺とは伊予13佛霊場の一番札所でもありますが、札始大師堂の納経御朱印を頂けるとの事で、
本来はお参りしてからですが、手前にあるお寺だったので先にお参りさせて頂きました。
納経所では和尚さまが静かな雰囲気の中、札始大師堂の御朱印を印してくださいました。

お寺の前には立派な日本建築があったので近づいてみると、国の重要文化財の「渡部家住宅」とありました。
残念ながら日曜日のみの開館でした。
床壁が土壁に白紙をはった「張り付け壁」の特徴を持つ武家建築様式のようです。

札始大師堂へ向かいます。

すると、一人の散歩中の男性が話しかけて下さいました。
札始大師堂へ向かいたいと話すと近道の大通りを教えて下さったのですが、本来の遍路道を通りたい事を伝えるとそれにつきあってくださり、
札始大師堂までの1.5kmほどをご一緒してくださいました。
この方もお遍路さんで和尚さんとバスなどのツアーで巡られているそうです。
河野衛門三郎に纏わる話など色々なお話をしてくださいました。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。感謝です!

前回は閉まっていたお堂の扉が、今回は開いていました!受け入れてもらえた気持ちになりました。
中に入りお参りをします。

衛門三郎が弘法大師に許しを請うために四国巡礼のお遍路に出るのですが、お大師様に自分がお参りしたことがわかるように、
自分の名前を記した木の札をお堂に貼り付けたそうです。これが納札の始まりと言われています。
弘法大師の像は大師が彫られたものという事でした。
お参りをしていると頭の上が騒がしく、確認してみるとそこには燕の巣がありました!
親燕の出入りの為に扉を開けていたようです。
おかげさまで中に入りお参りをすることが出来ました。

先ほどの案内をしてくださった男性が教えて下さったのですが、今は大蓮寺でなくても札始大師堂で納経が出来るとの事でした。
確かに、お堂の横のお家に納経所とありました。

お参り出来て良かったです♪

札始大師堂の納経の為に訪問した大蓮寺


大蓮寺の本堂


光明殿


大きすぎて上手く撮れなかった向いにあった渡部家住宅


大蓮寺近くにあった荏原城址


短い歩き遍路道がありました


札始大師堂の石標


境内の様子


お堂の様子


燕の巣がありました🐣





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