MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 54番札所⑱ 2017

2018年09月14日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
54番札所 延命寺

大西駅から約4kmの道のりを歩き始めました。
しばらくすると巨大なアニメに出てきそうな奇抜な建物が見えてきました。
何かのホールかな??四国って建築に力を入れているところが多いなとつくづく思いました。
後から調べてみると「渦潮電機(株)みらい工場」とのこと。
工場?!でもこうやって調べることにもなるし良い広告になってます!!
古い建物を大事にしているし新しい建物も何か表現しようとしている感じがとてもするし、
いくら建築家がこうしたらどうか?と思っても建てようとする側が、
それをやってみようという気持ちが無ければ実現しない。逆の場合も同じ。
一緒に前を向かないと前向きなものは完成しないと思う。

そんなことを考えていると、家からおじさんが出てきたので反射的に
「こんにちは!」と言うと「これ、どうぞ!!」とお茶のペットボトルを差し出してくれました。
こういった事に慣れていないというか、お寺からのお接待の経験はあったのですが、
普通の人からのお接待は初めてで。。。驚いてしまいました。
愛媛に入ってからは都会というか街中を歩くことが多くて挨拶する機会も少なくなり、
寂しくなっていたのですが、温かい気持ちになりました。
一度は断ってしまいましたが、有難く受け取りました。
感謝の気持ちで、このお寺ではこのおじさんの分もお祈りをしていました。。

お接待とはそういうことかな?

なんか有難いな~~と思いながら、グーグルマップの案内につられて進むと。。
怪しい道を進んでしまいました。
やっぱり。。。またもやお寺の裏を歩いているようです。
そのうちお墓が見えて、アクセス方法が絶対違ってました。
お墓を抜けて進むと駐車場に。お寺のある右手に山門が見えるのですが、左手には仁王門がありました。
仁王門の方に進み、順序良くお参りしました。
しかしながら有形文化財の鐘楼(打てません)には気が付かず進みました。
勉強不足でこのようなことは度々あったと思います。
境内は趣がありました。
特に大師堂は、木々が生い茂った階段を登った高い場所にあり、印象的なお寺でした。

お参りを終えて山門をくぐり前方右上に鐘楼があるのに気が付きました。
近づいてみると「梵鐘 有形文化財」とありました。
1704年に住職が私財を投じて鋳造したものだそうです。

ホールかと思った奇抜な建物(渦潮電機(株)さんの工場でした)


お茶をお接待していただきました!ありがとうございます!!


迷って入り込んだ裏道


仁王門


山門


境内の様子


高い場所に大師堂


有形文化財の梵鐘

コメント
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