MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 52番札所⑱ 2017

2018年09月06日 | お遍路好き(菩提・愛媛)
52番札所 太山寺

玻璃ヶ浦駅近くに広島に行ける立派なフェリーターミナルがありました。
ここで態勢を整えて出発です!
グーグルでチェックした階段を登ります!
ちょと不安になる階段!!
蔦や雑草で大変な事になっていました。これは夏だったら登れかなったかもしれないと思いました。
いくら遍路道といってもこちらを通る人はほぼいないのかもと不安のまま進むと
「左たいさんじ」の石標があらわれほっとしました。
またしばらく進むと見えてきました!!裏に出てしまいました!!

やっぱり。。そうなってしまったか。

本来のルートで進めば「一の門」「二の門」「三の門」とくぐり進んで行くようでした。

裏手に出てしまった私は大師堂を抜けて山門をくぐるところから始め本堂へ向かいました。
国宝である本堂は大きく趣のある建物でした。
本堂の前には「魔尼車」がありました。
これを一回まわすとお経を一巻き読んだことになるというものです。
回しましたが、お経も読んで参拝しました。
あるものは一応試してみたいといいますか。。

このお寺には法隆寺の夢殿と同じ聖徳太子の像が祀られている聖徳太子堂がありました。
聖徳太子と縁のあるお寺でした。
鐘楼堂には地獄絵があり、格子越しに見ることが出来ます。
薄暗いこともあり、さらに地獄を感じる絵でした。

大師堂の横には24番札所最御崎寺にあったものと同じ「鐘石」がありました。
叩いてから大師堂を参拝しました。
あるものは一応試してみたいといいますか。。
石つながりではどのくらいまで遠くまで運べるか競った「力くらべの亀の石」というものがありました。
タヒチ好きの私としては、こういったものを見るとポリネシアとの繋がりを感じてしまいます。
タヒチでは今でも夏のヘイヴァというお祭りで「石運び競争」なるものがあり、
この石と同じぐらいの石を運んで競争しています。

納経所は三の門を出てしばらく歩いて行った場所にありました。
柔らかな曲線をもった白壁が印象的で風格があり、お庭も素敵な納経所でした。

遍路道に入る階段


遍路道の様子


「左たいさんじ」の石標でほっと安心


裏に出てしまいました。


この日も心に響く碑がありました。


境内の様子


魔尼車と本堂


聖徳太子堂


大師堂の前にあった石鐘


力くらべの亀の石


白壁が印象的な納経所


納経所のお庭


一の門


二の門


三の門

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ほぼ歩き遍路 番外⑱ (玻璃ヶ浦駅)

2018年09月06日 | お遍路好き(菩提・愛媛)

道後温泉から52番札所へのルートは五通りあるようです。
道後温泉駅で会ったお遍路さんは電車とバスを利用して行くようでした。
私はというと。。。行きたい場所がありまして、大手町という駅で乗り換えです。

行きたかった場所とは「玻璃ヶ浦駅」

ガリレオの映画「真夏の方程式」で撮影に使われた駅です。
海が好きというのもありましたが、とても気に入っていて何度も劇場に足を運びました。
内容としては切なさもありますが、好きな映画です。
松山に撮影で使われた駅があると知り、いつか行ってみたいと思っていました。
お遍路地図と睨めっこするとその駅から伸びるお遍路道がありました!
グーグルマップもチェックしてお遍路道に入る道をチェックしました!!

さて!駅に着くと!!
映画で見た駅だ!と写真を撮っていると気がつけば私一人に。
改札の駅員の方が待っていることに気づいたのですが、笑顔で待ってくれている雰囲気だったので
甘えてもう少し写真に収めて改札を出ました。
出てからも、映画のシーンが次々と思い出されます。
ふと目線を上げると映画で使われた駅の看板とポスターが目に飛び込んできました。

本当にここで撮影したんだ。。。

聖地巡り、初めての経験でした。巡りといっても一か所だけですが(^^;)
駅を出てもあのシーンはここからだったんだとしばしウロウロしていました。
名残惜しい気持ちもありましたが、前に進まないと!



路面電車で移動


乗り換えた大手町はこんな感じ


玻璃ヶ浦のホーム


印象的なシーンの待合い


この売店も出てましたね


お迎えのシーンでこの駅全体も出てました。


このシーンもこの駅からだったのだと知りました。

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