おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

義務

2008年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム
今月の初め、発泡酒を一箱買ったのだが、
先週末、飲み終わってしまった。
2本飲んだ日もあった。調子のよかった日だったのだが、
そのお陰で、もともと本数的には一ヶ月持つはずもないものが、
早々と無くなった。
 
今月はまだ一週間ある。
いっしょに買った剣菱の黒松は一升瓶に
3分の一残ってはいるものの、やっぱり、あの発泡酒の喉ごしは、
まだまだ季節的にははずせない。
 
かと言って、このハンパな時期に一箱買うのはいかがか?と。
 
今回、一箱買って思ったのだが、
いつも冷蔵庫にビールが入っているってのもいいものだが、
入っているから飲まなければならない!
って事になってくると、ちと事情が変わってくる。
毎週、2日は行くようになってきている銭湯通い。
サウナで汗を流して、湯船にゆっくり浮かんでいると
それはそれは、まるで極楽なのだ。
そんな極楽、一回の入浴料は500円。
回数券を買えば一回分お徳なのだが、どうもそれだと
 
“行かなくては!”
 
的な義務的な、そういう感じになるのが嫌なんで、
毎回その都度500円を払って行っている。
行きたいときに行く!それが気持ちいい。
 
アルコールもいっしょ。
あるから飲むんじゃなく、飲みたいから飲む。
そうなると、いつもあるってのも・・・・
そう言う事もあって、今週からは飲む分だけを
買いに出掛けようと思った。
まぁ、銭湯の帰りに寄ればいいんだから、苦ではない。
 
ちょっとしたアテもいっしょに買うことに。
時間帯もあって、コロッケや唐揚げが半額。
これはこれはラッキー!と、コロッケと唐揚げを買う。
が、発泡酒を飲みながらだと、唐揚げが残ってしまう。
 
「仕方ない、唐揚げは明日!」
 
冷蔵庫にしまうが、次の朝、冷蔵庫を開けて
ため息をついてしまう。
 
「今日、これを食べなくては・・・・」
 
 


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0.150

2008年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム
怒りのスイッチは突然入る。
 
普段は温厚な事で知られる僕ではあるが、
時として、その内面に隠された激しい性格が
顔を出し、烈火の如く怒り狂う時がある。
それを例えるなら、
むき出しのままの配線が突然ショートするように、
いつ、どのタイミングで怒りモードになるのかは、
自分でもわからない。
 
ただ、最近気がついたのだが、
僕は、クラクション、特に後ろからのクラクションに
異様に反応するようだ。
そして怒る。
 
信号待ち。
ボーっとしていて、青信号に気付かず、
後ろからクラクションを鳴らされる。
これで怒る事は、もちろんない。
この場合、悪いのは僕だからだ。
これで怒っていては、ただの気が短いおっさんだ。
 
そうじゃない。
僕の前方が鍵。
たとえば、ファミレスの入り口がちょうど停止線付近で、
入ろうとしている車が少々もたついているとか、
もっとあるあるネタで言えば、
前の車のカップルが接吻に夢中になって
青信号に気付かず、
まぁ、音が聴こえてきそうなほど、ディーープを
楽しんでいるとか、
とにかく、直ぐには発進出来ない状況の時に
 
“ププゥッ!”
 
そこからは早い。カチィーン!ってくる。
時間にして0.150秒。
100メートル走のアスリート並み。
 
でも、カチィーン!てくるだけ。
別に降りて行って胸倉掴むだの、
車を蹴り上げるだのするわけじゃない。
 
ただ、ムカッってするだけ。
 
まぁ、車の中で大声は出してますけどね。
 
 
 
「アホォォかぁ! おっさん!#$〇☆ж#!!」
 
 

 


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もしも君に逢わなければ

2008年09月22日 | スポーツ
かつて、サウザーは言った。
 
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ
愛ゆえに人は悲しまねばならぬ
愛ゆえに・・・
こんなに苦しいのなら、悲しいのなら・・・
愛などいらぬ!!
 
まさに今、この心境である。
もちろん、失恋の話ではない。
失恋とは・・・
この際、本題から逸れることは避けておこう。 
 
プロ野球のこと。
少し前まで余裕ぶっこいて、左団扇で
クライマックスシリーズ、日本シリーズの展望を
あれやこれやと想像していたと言うのに、
気がつけば、
いや、 
唐突な事ではない。徐々に追い上げられ、
ついに差がなくなってしまった。
思えば、昨年、一昨年と自分達がやったことを
今年はしてやられた!感じだ。
 
ここ一ヶ月ぐらいは気が気でない。
追い上げるチームのファンは楽しくて嬉しいだろうが、
追い込まれるファンの心理とはこんなに
苦しいのか!悲しいのかぁ!
と、日々思い悩む。
そして想う。 
 
何故好きになってしまったのか?
 
大江千里はかつて唄った。
 
もしも君に逢わなければ、
違う生き方
僕は選んでいた
 
この言葉が身にしみる。
もちろん、失恋したからではない。
失恋とは・・・
いや、今回はやめておこう。
 
もし野球に興味がなかったら、
もし、あのまま暗黒時代が続いていたら、
もし、この世に阪神タイガースがなかったら・・・
 
君とはもちろん、阪神である。
愛とはもちろん、タイガースだ。
ただ、終わったわけじゃない。
これで終わるわけじゃない。
 
とは、言うものの、
終わらないから、辛いのかも知れない。
 



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グッズ

2008年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム
地元の秋祭りが近づいてきた。
 
お揃いの法被姿に白いズボン。これが祭りのスタイル。
昔は白いトレパンを穿いていたが、時代の流れと共に
スラックスになり、ニッカポッカになり。
なんだっていいのだ、色がシロであれば。
 
しかしそこはそれ、学生時代の学ランと同じ思考で、
みんな同じモノを着ているなら、
少しでもアイデンテテーを出そうと趣向を凝らすのが
男の子の可愛いところ。
とは言うモノの、それが似合うというか、
許容されるのは、血気盛んな20代前半までで、
いい年こいたおっさんのするべき行為ではない。
 
するべき行為ではないのだが、
それをあえてやって、楽しき青春時代を取り戻したいと
考えてしまうのも、また、
男のカワイイ一面でもある。
 
2年前、馬鹿会でもお揃いのズボンを新調しようと言う話が
持ち上がった。
持ち上がったと言えば聞こえはいいが、
早い話が、村の若者のマネをして、
ズボンに刺繍なんちゅうもんを入れてみようと僕が提案した。
 
最近流行り始めた風潮で、
珍走団のナントカ服みたいに、いろんな文句が
刺繍してある。
実際に見てみると、纏まりがあって割と渋い。
 
「これだぁ!」
 
やってみたい、あれ、やってみたい。
そう思って提案してみたが、どうも決まらない。
やっぱ、歳相応のグッズを考えるべきなのか?
 
ズボンは一旦中止と言う事になり、その他のアイディアを
出してみる。
リストバンドを作るのはどうか?
腕時計をお揃いで作るのはいかが?
なんなら、メジャーリーグのチャンピョンリングみたいな
指輪を作ってみるかね?
 
いろんな案を出してみるのだが、ことごとく却下。
 
ただの飲み会であって、サークルじゃないんだし、
そこまでやるのはどうなのか?
と自分自身でも冷静に考えてみたのだが、
やっぱ、最終的に賛同を得られなかったのは、
全てのグッズのデザインに
 
“馬鹿”
 
のロゴが入っていたことだろうか?と言う結論に辿りついた。
確かに周りに“馬鹿”の経緯を説明するのは邪魔臭い。
 


 


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むっはぁー!

2008年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム
無性に音が気になるときがある。
 
普段、何気なく聞き流している音でも一度気になると、
もう、耳から離れなくなる。仕事中、流れているラジオ。
軽快なDJの会話が聴こえてくるなか、
お洒落な言葉に混じって
 
しぃー すぅー
 
と、ブレスの音。
肺活量の問題なのか、このディスクジョッキー、
頻繁に息継ぎをする。
もう、そればっかり気になって、クイズの内容も
耳に入ってこない。
 
また、食事の際の音は、余計敏感になる。
蕎麦をすする音は苦にはならないが、
その他で音を立てられると、不快だ。
大勢で鍋をつついている時に音を出して食べられると
食欲がなくなってしまう。

そのほかの音で言えば、舌打ち。
 
“チッ”
 
ってやつ。本人は癖でやってるんだろうけど、
カウンター席の横でその舌打ちを聞いてる僕としては、
 
(こぉらぁ!おっさん!! やんのんかぁ?)
 
と思うことは思うが、もちろん行動は起こさない。
癖かも知れないから、癖かも。
そんな気になる音のコレクションに最近、
新たな音が加わった。
 
サウナでのおっさんの吐息。
 
なんともムサクルシイ音だ。
 
ムッとするサウナ室に足を踏み入れる。
汗を出すと気持ちいいし、ストレスも一緒に出て行くようだ。
目の前の時計を睨みつけ、予定の時間まで我慢、我慢。
 
じっと目を閉じて考え事をしていると、
サウナ室の扉がひらく。誰かが入ってきたようだ。
 
「ふぅー」
 
誰もが同じように、一度ため息をつく。
 
そして暫くすると、汗を体中から噴出している
胸毛ボーボー、頭髪少な目のおっさんが
 
 
 
「ムッハァー!」
 
 
 
と、この世のものとは思えない声を出すのだ。
 
正確に計ったことはないが、
僕の体温は3度ほど下っているはずだ。
 
今のところ、一番聞きたくない音だ。
 
 



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