おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

0.150

2008年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム
怒りのスイッチは突然入る。
 
普段は温厚な事で知られる僕ではあるが、
時として、その内面に隠された激しい性格が
顔を出し、烈火の如く怒り狂う時がある。
それを例えるなら、
むき出しのままの配線が突然ショートするように、
いつ、どのタイミングで怒りモードになるのかは、
自分でもわからない。
 
ただ、最近気がついたのだが、
僕は、クラクション、特に後ろからのクラクションに
異様に反応するようだ。
そして怒る。
 
信号待ち。
ボーっとしていて、青信号に気付かず、
後ろからクラクションを鳴らされる。
これで怒る事は、もちろんない。
この場合、悪いのは僕だからだ。
これで怒っていては、ただの気が短いおっさんだ。
 
そうじゃない。
僕の前方が鍵。
たとえば、ファミレスの入り口がちょうど停止線付近で、
入ろうとしている車が少々もたついているとか、
もっとあるあるネタで言えば、
前の車のカップルが接吻に夢中になって
青信号に気付かず、
まぁ、音が聴こえてきそうなほど、ディーープを
楽しんでいるとか、
とにかく、直ぐには発進出来ない状況の時に
 
“ププゥッ!”
 
そこからは早い。カチィーン!ってくる。
時間にして0.150秒。
100メートル走のアスリート並み。
 
でも、カチィーン!てくるだけ。
別に降りて行って胸倉掴むだの、
車を蹴り上げるだのするわけじゃない。
 
ただ、ムカッってするだけ。
 
まぁ、車の中で大声は出してますけどね。
 
 
 
「アホォォかぁ! おっさん!#$〇☆ж#!!」
 
 

 


コメント
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