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日々の暮らしのなかで

二番目の男

2011年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム
よくよく考えてみれば、僕は二番手の男だ
 
どう?かっこいい?
 
ってそうじゃない
 
二番手って言えば、
どこかの偉いさんの片腕とか、
次の総理大臣候補とか、開幕三連戦の二戦目に投げる
左腕投手とか、
とにかく、今の時点ではトップではない!って事?
 
そうじゃなくて、僕の言う二番手ってのは矢面に
立たないってこと 
 
えっ?卑怯者?
 
いやいや、違うますぅー
先頭に立たないってことですぅー
 
競輪やマラソンの駆け引きのように
前者を風除けとして勝機を見出したり、
F1のスリップストリームのように、
前車の力を利用して前へと抜き出たり!と
そんな人生の教訓めいた格言ではなくて、
ただ、文字通り
 
“二番目にいる男”
 
って意味
 
例えば食事時
5~6人でファミレスにでも出掛ける
一番最初に車から降りても、モヤモヤと歩きながら
玄関口へ近づくあいだに、
後方へと下がる
あまり下がり過ぎるのも、いかがなものか?と
空気感を読みながら、先頭の後ろに陣取る
 
そして店内へ
 
そういう意味での二番手です
 
店内に入るのに、譲り合う場面は度々あるものでは
ありません
我先に争うこともありませんけど、
最初に足を踏み入れることに躊躇しない人間も
沢山いるものです
だから、僕のような
 
“二番手が一番落ち着く男”
 
が、生き難い社会ではありません
しかし、それも若い頃の話
 
最近では、年下連中と出掛ける場面もあり、
また、自分が発起人なれば、
先陣を切って店内に突入することも
余儀なく要求される
 
でもそれも、経験が緊張感を和らげてくれます
事実、近頃は先頭でドアを開けるのは僕です
 
じゃあ、何がいいたいの?ですか?
 
いや文字通り、それ以上でも以下でもなく
二番目が意外と楽だよ!って話です
 
何事も
 
 
 

 


コメント
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