おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

BECAUSE I LOVE YOU

2011年08月22日 | 音楽
朝夕がめっきり過ごし易くなった
 
朝、原付を飛ばす坂道で、
半袖作業服からのぞく、逞しく毛深い二の腕に
ジリジリした暑さを感じていた夏
 
それがここ数日は陽射しも柔らかくなり、
仕事帰りの涼しさは、秋祭り直前を彷彿とさせる
 
(あぁ、夏も終わりか・・・)
 
何もしていない夏が終わる
今年も何もしないまま、夏が終わる
 
なんてことだぁ!って憤慨してみても
何もしなかったのは、わたくし
 
海にも行かなかった
 
山にも行かなかった
 
そして、恋もしなかった
 
昔から、夏の終わりというか、秋を感じる歌がある
 
ご存知、TUBEの名曲“BECAUSE I LOVE YOU”だ

♪君をひと夏だけのメモリーにしたくない
 
アバンチュール!ひと夏の出会い!
そんな白馬の王子様か、眠り姫を待ているような
御伽噺のような出会いを待っているわけでもないが、
夏は、どこか開放的な出会いがないかと
期待が自然と湧き上がる季節
 
♪君を失ったら、こんなにも気弱なただの男さ
 
ひと夏の出会いだった彼女を失う男
それは、秋の訪れを演出しているようにも思えるシーン
 
しかし、それは出会った二人だからこその場面
出会いもしなかった、山にも海にも、
そして恋も出来なかった僕には
今年もこのシーンは訪れない
 
いや、なにも
ひと夏だけの遊びって意味じゃない
宝くじも買わなければ当たらない
三振もバッターボックスに立たないと出来ない
それと一緒で、
失恋だって、まずは出会わなければ
出来ない体験だ
 
♪サイドシートに君を感じて走りたいよ
 
BECAUSE I LOVE YOU最初の一小節
 
この“サイドシート”って響きも、
夏の恋を連想してしまう
 
とにかく、夏は終わる
 
次は秋だ
 
実りの秋が始まる
 
 
 



コメント
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