おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ちっちゃい

2008年11月10日 | 日記・エッセイ・コラム
土曜日の夜、久々に四人が集まった
 
一日の疲れと汗を洗い流すためにシャワーを浴びていると
携帯がメールの着信を知らせた
類からだ
 
「総二郎に送ってもらうけど、司はどうする?」
 
歩いていけない距離じゃないが
ここは俺も迎えに来てもらうことにした
四人で集まるのは何ヶ月、いや、何年振りになるだろう
車内でたわいもない近況報告を済ませ店内へ
予約してあるはずの席に近づくと人影が 
 
「こんばんは」
 
丁寧な挨拶をしてきたのは、あきらだった
いつもながら、きちっとした男だ
 
店内の空気を気にすることもなく
抱擁で懐かしさを体現する四人
そうだ、この四人が集まれば怖いものはない
 
とりあえずと言う名のビールで乾杯!
一息ついた時、アルバイトの女性が
僕達のオーダーを聞きにやってきた
女性の顔を見た僕たち四人は固まってしまった
 
「つくし・・・? 牧野か?」
 
 
と 
 
思わずF4を語りたくなるほど、イケメン揃いの飲み会
まぁ、自分で言うのもなんだが
少なくとも、僕の目に映る三人は、イケメンで間違いない
そして、牧野つくし役をしてくれたアルバイト女性
大将の話だと、20代前半かな
可愛いと綺麗を足して2で掛けたような顔立ち
久々の飲み会の雰囲気も手伝って
少々呑みすぎるほど楽しい時間が流れていった
 
「おあいそぉ!」
 
四人で合計2万ちょっと
四人だから、ひとり5千円で割れる
が、ここで何を思ったか私、1万円札を取り出し
 
「あとは三人で割って。俺は1万出すから」
 
その時はスマートに出来たぁ!と思ったのだが
時間が経つにつれ
 
(ちっちゃい男やなぁ~)
 
自分で自分を叱咤した
そうなんだよ、何故、あのとき
全額出さなかったのか?
それとも、全額出せないなら、なぜキチッと割り勘に
しなかったのか?
なんか、中途ハンパなんだよね、やり方が
 
つくづく、器のちっちゃな男だと
日曜日、太陽が西に傾き空が赤くなるにつれ
一人で黄昏てみた
 
そして今日、月曜日にして思う
そんな事をこのブログに書いてしまう
僕は、本当に 
 
“ちっちゃい”
 
のかも知れない
 
いまさらですが・・・・
 


コメント
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