おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

失言

2008年11月14日 | 悩み
中学三年の時、高校受験の練習をしていた
もちろん、試験じゃなくて、面接の練習
どんな雰囲気なのか慣れることも大事だし
防災訓練と一緒で、一通り手順を確認しておかないと
いざと言う時にパニクる事にもなりかねない
 
そんな練習をしていると
どうしても言葉遣いがタメ口になってしまう奴がいた
で、そいつが一言
「オレは本番に強いタイプなんやぁ!」
すると、すかさず先生が 
「普段出来ないことが、特別な場面で出来るわけがない!」
 
言われてみればそうだと思った
急にかしこまると
ぎこちない変な言い回しになりかねない
いざと言う時にこそ何時もの自分が出てしまうのかも知れない
そう思うと、失言てのは、突然出てくるモノじゃなくて
いつも思っている事が言葉となって
出てくるモノじゃないかと思える
 
近頃も知事の失言があった
まぁ、震災を経験していなくても、あの言い回しはいただけない
言葉のチョイスも問題だけど、要するに
少なからず、あれは本心なんだろうと思う
 
先日、F4で呑んだ時
何の話の続きは忘れたが、僕の髪は薄くないと言う
話になった
 
「ぜんぜん薄くないですよぉ!」
 
客観的に見て、気にすることはないと言ってくれたのだが
女性のダイエットと同じで
人にいくら「痩せているのに!」と言われても
自分の理想があるように、僕には自分がしたい髪型がある
それが出来ない以上は、やっぱり気にしてしまうわけだ
ただ、薄くない!と言われて悪い気はしない
 
そんな経緯をオカンに話すと 
 
「まぁ、そんな事言われたん!?」
 
と、憤慨! 
 
何故憤慨口調なのか分からなかったが
 
「そうやねん、三人ともそう言うたわぁ!」
 
と会話を続けると、オカンがかぶせるように言ってきた
 
「薄いことないやん!」
 
ちょ、オカン、話聞いてる?
三人は薄くないって言ったんよ
 
さては、薄いと思ってるなぁ?
普段、気にしている僕を励ましてくれていたお母さん
貴方も実は薄いと思っていたんですね
 
まぁ、いいですけど
 


コメント
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