一方的な雇用契約書の送付？

Q:面接時に労働日数などの話がでなかったため、後日希望を伝えようとしたところ、次の来社日に聞くという話だったのに一方的に雇用契約書が送られてきました。条件をのむしかないのでしょうか？

A:雇用契約は対等な立場で結ばれるものとされています。

雇用契約書の一方的な送付は対等な立場でとは言い難いでしょう。

まだサインしていなければ、希望を伝えましょう。サインをしていても、サインしなければ働けないなどの脅迫などの理由があれば、その契約は無効の可能性高いです。

先ずは希望を伝えてみること。
話し合ってもお互い合意できない、誠実に対応してもらえなければ、雇用契約書をもち労働基準監督署に相談しましょう。

参考
労働契約法第1条
この法律は、労働者及び使用者の自主的な交渉のもとで労働契約が合意により成立し、又は変更されるという合意の原則その他労働契約に関する基本的事項を定めることにより、合理的な労働条件の決定又は変更が円滑に行われるようにすることを通じて、労働者の保護を図りつつ、個別の労働関係の安定に資することを目的とする。

労働契約法第3条、第8条
労働契約は対等な立場で結ばれるものであり、労働者の同意のない一方的な変更は原則無効。

お互いが納得する労働契約で皆さんが生き生き働けてますように