〓退職と有給消化

みなさん今年もあっという間ですね。来年もよい年になるよう今年出来ることはしておきましょうね。来年皆さんが最高に良い年になること願って。

今日はこんな質問です。

有給消化してから退職しようと有給消化後の１ヶ月後の退職を願い出ました。
しかし急に退職をいった次の日に退職日を今日にしてくれといって有給休暇分は支払うからと半ば強引に退職願を書かされました。

有給分を支払ってもらえるのならと退職願を書きましたが、退職後の給料日に有給分を払ってくれておらず、支払ってもらえるように請求できますか？

A:錯誤(誤った認識)による意思表示と考えられ退職願が無効と認められる可能性が高いです。裁判になる可能性高いと思います。

有給を申請した証拠があれば、それとタイムカード、給料明細、労働条件通知書等を持って労働基準監督署に相談に行きましょう。

それと同時に弁護士に相談し退職願の無効と有給消化時の日付の退職願、有給分を支払ってもらう内容等相談した上で内容証明郵便で送りましょう。

折り合いがつかなければ労働審判という方法になると思います。

退職願と退職届の違い

退職願は退職を願いでるもの、会社の承認があって初めて認められます。

退職届
この日付でやめるという労働者の固い意志を表します。

違いは強制力です。
退職願は人事権者の受理前なら撤回できますが、届は会社は拒否できませんし、出した方も撤回できません。

きちんと自分が納得し理解した上で書類はサインしましょうサイン前なら方法がある場合多いです。お互い納得し誰もが幸せに働ける社会になりますように。