日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

“芸術家”するのに最適な季節

2006-08-08 | 今日の出来事。(私事編)
フォーレは娘(たぶん…)のために「ドリー組曲」を作り、
ドビュッシーもまた娘のために「子どもの領分」を作った。
これらの曲の比類ない美しさには、どこか共通するものがある。

思うのだけれど、
「幼い娘がいる」ときというのは、人が「芸術家」になれる
時期のひとつではないだろうか。

何を隠そう私も(たぶん、夫も…)息子が生まれる前…
まだ幼い娘一人だったときのころを思い出すと、何というか
(幸福感で)胸が締め付けられるような気持ちになるのだ。
時間がゆっくりと流れ、穏やかな微笑みに満ちた日々…
それは一方で、人の一生の儚さのようなものを感じさせもした。
フォーレの「ドリー」は、その頃のことを思い出させる。
この曲は「娘」がいてこそ出来た曲だと思う。

…しかし、その後息子が生まれたことで、平和な日々も
すぐにドトウの(怒号の、じゃないヨ…ちょっとそうだけど)
育児生活に変貌するのだが。^^;

男の子のかわいさっていうのも、また「泣ける」要素が
イッパイあるんだけど、女の子のかわいらしさにも
それとは種類の違う「泣ける」要素がある。

…あ~、なんだか今日の私ってセンチメンタルだわ…
(ガラじゃないって言われそうだな^^;)