日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

日本の街が雑然として見えるわけ

2006-02-28 | ヤワラカメの話
諸外国に比べると日本の街には調和のとれた美しさがない、とはよく言われる言説だ。そして確かにその通りに見える。それはなぜだろうか?
今日所沢の町を見るともなく眺めていて、あることに気づいた。
それは、「看板」が街の景観に与える影響力の大きさである。

つまりこういうことだ。
欧米ではたいてい、看板に使われている文字は「アルファベット」ただ一種類である。
それに対して、日本の街の看板には漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベットと、実に4種類の文字が、書体も様々に踊っているのだ。これが街の調和を壊す要因の一つになっていないだろうか。
それでなくても、建物自体も洋風あり和風あり、何でもありの雑多な状態なのに、そこに文字のうるささが加われば、そりゃあ雑然ともするだろう…
もしも看板の文字が一種類だけだったら、街までなんとなく整って見える…ということはないだろうか?
(そんなのムリって?だから例えばの話ですってば

…しかし、この「調和のなさ」が外国人にとっては新鮮で魅力的に映ったりするんだから、美の基準と言うのもわからないものだ。…

イカンイカン!

2006-02-27 | 今日の出来事。(私事編)
最近更新が滞り気味だ…
よぉ~し、今週一週間は「短編」でも「毎日更新」を目指すぞ!!
(先に宣言して自分を追い込むことも、時には必要みたい…^^;)

先日図書館についてのギモンをアップしたんだけど、実はもう一つ疑問、というか不満があるのです。
それは「本への書き込みの多さ」!!
いつものクセでついウッカリページの端を折ってしまった、とか、そういうのはまだ許すとしましょう。(気分良くはないけどね。)
でもさ~、借りてる本に何だって傍線引いたりカギカッコつけたりするかなぁ~!
そういうのがイチイチ気になってしまう、貧弱な集中力の持ち主の身にもなってよ!

付箋貼っておくとか、もっといい方法があるでしょう!!
「公共のもの」に対するマナーがなってないったらありゃしない…こんなんで子どもにマナーなんか教えられるわけないよね…

初オペラ体験!

2006-02-24 | 音楽
母と妹と久々のお出かけ。
演目はモーツァルト「魔笛」byシュトゥットガルト歌劇場である。
何でもその斬新な演出はヨーロッパで絶賛されているとか。
私のほうはそんな前知識はあまりなく、ただ「初オペラ」体験に興奮してワクワクしてただけだったんだけどね。
映画「アマデウス」以来、モーツァルトのオペラには魅了されていたから…

その感想はと言えば…
演出の斬新さは、想像以上だった!!
何しろ衣装も現代のもの(冒頭の「三人娘」の衣装からしてスチュワーデス風なんだよ!!)、舞台装置はシンプルかつダイナミックで目を奪われっぱなし。
「唐組」のようなアングラ劇場の演劇にも近い演出なのだ。
一歩間違えば下品なものになってしまうところを、時に交える哲学的なセリフや確かな歌唱力で、これまで見たことのない形の芸術に仕上げていた。

…と、実はこれは、一週間前の話なんだよね。
「初オペラ体験」は確かに面白く、印象的だったのだが、困ったことに今度はオーソドックスなオペラを見に行きたくてたまらなくなってしまった。
しかし何しろ先立つものが…(先週のヤツは母のオゴリだったの…)2万や3万なんて、そうそう気楽に出せるおカネじゃないし…
とりあえずは「アマデウス」のDVDでも見て「にわかオペラ熱」を癒すしかなさそうだ。…


それにしてももらったチラシの多さには驚いた( ̄〇 ̄;)
その数74枚(画像)!持って帰るほうの身にもなってよ…重かった~


クルマに対する不満

2006-02-20 | ヤワラカメの話
今乗っている車にはそこそこ満足しているのだが、不満がないわけではない。
とにかく今最大の不満は「音」だ。

高速を走るとエンジン音やら何やらでとにかくウルサイ!前席と後席の間の会話は成り立たないに等しいので、いきおい大人は大人同士、子どもは子供同士でしゃべることになる。これじゃ一緒の空間にいる意味ないじゃん!

もちろんカーラジオなんかの音も全く聞こえない。
誇張ではなく本当に「全く聞こえない」のだ。何しろ高速を降りて初めて、カーラジオがずっと鳴り続けていたことに気づくくらいだから…


そして逆に、低速で走るとウソのように静かなんだよね。
静かならいいんじゃないかと思うでしょ?それがそれがそうでもないんだよね、これが…

ウチの周りは、クルマの往来もそれほどない路地が張り巡らされた、落ち着いた住宅街だ。騒音がほとんどないので、たとえば十字路を自転車で横切るときなども、クルマのエンジン音に耳を澄ませていれば、危険な目にあうことはまずない。
(もちろん子どもには「左右目視確認」を徹底してるけどね)
しかしわが愛車はあまりに静かすぎるのか(低速の場合だけね!)、歩行者はクルマの気配に気づきにくいようで、突然脇から自転車が飛び出してきてヒヤッとすることがたまにあるのだ。

(こんな普通のクルマでさえそうなんだから、もっと静かな「プリウス」みたいのはもっと気づきにくいんじゃないだろうか。住宅街を走るくらいの速度では、適度に音を出すクルマのほうが安全かもしれない。
静かなほどいいってもんでもないんだなぁ…)


なんだかんだ言って要するに…
「クルマ、買い換えたいなぁ…」がホンネらしい

ご無沙汰してます

2006-02-15 | 今日の出来事。(私事編)
土曜のオーバーナイトハイクで体調を崩してしまったようで、何となくPCに向かう気力が沸きませんでした…
昔は徹夜なんてヘでもなかったのになぁ…

というわけで、ウォーミングアップ代わりに息子の昨日のバレンタインの顛末でも…
(娘のほうはそろそろお年頃ということもありまして、ノーコメントということにさせていただきます♪)

昨日学校から帰ってきて…
「チョコもらえなかったんだ。」(カオを見ればわかる^^;)
「うん。」
(ま、学校にはチョコは持っていっちゃいけないことになってるからしょーがないか。)

「今日は公園行かないの?」
「う~ん…行かない。」(いつも通り…)
「でも、今日は女の子たちが男の子にチョコあげようと思って公園にいるかもよ?」
「そっか、じゃ行く!!」(即答!!^^;)

…しばらくして、息子は半ベソで公園から帰ってきた。
「どうしたの?!」
「転んだ…」
「そっか、痛かったね…で、チョコは?」(実は気になってる)
「もらえなかった。」(私のほうがちょっとガッカリ…

ところが、バレンタインデーのことなどもう忘れていた6時過ぎ…
ナント一人の女の子がお母さんと一緒にチョコを届けに来てくれたのだ!!
「これ、息子さんに…」
本人は照れちゃってお母さんの陰からチラッと顔を見せてくれただけだったけど、チョコを受け取った息子のうれしそうな顔といったら
だって一番好きな○ちゃんからだもんね~
やっぱり親としてもうれしさを隠し切れないわ♪


夜帰ってきたダンナにコトの顛末を面白おかしく話していたら、危うくダンナのチョコ渡すのを忘れるところだった^^;
でも…
バレンタインデーの“主役”は、子どもの世代に代がわりしつつあるんだな~と、うれしいようなさみしいようなヘンな気分を味わった一日だった。

図書館って…

2006-02-09 | 今日の出来事。(私事編)
一昨日のブログで「図書館嫌い」をカミングアウトした私だが、何を隠そう今ごろになって読書の楽しみに目覚めているのだった。
あれほど近寄りがたかった図書館を今ではフル活用して、常時2~3冊を所持し、ヒマさえあれば読みふけっている。

ちょっと遠ざかっていた間に(「ちょっと」じゃないな^^;)公共の図書館も便利になったよね~…
本屋やネット上で気になる本を見つけたら、ケイタイで図書館のHPにアクセスして検索・予約するだけでいいんだから。
おかげで、いつ注文するのかわからないほどあふれかえってたアマゾンの「買い物カゴ」の中の冊数が、どんどん減っています。

ちなみに、最近読んだ本で面白かったのは
「弱者」とはだれか(小浜 逸郎)
  …超共感!「人権第一」の人に読んで欲しい!!
「都市の魅力学」(原田 泰)
  …今までなぜか毛嫌いしていた「名古屋」を見直すキッカケになった。それから「日本」も。(こちらは毛嫌いしていたわけじゃないけど。)

今読んでいるのは
「繁栄に終わりはあるか 次の500年」(エイドリアン・ベリー)
  …アマゾンのレビューを見ると、まるで未来SF小説のように楽しめそうだったので借りてみた。
でも…著者が「明るい未来」を強調すればするほど、なぜか将来が心配になってしまうのはなぜだろう…?


ところで…今更な疑問なんですが。
図書館って、もしかして「左寄り」な場所なんでしょうか??
それとも、今ごろ気づく私がニブイの??

「教育」の書棚に並ぶ本の背表紙には、やたらと「子どもの人権」とか「子どもの自由」とか「教育現場で抑圧される子ども」みたいな題名が目に付くし、「軍事・国防関係」の書棚は申し訳程度の貧弱なものだし…
(ダンナにそのことを訴えたら、「一応(軍事関係の本も)あるんだ!」とヘンなほうで感心していたが…
借りようと思っていた本が、ことごとく置かれていないのにも参った。
ちなみにそれらは、「民間防衛」「PKOの真実」「中立国の戦い」。それほど偏ってるとも思えないんだけどなぁ…

そういえば「船橋焚書事件」ってのもあったなぁ。
つまりはそういうこと、なんだろうか。何だか気分が暗くなってくる…


そうそう、「中立国の戦い」はしょーがないのでアマゾンで購入しました。
難しいけど面白い!!そのうちレビューを含め雑感をアップしようと思っています。

ほぼ日手帳spring、来る!

2006-02-08 | 今日の出来事。(私事編)
待ちに待ったほぼ日手帳springが、ついにやってきました!
「サーモンピンク」なんだけど、思ってたよりオレンジが強いかも…?でも満足
娘がしきりにうらやましがります。
「中学生になったら絶対買う!」んだって(^o^)

手帳の下にあるのは、オマケの「ストアノート」だそうです。
正式な使い方はよくわからないけど^^;欲しいものをgetするまでの記録に使うと、より買い物が楽しめそう…♪(*^o^*)

日本の教科書に文句つけてる国

2006-02-07 | 今日の出来事。(社会編)
Sankei Web 国際 世論調査「世界に最も良い影響与えている国」日本が1位に(02/04 12:29)

・・・「世界に最も良い影響与えている国」が日本、だというのは多少割り引いたほうがいいとしても…
…だって、「ハデな行動を起こせば敵を作りやすい=ジミなら敵を作りにくい」というだけの話、ってことがあるからね^^;
(例:アメリカ「悪い影響」…イランに次いで2位)

この記事でもっと注目が集まって欲しいのは
「日本は世界に悪影響を及ぼしている」と主張しているのは
「中国」「韓国」
の二カ国だけ、ってところだ。
よほど日本を悪役にしたいのね。そうすると自国にとってイイコトがあるんだな、と読むのが正しいんでしょう。

他の31カ国に忌み嫌われてでも、中国・韓国のご機嫌取りをすべきだとは、私には思えないな。
「日本はアジアで孤立している」と主張する中国・韓国だが、孤立しているのは一体どちらなんだろう…?w

「図書部」の思い出。

2006-02-07 | ヤワラカメの話
高校時代、「図書部」に籍を置いていた。
といっても部員も少なかったし(一学年に1~3人)、ロクな活動はしていなかったのだが。図書館の隅にある部室が自由に使える、という理由で入部したようなものだった。
もちろん「読書好きだったから」なんていう理由ではサラサラない。^^;

私の下の学年くらいからマンガ好きな子が次々に入ってきたこともあって、図書部はいつしか漫研の様相を呈するようになっていった。
(注・こんなイイカゲンな部ってそうそうないよね…と思っていたのだが、他でも似たような話をちょくちょく聞くところをみると、結構ありがちな現象なんだろうか…?^^;)
気がつけば部員でもない子が入り浸っていて、同人誌に出す原稿を熱心に描いていたり、その感想を求めてきたり…
いつしか部長となっていた私はといえば、時々思い出したように「ちょっと~、ちゃんと活動しようよ~」などとクギをさしたりしつつも、つい一緒になってマンガを読みふけっちゃったりする毎日だった…(だめじゃん!)
でも実際、大した活動なかったんだよね~…

そんな図書部も、年に2度だけは活動らしい活動をする。
「文化祭」と「『(図書)館報』の発行」だ。
文化祭のほうはまだノリで乗り切れたが(さすがは私!ってとこですか♪)、館報のほうはそうはいかない。何しろB4ウラオモテを、普段ロクにかかわってもいない「図書」に関する記事で埋め尽くさなければならないんだから…

覚悟を決めて幾度か図書館に足を踏み入れてはみるものの、並んでいる古臭い本の数々は、「エセ知識人」の私を拒否しているかのようで、手に取る気さえ起きない…
しかし、ここで記事の一本でも書かねば図書部部長の名がすたる!と、数少ない読書遍歴から寄せ集めた、分かったような分からんような分かったふりした記事を、知的に聞こえる言い回しにくるんで書き上げた。何を書いたかは思い出せない。(思い出したくもない…)
う~ん、あの頃は若かった…その「恥ずかしい原稿」を載せた館報はシッカリ発行された。
思えば、私の図書館アレルギーはこのあたりから始まっているような気がする…

ハイ、告白します。図書館・図書室の類は「大嫌い」でした!
毎日のように図書館に足を運んでいると見えて、その実図書部という名の漫研に通っていた私にとっては、せっかくの名著の数々も、私の知識の浅さを暴露せんと待ち構えている恐ろしげなものでしかなかったから…

ところで、この前母校のHPを見ていたら、どうやら思い出の図書部はいつの間にかもうなくなっているようだ…
こんなことならもうちょっとマジメに活動して、読書の楽しさを一人でも多くの人に伝えたかったな~なんて…「オマエが言うな!」って感じですか^^;


何が言いたいのかよくわからない話になってきましたが…
要するに、「インテリっぽく見えるばっかりに(?!)ソレっぽく振舞わなくてはならないというのも、結構ツラいのよ~」というお話でした。(ちょっと違うな…