日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

制服・ネクタイ・クールビズ

2005-08-31 | ヤワラカメの話
ボーイスカウトには(リーダーも含め)「制服」がある。
実は私は制服の類は嫌いなのだが、最近になって制服の効用というのも見過ごせないもののような気がし始めている。

その効用とは、平たく言えば
気分に「メリハリ」ができる、ということだ。
制服を着ると気分までキリッと引き締まる。
(…ような気がする。実際には自分の制服姿は自分では見えないから、気分にそれほど大きな影響があるわけじゃないとは思うけど^^;)

制服の話からはちょっとずれるのだが、「服装」に関してこの間興味深い体験をした。
S友に買い物に出かけたときのことだ。その日は朝から何となく体調がすぐれなかった。
買い物の途中で、ジーンズのベルトをうっかりし忘れてきてしまったことに気づいた。多少ブカブカする感じが気になるとはいえズリ落ちるほどではなかったので、特に支障はない。とはいえ何となく落ち着かない気がしたので、ワゴンセールのベルト売り場を見つけると「これ幸い」とその場しのぎに買って身に着けた。
するとどうだろう!不思議なことに、ちょっときつめにベルトをしめた、まさにその瞬間から、さっきまでだるかった体が急にシャキッ!とする感覚があったのだ。
実際その後の体調はすこぶる良かった。
これはいったいどう説明される現象なのだろう…?まったく驚きの経験だった。

…余談だが、実は私はローライズのジーパンというのが何となく落ち着かない。
本当は「ジャストウエスト」でバシッとしめるパンツやスカートを身に着けたいところなのだが、今のご時勢ではやはりどうも垢抜けないので、しかたなく「流行モノ」っぽく見えるのをはいているというのが本当のところなのだ…

話を制服に戻そう。
実は、むしろ私の場合好きなのは「制服を脱いだときの解放感」のほうかもしれない。
女性が「化粧を落とした後」にも近い、「素」の自分に戻る解放感…これがまたやみつきになりそうな快感なのだ

女性が化粧なら、男性はネクタイをほどく瞬間かもしれない、と思う。
しかし幸か不幸かこの夏は「クールビズ」全盛。
「大仕事のあとにネクタイをゆるめる瞬間がタマラナイのに、今年の夏はクールビズでそれができなかった」という、ある男性のボヤキを耳にしたが、さもありなん…と思う。
…しかしその投書は「…もう慣れたけど。」でアッサリ結ばれていた…
う~む、制服の効用っていっても「その程度」なのだろうか…

2005-08-30 | お気に入り♪

そもそものキッカケは、スーパーで「ミル付の岩塩」を買ったことだった。
これと、やはりミル付の「ブラックペッパー」を食卓に備えておくようになって、今更ながら「食材の味をシンプルに生かす」ことのすばらしさ=おいしさを実感するようになった。

たとえばサラダ。
レタスとキュウリだけのシンプルな材料であっても、テーブルで塩と胡椒をガリガリと挽いてかけ、レモンを半分に切って絞るだけで、その味わいが引き立つことこの上ない。
(…それにドレッシングよりカロリーがないから健康的だし♪)
厳密に考えてみると、ブラックペッパーは「香りを生かすため」にその場で挽くというのはわかるのだが、岩塩をその場で挽くメリットって特にないような・・・・???
…イヤ、いいのである!雰囲気雰囲気!!

それが高じていろいろな塩の味を試してみたくなってしまった。今我が家には天日塩やハーブソルトなど様々な種類の「塩」が集まりつつある。
ちなみに、今買おうかどうしようか迷っているのは、フェリシモで出ていた
「フル・ドゥ・ゲランド」1,400円(150g!)
である。なんでもフランス・ブルターニュ地方の塩田で収穫される塩一トンからわずか30kgしか取れない、まろやかでうまみのある塩なのだとか…う~ん欲しい!♪
しかし、たかが塩にここまでおカネをかけるのってどうよ?と、時折ふと冷静になって自分にツッコミを入れつつも、まだあきらめきれず密かにゲットの機会を伺っている私であった…


ムシキング再び

2005-08-29 | ヤワラカメの話

以前のムシキングの話はコチラを参照のこと。

…正直に言うと、私は「ムシキング」を知った当初「こんなダサいのが子どもたちの間で人気が出るはずがない」と思っていた。
(決して自分が虫嫌いだからってわけじゃないヨ^^;)
ところが私の読みは見事にはずれてしまった。…
今や息子はムシキングに夢中だ。彼の中の位置づけとしてはどうやらポケモンすら超えてしまった様子である。
ポケモンのほうがまだ子どもとの間の「共通語」になり得ていたのだが…ちょっとザンネン。

しかし今にして思えば、ムシキングの目の付け所はなかなかどうして大したものだと思う。
何より、どこにでもいる「甲虫」の中に男の子受けするカッコよさを見出した、というのがすごい。確かに甲虫と一言で言っても色も形も大きさも実に様々で、さすがの虫嫌いの私でさえ興味を引かれるものがある。
(豆知識…ムシキングのタイトルは「昆虫王者」じゃなくて「甲虫王者」ムシキング、なのです^^)

(カブトムシの)「角」などの武器関係はもちろんだが、金属っぽい質感の
装甲」にも、男の子の心をとらえて離さない何かがあるようだ。人型ロボットにも引けをとらない魅力なのではないかと思う。
実際、子どもがムシキングのフィギュアを戦わせているときの擬音「…ガシーン!ギギギギギ…やったー、超必殺技だ~!!」なんていうのは、その昔ロボットアニメの超合金ロボ(古っっ)でバトルごっこをしていた子どものそれとまったく同じであるというのがスゴイ。

また、ポケモンや他のヒーローものと違って、現実の自然界の生物を題材にしているというのは、母親にとっても大きなポイントだろう。
私は決して古いタイプの母親ではないのだが、子どもをテレビやゲームづけにしてしまわず、公園や自然の中で楽しく遊べる要素をも提供してくれるというのは、なんとなくうれしいものだ。
ちなみに息子も今カブトムシを飼っており、「ミータン」と名づけてかわいがっている…
(っていうか、何で「カブトムシ」なのに「ミータン」なのかなぁ…


夏祭り

2005-08-25 | 今日の出来事。(私事編)
毎年恒例の中央公園の夏祭りが土日に催された。
友人の一家と一緒に出かけたのだが、早い時間から子どもたちにレジャーシートで場所とりしてもらってるので気楽だ。

友人宅でコーヒーをご馳走になりつつプリンターのセッティングをすませ(ダンナが)、ほの暗くなり始めた頃みんなでゆるりと出かける。

祭りの場は例年通りスゴイ人出だった!
それにしても、夫婦水入らずや一人で飲むビールもいいけど、友人夫婦と語らいつつ、あるいは時たま知人に出くわしては談笑しながら飲むその日のビールはまた格別だった。やっぱり「賑わい」っていいなぁ~。

そういえば今年は、なぜか踊りの輪に加わる人が老若男女問わず多かったのが、なんとなくうれしく感じた。(別に私は関係者ってわけじゃないんだけどネ)
中にはビール片手に踊ってるゴキゲンな若いお父さんもいたりして…
こういう光景を見るにつけ、意識は新しいながらも昔ながらの日本人のよさを残したこの地域の雰囲気のよさを感じる。

子どもたちもチョコバナナやヨーヨーつりで思う存分楽しんだ様子。
親子でとってもハッピーな夕べだった。

続きは「少年犯罪データベース」で

2005-08-23 | 今日の出来事。(社会編)
[少年犯罪] 中3男子警察官刺す 殺人未遂の現行犯で逮捕 - goo ニュース

いつも思うんですが、こういうニュースを載せるときには過去の同様の犯罪を併載するということはできないんでしょうかね。それだけでだいぶ客観的&冷静に見れると思いますよ。
(それともニュースは人々の不安をあおるだけが目的なのでしょうか…??)

たとえばこんなふうに。(以下「少年犯罪データベース」より)

・昭和27年(1952).3.7〔19歳2人がピストル奪うため警官殺害〕
 兵庫県神戸市の墓地で警官が殺害されピストルと警察バッチなどが奪われたが、すぐに夜間高校4年生(19)と無職の男(19)が逮捕された。二人は強盗をするために警官からピストルを取ろうと、つるはしで顔や頭をめった打ちにして殺害したもの。

・昭和28年(1953).8.3〔17歳がピストル奪うため警官襲撃〕
 東京都新宿区の派出所で深夜2時、近所の少年(17)が休憩室に窓から侵入、寝ていた巡査(21)の頭をバットで殴りつけ出刃包丁で刺してピストルを奪おうとしたが、血だらけの巡査に取り押さえられた。
 探偵小説マニアで「影なき犯罪」をやってみたいと考え、そのためにまずピストルを手に入れようと目つぶしをつかって巡回中の警官をねらったがうまくいかず、今回の襲撃を実行した。

・昭和30年(1955).9.27〔18歳がピストル奪うため警官襲撃〕
 神奈川県横浜市の派出所で道を尋ねた夜間高校4年生(18)は、隠し持っていたナイフで巡査の頭部や背中に切りつけたが、重傷を負った巡査に格闘のすえ取り押さえられた。同窓会の会費を使い込んだためにピストル強盗を計画、まずピストルを奪うために警官を襲ったもの。
 翌日には東京でも23歳のとび職がピストルを奪うため警官をナタで襲っている。

・昭和35年(1960).6.12〔高4が巡査刺しピストル奪う〕
 兵庫県宝塚市の交番に深夜12時前、高校4年生(18)が来て交通事故でケガ人がいると巡査運転のバイクに同乗して現場に向かったが、ナイフで巡査の胸を刺し重傷を負わせてピストルを奪い逃走、すぐに捕まった。
※昭和35年(1960)にはピストルを奪うため警官を襲撃する事件が都内で8件起きている。

・昭和36年(1961).5.31〔19歳がピストルを奪うため警官毒殺〕
 熊本県熊本市の派出所で巡査(33)が下着姿のまま殺されているのが発見され、さらに1.2キロ離れた場所でタクシー運転手がこめかみを撃ち抜かれて死んでいるのが見つかり、目撃証言から写真現像業の平徹雄(19)が逮捕された。
 万引きで高校を中退してから写真現像業をはじめたがうまくいかずに10万円の借金ができ、強盗をするためにまずピストルを奪おうと警官殺害の計画を立てた。薬局の友人から青酸カリを手に入れ、事件の前日に派出所に行って巡査と知り合いとなり、深夜に毒入り缶ジュースを飲ませて殺害、制服を脱がせて自分が着込み、ピストルと警察手帳を奪って派出所前からタクシーに乗って逃亡しようとしたが、運転手に怪しまれたため射殺したもの。レイプの前科もあった。
 逮捕時に「猫を殺したのも同じ気持ち。何も後悔していない」と語る。昭和38年5月死刑確定。昭和44年1.18死刑執行。


・昭和39年(1964).3.12〔17歳が弁慶のマネをしてピストル奪うため警官襲撃〕
 東京都立川市の派出所にふろしきで覆面した無職少年(17)が深夜2時前に現れ、「ピストルを出せ」と巡査(55)の背に果物ナイフ突きつけたが、同僚と2人で格闘して少年を取り押さえた。
 「弁慶のマネをしてピストル百挺を集めるつもりが一挺目で失敗した」と自供。ピストルのつりひもを切るためのカミソリも持っていた。


・・・まだまだありますが、ざっとあげただけでもこの始末です。
それにしても、「おバカさ」では昔の人もナカナカ現代人に劣りませんね~。

子育て環境「最悪」??

2005-08-23 | 今日の出来事。(社会編)
子育て環境“最悪” 妊婦・母親の8割 (産経新聞) - goo ニュース

こんなのをそのまま載せる新聞っていったい…という話はここでは置いておくとして、
たいていの人はこれを見て「ああ、やっぱり今の日本は子育てのしにくい社会なのだ」という感想を抱くのだろう。
だが私がまず最初に感じたのは、子育て環境の悪さのことではなく、妊産婦と母親の「甘え」そして「過剰なまでの危機感」だ。

「社会全体で温かく見守る雰囲気が欲しい」
…気持ちはよくわかる。しかし残念ながら「子どもができたらみんなが蝶よ花よとチヤホヤしてくれるようになる」というわけにはいかない。人間とは(日本人に限らず)そういうものだ。
子どもの泣き声に舌打ちするような人間を「撲滅」して欲しいといっても、残念ながらそれは無理な相談なのである。

しかし一方で、現実には「そんな(舌打ちするような)人間はそうそういない」というのもまた事実である。
こちらの「事実」は、報道にのることはないが。(残念至極…)

また日本人はシャイだから、子連れだからといってニコニコと話しかけてくれる人はそうはいないだろうし、人の注目を浴びつつ電車で席を譲る勇気のある人も、残念ながら少ない。
しかしそれは「日本人には冷たい、悪意のある人が多い」ということを意味しているのだろうか?そうではないだろう。
「欧米の人はフレンドリー」だそうだが、彼の地では車に子どもを置いておくだけで処罰される。子どもが犯罪に巻き込まれる可能性が高いと判断されるからだ。
これは、欧米がどういう子育て環境にあるということを意味しているのか?
欧米をうらやむ日本人は、そこまで考えることができているのだろうか。

たとえどこへ行っても、(「子育て」に限らず)「人生」には苦労がつきものだ、ということを学ぶことのできない親が増えている。
そこへまた、このような感情的な調査結果を大々的に報じることで、人々の不満と不安がかきたてられる…
「日本という国は…」と嘆き続けて一生を送る人は、残念ながらきっとこれからも増え続けるのだろう。

画像がないのが残念!

2005-08-23 | 今日の出来事。(私事編)
今日は子どもたちの夏休みの宿題の写生で航空公園に行ったのだが、
そのときにナント「一本の木に6匹のセミがとまっている」のを見つけた!!
見たところ全部アブラゼミのようだった。「道理でヤカマシイはずだよね~」と話しながら歩いていたのだが、帰り道によく見ると地面にはセミの死骸も少なからずあった…
短いセミの一生を思ってちょっとシンミリしてしまった。