病院に向かうときは、これで一区切りだ♪と、どちらかというと気分はよかったんですが、やはり手術は必要になりそうだとドクターからお聞きして、ちょっと気分が落ちてしまいました。そのせいかも?(笑)
まあ、なるようにしかならないと腹をくくって、目の前のことを一つずつこなしていくしかないですね。
少しの中休みをおいて、8/25から第2クールが始まります。
第1クール同様、副作用少なめ&効果多め(笑)を期待しつつ、今日はゆっくり休みたいと思います。😊
自分がガンだと知ったこと、それ自体について嘆き悲しむということはほとんどなかった私ですが、だからといって毎日を迷いなく過ごしているということはありません。
友人たちが賑やかに楽しんでいる姿を心から嬉しく思い、「そうよ、人生楽しめるときは目一杯楽しんで❣️」と心から幸せに思っていたはずが、ある日
そこに自分はいない、
今後加われるかどうかも分からない、
ひょっとしたらもう二度と...
などと考えてしまい、寂しさと悔しさにとらわれて涙が出ました。
でも、思い直しました。
あまり綺麗なたとえではありませんが(笑)
たとえばお腹の調子にしても、お腹を壊したり便秘に悩んだりするように、「いつも変わらない」ということはありません。
同様に、心の調子も良いときと悪いときがあるのですね。
長期にわたる闘いではそこまで考慮に入れて、一喜一憂しすぎずに過ごすことが大切なのだと思いました。
短期戦と長期戦とでは、戦略も心構えも違うのですね。
とはいえ、いつもなら気にならないことが心をキリキリと締め付けるというのは、自己嫌悪を伴ってなかなか辛いものです。
どうも眠れないときにはそのような状態に陥りやすいようです。今後は気をつけていたいと思います。
「芸大は無理だけど、武蔵野音大あたりなら大丈夫ですよ」
ずっと昔言われたことをふいに思い出す。
ピアノは大嫌いだったのに
もし行っていたら...なんて今なぜ思うのかな?
つい先日は、「私は今この場所に至るまで、一つも道の選択を間違えなかったんだな」と感慨に浸っていたのに。
合唱、バドミントン、飲みと
趣味がことごとく封じられ(笑)
残ったのは意外にもピアノ、そして一人のドライブ。
行政道路をあてもなく走っていたら、カーナビに「バッハザール」と見えたので、思わずハンドルを左に切る。
でも車を停めて感慨にふけるほどでもなく、緑に囲まれた赤レンガ造の建物を遠目に一瞥しながら通りすぎる。
こんなことをして、一体何の意味があるんだろう...?と笑いそうになりながら。
もしも、そちらのほうに行っていたとしても、今頃「一つも道を間違えなかった」と感慨に浸っていることを祈りたい。今の私のように。