音楽
私は自他ともに認める音楽愛好家...
だと思っていました。
ジャンルにとらわれず音楽を愛し、
演奏する人を愛する(自分自身含め😆)
まさに NO MUSIC, NO LIFE❤️を地で行っていると思っていたのですが、
全く予想外なことに
この困難な期間に、音楽は何の救いにもなってくれませんでした。
さんざん馴染んできたはずのクラシック音楽は、思いが深すぎるが故に全く聞きたくなくなりました。
明るい音楽は
何か別の世界のもののようで聞く気になれない。
暗い音楽には尚更、耳をふさぎたい...
折悪しくコロナ渦で
一部のアーティストたちの恨み節?が耳に入るようになり、
私はますます音楽が嫌いになりました。
経済的困窮は理解できます。
しかし、「とにかく金よこせ」とわめく姿は
喜びとしての音楽を貶めるものでしかありませんでした。
まして、アートを大事にしない国は滅びるとか、
文化度が低いだとか...
この切迫した状況で、
無力感や医療現場への感謝を表すより先に
身勝手で傲慢な態度を見せる人々に、私は心底呆れ、「アーティスト」の思い上がりに怒りさえ感じました。
その点、スポーツに関わる人々は対照的でした。
彼らも経済的に苦しく、先が見えない状況にあったのは同じはず。
なのにそんな中でも、
「自分たちは、いかにファンに支えられていたのか」
「スポーツができるというだけで自分はなんと恵まれていたのか」などと、口々に感謝の思いを表していました。
今こそ少しでも役に立ちたい!と
自宅でできるトレーニング法などを
YouTubeなどを駆使して楽しく伝えている人もいました。
(誰一人として
「スポーツを大事にしない国(国民)は程度が低い!」のようなことは言っていませんでした。笑)
幸い、音楽家の中にも
そういうタイプの人がいたことは救いでした。
この人をずっと応援したい!
心からそう思える素晴らしい音楽家も、密かに見つけました。
苦しかった時期を抜けた今、
応援したい人/応援したくない人が
とてもクリアになった気がしています。
限りある時間、これからは
「自分の幸せを支えてくれる人」の幸せを願おう。
そう決めました。
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