日々思うこと

日常と、
日常につながるもの。

ビリヤード

2004-08-30 | ヤワラカメの話
ボーリングも得意な私だが(笑…ま、言わせてやってください^^;)実はビリヤードはもっと得意である。
学生時代に住んでいたマンションの地下に「プールバーもどき」があって、一時期結構通っていた。
そこのオーナーさん直々に教えてもらったこともあるくらいだ。(ちょっぴり自慢♪)
(しか~し!くやしいことにダンナは私より更に強かった記憶がある…)

でも、結婚して子どもができてからはやってないなぁ。
近くのインターネット喫茶の中に一応ビリヤード台もあるみたいだけど、イマイチ行く気が起きないし…

そろそろダンナにリベンジでも持ちかけてみたいところだが、「ビリヤード」って子持ちには最も似合わない遊びの一つかも…
仲間とワイワイ一晩中騒いでいた頃がちょっとなつかしいなぁ。

「回り道」こそ近道

2004-08-27 | 堅めの話
下の子がスイミングを習い始めた。
シャワーすらもイヤがっていたくらいだから、当然顔を水につけるのもイヤがる。
何度かプールで、なだめたりすかしたりおだてたりモノでつったりしてみたのだが、一二度やっとポチャンと顔を水につけるのが精一杯。
これはヤバイ…というわけで、急遽YMC○で夏期スイミングに参加させることにしたのだ。

結論から言うと、その効果はすばらしかった。
私があれだけ方策をつくしても拭い去れなかった「顔付け」の恐怖心が、あっという間に消し飛んでしまったのだ。

思うに、私は少し性急過ぎたようだ。
一生懸命彼に
「泳げるようになったら楽しいよ!」
とか
「そのためには顔を水につけられるようにならないといけないんだよ」
とか、分かるように説明していたつもりだった。
(…結果彼に「じゃあ泳げるようにならなくてもいい」などと返されて、二の句が告げなくなったりしていた…(-o-;)

結局それは、リクツでは「正しい理由付け」だったのかもしれないが、実際には何の進歩も生みださなかったのだ。


その点YMC○での教え方は全く違う。
特に最初のうちは、ただ「遊ぶ」だけ。
「泳げるようになる」という目標や向上心など、子どもには全然意識させないのだ。

大小の輪っかや、楽しいフロート、数々の「ごっこ遊び」やゲームをやっているうちに、いつの間にか水に対する抵抗が薄れていっている。
たとえば、ただ子どもたちに小さな輪っかを持たせるだけの「ドライブごっこ」。
たったこれだけの仕掛けで、先生の作るトンネルを楽しそうに水に潜ってくぐれるようになったりしているのだ!

その子どもたちの楽しそうな様子を見ていて、自分がいかに「リクツ」に染まっていて、リクツで子どもを動かそうと躍起になっていたかを痛感した。

結局のところ人間を動かす一番の原動力は「快感」なのかもしれない、と思い始めている。

人生における成功は、
「さまざまな感情を、いかにうまく快感に結び付け、行動を起こすか」にかかっているのかもしれない。
そのためには、時には
「目標から目を離して回り道してみる」ことが、かえって目標到達への近道であることもあるのだろう。

セミの行方…

2004-08-12 | 堅めの話
子どもって、本当にいろいろである。
今ビーバースカウトにいる子どもたちも、ホントにバラエティーに富んでいる。

ところで、人は他人に接するときは無意識のうちに「自分の感じ方」を基準にしていると思う。

例えば、私は命令口調でモノを言ったり言われたりするのが大嫌いだ。(まあこれは女性はほとんどそうかもしれないが…)
正直未だに「気をつけ!」の一言を言うのにも非常に抵抗がある。
それから、言い訳がましいことを言ったり言われたりするのも嫌いである。
一方、人の自慢話を聞くのはなぜか好きだし、楽しそうなことにはとりあえず首を突っ込まずにはいられない。

で、子どもたちに接するときにも上記の自分の感じ方が知らず知らずのうちにベースになっているのだが…

例えば、団体行動のときに勝手に遠くに行ってしまうような子どもには、キチンと理由を説明しようとしていた。
そのほうが大勢の前で怒ったりするよりも効果的だと思っていたし、何より自分だったらそうしてほしいと思うから…
…しかしどう工夫して言って聞かせても、効果がない子には一向に効果がないのだ…(-_-;)

ところが、男性リーダーに容赦なく怒鳴られたりしているうちに、だんだんそれなりに落ち着いてくる、という子どもが結構いるのだ。
本当に子どもっていろいろである。

また一方で、何度こっぴどく怒られてもシュンとするどころか、スキあらばまたトンボを追いかけてふらふらと行ってしまったり、「空想の世界」?からナカナカ戻ってこない子どももいる。
こんなに様々な子どもをまとめて一緒に活動をしていくのって本当に難しい…

実を言うと、私の性格としてはそういう子どもたち一人一人に(団体活動を無視して?!)トコトン付き合ってあげたいという本音もある。
しかしボーイスカウト活動ではやっぱりそうもいかない。


せめて「余裕がないときほど意識して余裕を持つ」ことを心がけている私だが、最後にちょっと後悔してしまう出来事があった。

サマーキャンプ最終日、セレモニーも終わって子どもの荷物をチェックしたり保護者の方とあいさつしたりしているときに、あるスカウトが「Nリーダー、ちょっと来て!」と公園の木を指差している。
見ると、なんとセミの幼虫が、脱皮の場所を探すように木の枝を登っていく真っ最中だったのだ。
セミの幼虫と言えば抜け殻しか見たことがなかった私はいたく感激して、「わ~スゴイ!脱皮するところ見たいね!!」と彼と話しながらしばらく一緒に見ていた。

しかし、そうしている間も雑務がアタマから離れない私は、あっちに行ったりこっちに行ったりしているうちに、いつの間にかそのことをすっかり忘れ、疲れ切って帰途についてしまったのだ。
セミのことを思い出したのは翌日の朝…

あの時私の心にもう少しゆとりがあれば、彼とゆっくり感動を共有できたのに…
あのセミは無事脱皮できただろうか。
そして彼は、どんな気持ちでセミを眺めていたのだろうか。…

ある夜のヒミツ。

2004-08-02 | 今日の出来事。(私事編)
小さい子のいる親なら、たいていお世話になっている(と思われる)「冷却ジェルシート」。
「熱さま○ート」とか「冷え○タ」とかの商品名でおなじみだろう。
ウチでは子どもだけでなく、ときたまひどい頭痛に見舞われる私も使っている。

その新手の商品に「熱さ○透明ゼリー」というのがある。
簡単に言うと、平たい「ところてん」みたいなゼリー状の透明シートを、おでこに貼って冷やすのだ。

珍しモノ好きの私は、子どもに使うだけでは飽き足らず、頭痛のときに「これ幸い!」と自分も試してみた。


結論から言うと…

「冷やす」力はパッケージにうたわれているほどなのかは微妙なところ…
でも他の製品は、密着してムレる感じが気になったりするので、感触は結構好みかな…?

ただし粘着力が足りないのでとれやすいのが難点。
「プルプル」感が気持ちいいので、用がなくてもつい指でムニムニと触ってしまうのもいけないのか…^^;


ところでこの製品、使用後には「最初のプルプルはどこへ?」っていうくらいに見るもムザンな姿にひからびてしまうのだが、
私の偉大な(おバカな?)ところは
「…もしかしてコレ、水につければ水分を再吸収して元の姿になるのかも?」
なんてことを思いついて、それを実行に移しちゃうところだろう。

家人の寝静まった夜中に、皿に水を張ってひからびたシートを浸し、つっついたりつまんだりしている私。…
ふと冷静になってみると、かなりコワイ。
「これも知的好奇心のなせるワザなのか?!」と一人苦笑いしてしまう私だった。…

で、結果は?
簡単に教えるワケにはいかないな~♪
…な~んてもったいをつけてみても、誰がそんなこと知りたいかなぁ…