愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

阿久比(あぐい)城址 阿久比町

2016年06月20日 18時44分36秒 | 阿久比町
知多に行きました。知多といっても、付け根です。阿久比町というところです。

阿久比町

阿久比城は久松氏のお城
阿久比城は、久松氏の城です。久松氏とは、徳川家康の母親於大が再婚した武将です。於大は久松俊勝と再婚しました。その後久松氏は、徳川家康と結び、久松松平氏を名乗り、愛媛松山城主や三重桑名城主を務める譜代の大名となりました。
その久松氏の発祥の地がこの阿久比城というわけです。


阿久比城北東の石碑


阿久比城の様子(地理院地図より)

土塁跡
東側の道を登っていきますと、単郭の曲輪にでました。
ここは、城山公園として整備されていました。周りには、いろんな石碑が立っていました。
曲輪の南西部に小高いところがあり、土塁の跡ではないかと思われました。


曲輪南西部の土塁跡

また、地図にある町立図書館は曲輪部より一段低くなっていました。ここは、空堀だったそうです。

せっかく行きましたが、明確な城跡が少なく、名門久松氏の発祥の地としてはやや残念な感じでした。

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