愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

愛教労城の会見学会報告 大高城・鷲津砦 5.29

2022年06月03日 10時19分56秒 | 愛教労 城の会
日時  :2022年5月29日(日)13:00

今回は、初めて名古屋市の城をめぐりました。桶狭間の戦いの舞台となった大高城、鷲津砦です。この戦いの舞台となった城は、他に鳴海城、丹下砦、善照寺砦、中島砦、丸根砦などがありますが、時間や天候の関係で鷲津砦、大高城の2つに絞ることにしました。
交通の便が良いせいか、多くの方に参加していただきました。二人ほど都合で不参加となりましたが、当日は15人の方に参加していただきました。
はじめは鷲津砦です。

鷲津砦にて

鷲津砦は、石碑設置の際「大体この辺を想像したるに過ぎず。」とし、当該地である字「鷲津山」のほかに字「鷲津」地内にも候補地があるそうです。(ウィキペディア)ということで、鷲津山には、遺構はないと思われましたが、土塁跡らしきものが見られました。
また、砦の中心の曲輪はこの山の北の方にあるらしいということで、その推定地にも足を運びました。そこからは、南北に視界が開かれ、南の大高城だけではなく、北に鳴海城も見ることができました。

次は大高城です。

大高城の堀跡

いったん大高駅に戻りそこから大高城まで歩きました。大変暑い日で、最高気温が33度だったそうです。しかし、体調を崩される方も見えず、無事大高城につきました。
 大高城では、本丸の八幡神社が地域の人の手で維持されていることや本丸の西北に掘られた堀跡に入り、その深さを実感することができました。
 また、風通しの良いところで、桶狭間の戦いについて、今川義元が大高城まで行っていたという最近の説について話し合いました。

参加者の感想
大高駅にいつもより多くの方が集まっていたので、参加しやすければ参加したいという方がたくさんいるのだなと思いました。
あの後、ついでに大高緑地公園そばの丸根砦にも寄ってきました。鷲津砦跡と大高城跡がよく見えました。
でも周りに緩衝地帯が少なく守りにくい砦で、真っ先にやられそうだなと感じました。
こちらも砦跡のすぐ脇まで家が建っていました。ここは鷲津砦と違って頂上が狭いので砦の位置が問題にはならないだろうなとも思いました。
一緒に回ったところについては感想がかぶるので、その後のことを書かせてもらいました。
次回は10月。都合がよく参加できればと思います。またよろしくお願いします。(O)


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