バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

テレワーク220日目(気まずいアナウンスメント)

2020年10月27日 | お仕事
先週の月曜日の深夜、ブラッドの嫁が救急で病院に運ばれ緊急手術が火曜日にあり、水曜日の夜に退院した。


なんかこんなにざっくりとした毎日の出来事って、一週間の歌みたい。


日曜日に市場へ出かけ糸と麻を買ってきた
月曜日にお風呂を焚いて
火曜日にお風呂に入り
水曜日に友達が来て
木曜日に帰って行った.
金曜日は糸巻きもせず
土曜日はおしゃべりばかり



っていう歌。ツッコミどころ満載だよね。
ざっくりしすぎて私は結構好きよ。


『心配しなくていいから。
でも僕は今週いっぱい休むことにしたよ。』



というメールが入っていて、
そこからはもうみんな、何があったのか憶測しまくり。


『急に体調が悪くなって、手術までしたわりには次の日にはもう退院って何だろ?』


盲腸なら救急だけど次の日に退院はないし、
怪我?胃捻転?切れ痔?ヘルニア?


みんな勝手にいろんな症状を挙げてく。
即退院ってことだから、そんなに大掛かりな手術ではなさそうだったが、なんていってもここはアメリカ。
どんな手術をしても、日本と比べものにならないほど入院日数が短いのだ。
大事でなければ良いが。


今日、オーディオ会議があって、「みんな気になっているだろうから説明するよ」とブラッドから話があった。


早い話が、嫁の子宮には石灰石(小さいやつ)が前からあって、それが最近悪さを始めて動きが活発になり、
ついに嫁が七転八倒し始めた。今の状況や場所が場所だけに、手術も僕は気が気じゃなかったんだよねーと
言って、それまでざわざわしていた私たちがしん、となる。


今の状況や場所が場所だけに...?


『嫁が、二人目を今妊娠中なんだ』


ここでみんなが、わぁー💗と歓声を上げて盛り上がっていると、


『パンデミック期間だったし(ぐふっ)笑』
(長いこと家に籠っていたから、ということ)


とブラッドが言った瞬間、またしん、と沈黙。
私は頭の中で、『お前は何を言っておるのだ。』と思っていて、



言った本人も、滑ってしまったことに気づき、
気まずいなーって思っていたら、優しき同僚がすかさず


オ...オッケェェェイ!!!と言ってくれて、その場の気まずさが和んだ。


今日の会議では、彼の嫁の妊娠発表よりも、またくだらぬジョークで滑った彼のことの方が印象的だった。


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今日はどんよりした寒い曇りの日で、
フリちゃんもソファーに置いてある毛布に包まって、隅の方で丸くなってずっと寝ておりました。



(おヒゲの寝ぐせもワイルド)


毛布をめくったら、物凄いぬくぬくの空気と、
ちょっと迷惑そうなフリちゃんが出てきました。
フリちゃんも、すごくぬくぬくでした。


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