バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ミディ 14歳

2010年10月31日 | 猫の話



電気毛布がすっかり心地よい今日この頃。

アメリカでは今日はハロウィンで、家の周りをパンプキンやら墓場に見せかけるように
飾りつけされた家がたくさん。

職場では金曜日にパーティーがあったが、今年は仮装する人が少なかったように思う。
実際のハロウィンよりも2日早いのでその気になれなかったのか。

去年は私たちもハロウィンパーティーに招待されて
各々仮装して出かけたが(関連記事:2009年ハロウィン)、今年はそのパーティーが日曜日の夜ということで
翌日の出勤を考えて今年は遠慮した。


しかし、今日はハロウィンの他にもっと重要な日。
今日はミディの14回目の誕生日。

13歳から今日の誕生日を迎えるまで、膀胱炎とか抜歯とか、
彼女には何回かハラハラさせられたが、なんとか元気を取り戻して頑張ってこれた。

食欲も旺盛で、快食快便。

たまにフリスキーが鬱陶しくなるのか、猫パンチを食らわして逃げたり
午前3時に私の枕元で『ミャオ』と何度も鳴いて飼い主を睡眠不足にしたり
私のクローゼットに入りこんでカーペットをバリバリやっては怒られたりしてるけど

そんなミディには


腕白でもいい。たくましく育って欲しい


という、かつての丸大食品のCMがぴったりだわ。

このCM知ってるあなたは昭和の人。



本当にね、元気でいてくれればちょっとくらいの睡眠不足など平気だからさ。





ミディ。
14歳の誕生日、心からおめでとう。

すっちゃんみたいにシニアの星目指して長生きしてね。

『しろいねこ』(←ここをクリックするとすっちゃんに会えますよ)
18歳のしろねこ「すえちゃん」のブログです。


そういえばミディはフリスキーと違って写真撮影が苦手。
今日もパパラッチな私に愛想をつかしてさっさと2階へと逃亡しましたとさ。




************
明日から3日間は月末レポートです。わーい(超棒読み)。

クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


コメント (6)

仮住まいから本拠地へ

2010年10月28日 | お仕事

私の所属する部署が10月の最初に突然立ち退きになったことは記憶に新しいと思う。
(関連記事:立ち退き通告(10月4日)


実は先週の終わりにやっと新しいロケーションにPCが入り、
待ちに待った本拠地と呼べる場所へとみんなで移動したばかり。

しかしまだ完璧に準備が整ったわけではなく、なんとみんな電話がない。
いや、電話はあるのだが回線が繋がっていないという状態。

最初は携帯電話を親に没収された若い小娘みたいに文句を言っていた私たちだったが、
これも数日間もすると、それが結構快適かもということがわかってきた。

とにかく電話が鳴らないという状態は静かである。

余計な仕事がいきなり入ってこないということだから、それだけで
ストレスがないということも言えよう。

私なんて、おとつい全く知らないシステムエンジニアからメールで

「今日11時に〇〇の件でテレカンファレンスを
する予定なので、僕たちの質問に答えて欲しい。是非参加してください。」


とあって、普通ならその時点でいきなり落ち込むケイエスだが、
その日は違った。

『大変残念なのですが、新しいロケーションに
移ってきたばかりで、電話の回線が用意できておりません。今回のテレカンファレンスには同席できません。
もし良ければメールで質問をお受けいたしますが。』


と、堂々とエクスキュースを言えたもんね。

メールなら、結局自分の気が向いたときに返事をすればいいし、
何度書いて、それを削除して、やり直すことができるし、
言い終わってもないのに相手から割り込みをされることもない。

文明の利器がないっつーのも、最初は困るだろうけれども
ないならないでそれでいっか、ということになってくる。

よく考えると携帯やインターネットだって、今でこそそれがないと生活が不便であるが
私が子供のころはそんな素敵な贅沢品なんかなかったしね。



さて、その新しいロケーション。

私のキューブは人から「なかなかいい場所を与えてもらったじゃないの」と言われる
静かで主任の目から離れた場所に位置する。

親友のレベッカとはずいぶん離れてしまったが、しかたない。

実際にそこで仕事を始めてみると
本当に人がいうとおり、静かだし、今までどおり、自分のペースで仕事がやりやすい。

ここ、良いじゃん♪

と思った矢先、

静かであることが返って厄介なことを発見するきっかけになることが発覚。


静かすぎて、今までどうでもよかった『音』が聞こえてくる。



あるオバサマは飴を食べるときにやたらチュバチュバ音を立てる。

他の誰かはガムを食べるときにクッチャクッチャ音を立て、たまに大音響でパーンと割る。

またある人は熱いコーヒーや紅茶をず・ず・ず、と啜った後で必ず『っぷぁ~~~~』とビールの一気飲み音を発する。

またある人はあくびの回数が異様に多く、1分間に少なくとも2回はすると思う。
そんなに多くないように思えるが、それが5分、10分、1時間と続いていくとその回数に驚かされる。
しかもそのあくびは無音ではなく、彼女の癖なのだろうが、語尾が必ず歌みたいに締めくくられる。

『ふぁぁ~~~~~(あくび)あ~~あ、あ、あ、はははぁぁぁ~~~ん♪』



私は人間が出来てないので、こんな小さなことがやたら気になるのだね。

それから最近になって気がついたことなのだが、
PCのスクリーンが前のブラウン管テレビみたいなやつから、フラットスクリーンになったのはおめでたいが
フラットスクリーンにはそれなりに欠点があることにも気がついた。

薄くて軽いのが売りなのはわかるが、それが裏目にでる。

仕事中、キューブの外を大勢の人が歩くと画面がかなり揺れるのである。

大勢でなくても、デブが一人でも歩くとかなり揺れるのだ。

「あなたちょっと痩せなさいよね」

と、思わずキューブの入り口から顔をだしてそのデブの背中に槍のような視線を送ったばかりだ。

あのブラウン管スクリーンは確かにでかすぎて場所とるしカッチョ悪かったけど
それはそれなりに安定感があって、イイ奴だったのよね。
惜しい人を亡くしたわ。

と、故人を惜しむ心境だ。


ま、なんだかんだでなじんで行きます...。


**************

それはそうといつもコメントをくれるyachingoさんの住むところでは
こないだ初雪があったそうだ。

広島に住むりんちゃんもかなり冷え始めてきたよと言っていた。


なのに~な~ぜ~♪

私がいるNバージニアでは今週、やたら暑くて
先週の日曜日に冬支度として電気毛布をだしたのに
その次の日には冷房使う羽目だったんですよ。

一昨日も昨日も今朝も、
私は汗だくで化粧をして髪をカールしながらあまりの暑さに中断。

気候が異常だから昨日は竜巻警告がすごかった。
テレビ見ててもやたら警告でビービーうるさくて、ちょっと緊張が走ったケイエス邸。




結局何もなかった事実に感謝しよう。




そんな暑苦しいなか、何故故に私はオーブンをフル稼動させてこんなもん


ラザニア

作ったんだろう。

どちらかというと『冷麺』が似合うだろうという感じの天候だったのに。


************
今年はどうか雪など見ませんように(まず無理)。

クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。










































コメント (4)

友人に会いにDCへ

2010年10月23日 | DC
一週間前の日曜日。


去年の11月23日の記事で登場してきた
ハニバニの元同僚がやはり仕事でDCまで来ているということだったので
一緒に夕食をとることにした。


日曜日のDCは閑散としていて運転しやすいことこの上ない



行ってきたのはもちろんClyde’s

ビルと彼女のマルガリース(「丸刈りっす」みたいで笑える)はもう到着していて
各々のドリンクで気分を良くしていた。

2人とも変わりなく、とても元気そうだった。



まずはアペタイザーで


ポテトをパイ生地で包んだももの揚げ物


カラマリ(イカの天ぷらね)


メインコースは


ハニバニのラムカレー

このカレー。
匂いは最高に芳しかったのだが知る人ぞ知る、私は大のラム肉嫌いで
試しに、と思って一口カレーの部分を口に入れた瞬間、お口に広がるラム独特の「ワキガの臭い」で
悶絶した。最高に臭い。


ビル&マルガリースはロブスターで大喜び

どんなに喜んでいたかというと、




























これぐらい。

ビルの方から「写真、撮れ撮れ!早くしろ!」とか言うんだよ。
笑っちゃうよね。

なのに「ブログに載せるんだったら顔は細工しとけ。何か恥ずかしい。」とか言う。
どうしろと言うのだ。
せっかくなので星2つで細工ということにする。

私はシーフードリングイーニという、このレストランで食べたものの中で一番
好きなものを選んだが、今回はクリームベースのソースに変わっていて
トマトベースが好きな私にとっては少し重かった。



美味しかったけどね。


ビルの彼女のマルガリースは大のワイン好きで、一人勝手にグビグビとグラスを空けて
上機嫌。彼女は酔うと楽しくなるようだ。

私たちは食後にデザートを注文する。


ビル注文のナッツサンデー



ハニバニ注文のブラウニーサンデー



私はシンプルにプリン

このプリン、上のシロップを食べる前にバーナーで焼いてくれるから
テーブルに出てきたら薄くて硬いキャンディーの膜になってるんだけど、それを
スプーンでバリバリ壊して食べるのがまた面白い。

上機嫌な「丸刈りっす」ぶっ が

「その上んとこだけ私に壊させて!!!」と嘆願してきたので
スプーンを渡すと、それはそれは楽しそうにバリンバリンとキャンディーを壊していたが
その様が小さな子供が積み木のおもちゃを組み立てては壊すみたいな感じに見え
彼女がとても可愛らしく見えた。
45才の立派な女性なんですけどね。


そういえばビルのことなんだが、

以前彼の職業が弁護士ということを説明したのだが、
こういう感じに食卓を囲んで一緒に騒いでいると、彼の職業が弁護士だなんて
予想もつかない。

知っている限り、彼はなかなかやり手の弁護士で弁護士の中でも上のクラスに属しているという。
自家用車はジャガーで、通勤用の車は部署が彼のために提供しているらしい。

しかもその車の車種はビルが好きなものを選べたらしく、
どういうわけだか彼は通勤用にエンジンサイズの大きなスポーツカーを選んだという。

彼のオフィスにはサラウンドシステムのステレオもインストールされており、
気分のいい日には好きな曲をガンガンかけているという。

「だけどオレはいつも最高に機嫌が悪いからオンガクを聴く機会がない。」

とこぼしていた。

彼の専属秘書は大変だろうなとふと思う。

そういえば今回滞在しているアパートメントはホワイトハウスの「隣にある」らしい。
ここは一ヶ月の家賃でどれくらいなんだろうと、
貧乏性な私はすぐ考えてしまう。
きっとハニバニも同じことを考えていたろう。


すごい人だなーと思っていたが、
彼のことで面白いなと思うことがある。

彼は職業も地位も、私から言わせると
ツンツンしていて私たちとは別世界なイメージがあるが、
このビル、一向にそういうところがなく、

彼自身、なんかこう


「威勢のいい魚屋のおっさん」


つー感じ。

飾るところが全くなく、口は最高に悪いが
心がとっても温かな人だ。

「丸刈りっす」に言わせると、可愛くて可愛くてしかたないらしい。

交際し始めて8年ぐらいになるんだけど、結婚は全く考えてないんだって。
こういうのってアメリカっぽいよね。


今回もまた楽しいひと時を過ごすことができた。

次回会うのは来年かなあ。



************
10月ってもうすぐオシマイなんですね。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。












コメント (10)

ジュルのしっぽ 

2010年10月18日 | 猫の話
久々の更新なんですが

ケイエスはちょっと悲しみに包まれております。


私もいろんな人のブログを覗いたりしててですね
特に猫飼ってるものですから
猫ブログなんてしょっちゅう覗きに行くわけです。



好きなブログの中に『ジュルのしっぽ』というのがあります。

数年前から読み始めたのですが

何が心を引くのかって、

その主人公猫は過酷な路上生活を送っていて、既にかなり大きな病気を患っていたわけです。

飼い主のhana*さんはそれを承知の上でその猫(後にジュルと命名される)を引き取り、
生活を共にした、日記ブログなんですね。


ただの『飼い主とその猫の話』というブログにとどまらず、
hana*さんは、これ以上路上生活の不幸な野良猫を増やしたくないと、
大まかな話、動物保護のために署名活動を始めたりして
法律を動かそうとしていました。

そういう熱い思いでいらっしゃる人のブログを読んでいると
いくら私が親ばかで、猫に溺愛しているといっても
私はまだまだだなあと、彼女の熱心さには心を打たれておりました。


ブログの中で、野良猫生活をしていたジュルちゃんが人間に飼われるうちに
表情が驚くほど変わっていくのがこのブログの魅力のひとつであると思われます。


飼い主のhana*さんは本当に大切にその野良出身のジュルをたいそう可愛がっていたんですね。


そのジュルちゃん、この晩夏ぐらいからかなり体調を崩してから
私もこの遠い場所から祈るような気持ちで毎回更新される記事を読んで見守っていたのだけど

日本時間で10月18日未明、
静かに、穏やかにジュルちゃんは息を引き取ったそうです。





ジュルちゃんの最期を知らせたその記事を読んで、
私は呆然としたままシクシクと泣き始めてしまったところで

タイミング悪く妹から電話がかかってきた。


「お姉ちゃん、風邪でもひいとるん?」

いや違うんよ、猫のブログでねジュルのしっぽっていうんじゃけど、そのジュルちゃんが息を引き取ってね
と説明しているうちに号泣してしまった。


うー。
情けないが、もうすでにダム崩壊。
一度泣くと止まんないんだよ。



本当に、
小さな家族の一員が家から姿を消しちゃうってのは
悲しすぎるよね。


私も猫が2匹いて、
友人にも猫がいて、

私の友人、そして私自身も愛する小さな家族の一員を見取ったことがあるが


その悲しみに、私は未だに慣れることができない。


自分の猫だろうが友人の猫だろうが
悲しいことには変わりない。

****************


『ジュルのしっぽ』
クリックすると「ジュルのしっぽ」にリンクできます


***追加***

YouTubeでもジュルちゃんに会えます。


Jule, the sweetest cat (in my heart)

↑このリンクをクリックしてね



この画像でケイエス再びダム崩壊。









ケイエス、次回は普通通りに営業(あはは)します。
















コメント (8)

輝く翁たち

2010年10月11日 | アメリカ生活

先日、一週間分の食料品の買出しのために一人でハイウェイをぶっ飛ばしていたところ
バックミラーにはっきり写る、一台の車がものすごいスピードでぐんぐん迫ってくるのがわかった。

ハイウェイ95号線は前回もドライバーのマナーが悪いことを書いたが、
その運転スピードに関しても自慢できるところがない。

みんな(もちろん私も含めて)びゅんびゅん、ぶっとばす。

その中をさらにすごいスピードで駆け抜けてくる車。

あっという間に私も抜かれてしまった。

そこには真っ赤なスポーツカー(しかもコンバーチブル(オープンカー))に乗った
2人の




翁たち(じいさんとも言う)





彼らの年はどう見ても70歳はとうに過ぎているものと思われる。


ちょっと興味深いので、事故らない程度で私もじいさんたちに引っ付いて走ることにした。

(だけどすごいスピードなので越せない)

後ろから見ていてわかったことは

彼らがやっぱりとてもすごい年だったということ

それから、互いに何かを話しているのだが、内容はわからないまでも
とても楽しく笑いながらドライブを楽しんでいるということ

結局私のExitに差しかかってそれ以上追跡することは出来なかったが
彼ら翁たちを思い出しながら私はなんだか楽しくなった。

私よりもずっと年上の人、
たとえば両親の年とか、それよりももっと年上
言うならば

シニアな生活をもう50年ぐらいやってます

みたいな人たちが、颯爽と活き活きして生活しているのを見るのって
私にとってはちょっとした「活力」。

なんか自分自身の将来もあんなふうになれるかなと
明るい兆しが見えてくる感じがしてね。


****************


さて、週末に例のレバノンレストランへ再度行ってきた。

あれ以来本当に舌が肥えてしまったらしい。

今回はレバニースパイスの効いたミートパイを前菜に




ハニバニはちょっとしたピザっぽい牛肉料理を注文して




私は茄子の牛肉詰めをトマトソースでベイクされた一品を頂いた。





私って茄子が好きだ。 何を唐突に
 


これ、速攻で私の超お気に入りの一品になったよ。


実は週末、いろいろ食べ過ぎたので
平日はいつもの粗食に戻りました。



麦芽パンのステーキサンドイッチで、マヨネーズとギリシャヨーグルトを1:4の割合で混ぜた
ソース、それからボルサミコビネガーでソテーされたレッドオニオンスライスで食べます。

ヘルシーでお腹いっぱいになりましたとさ。


************
こないだ暖房を使ってたんですが、
昨日今日はなんとクーラーつけてました(爆)



クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。







コメント (6)

困惑する頂き物

2010年10月07日 | アメリカ生活

プレゼントとして頂いておきながらこういうのは失礼だが、
もらっても非常に嬉しくないことがないといえば嘘になる。

「嬉しくない」という感情は、漠然としていていまいち説明に欠ける。

言い方を変えて言うと、

もらってもその使い道に困る、みたいな
一体これをどうしろと?と相手に目で訴えても
しょうがないような物を頂くことがある

ということだ。

そういう経験はみなさんにはないだろうか。

例えば日本ではあまり習慣がないが、ここアメリカではしょっちゅう行われている習慣で
自分たちの子供の写真や家族での「写真館で撮影された」写真を知り合いに配る。

今日、同僚から彼女の娘の写真(それはまるでブロマイド調)をもらった。

ウォレットサイズの小さいやつ。

彼女はそれを職場全員に配っていたわけであるが、
私はその手の写真が非常に、苦手だ。

オバサマたちはすごい。

彼女らはどういうわけか、自分たちの子供あるいは孫の写真のみならず
他人のそれも大好きなようで、彼女らのデスク周りはブロマイドでいっぱいだ。

ちょっと見方を変えると
『この子たちを見かけませんでしたか?』とアメリカの雑誌や広告の脇の方に掲載されている
行方不明になった子供たちの写真みたいだ。

私の机には、うちのお嬢らの写真とハニバニの写真が入っている写真立てがあるぐらい。

それ以上の写真を飾ろうとも思わないし
ましてや他人の子供の写真なぞどうして飾ろうという気になろうか。

しかしだ。

もらったその写真(ブロマイド)、捨てるわけにもいかんでしょう?

かと言って、オバサマみたいに既に名前すら覚えてないような他人の子供の写真を
ずらずらと目の前に並べるなんてもってのほかだ。

ではどうしているかと言うと、

小さなアルバムを作成しており、それに入れて棚の隅に辞書と一緒に並べて置いてある。

ただ、もらっていきなりアルバムに押し込むのもあれなんで
数週間ぐらいは適当に目の前に貼って、
時期を見計らってアルバム行きとする。

何気なくどれぐらいの写真があるのかと思って今日そのアルバムを見てみた。

出てくるわ出てくるわ

もう誰の子供たちなのかも不明な
行き場を失った子供たちのブロマイド


はぁ~(ため息)。


これからハロウィンがくるから
また増えるな。


*******************


そんな日のランチに、カフェテリアでベジタブルマニコッティが今日のスペシャルだったので
買って食べてみた。



すでに食べ始めて気がついたのだが
思いのほかとても美味しかったので記念に一枚にと思って撮影。

野菜がゴロゴロ入っていて、新鮮でした。

カフェテリアもなかなかやるね。



************
明日はハニバニと一緒に休暇をとりました。
特にこれっていう予定はないけど、ゆっくりとくつろぎます。


クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
コメント (4)

立ち退き通告

2010年10月04日 | お仕事

私は今勤務している会社も職場も、それから私の仕事も大まかに言って『好き』ではあっても
私も普通の人間であるので、たまに会社の方針や流れに激怒することがある。


例えば先週の金曜日。

私は月末レポートの第一日目ということで、
一日中iPodをノンストップ状態で聞きながら黙々とレポートを作成していた。

私も誰とも話をすることもなければ、
職場の同僚も私のスケジュールを心得ている人ばかりなので
特に話かけてくる人もいない。

用があれば全てメールで用件を言ってくる。

とにかく孤独で過酷な3日間を過ごすのだ。


そんな静かな金曜日の午後2時。

たまたまトイレに行った帰りにルイスのキューブに顔を覗かせたら、
彼は荷造りの真っ最中だった。

そう、荷造り。

私たちの職場は今フロアの端に位置しているのだが、
近々ど真ん中に引っ越すことになっていた。

しかしケーブルの配線工事ができていないのと、
PCがそろっていないことから引越しはまだ先ということになっていた。

完了してあるのはキューブの壁とデスクとそれから棚のみ。

なぜルイスは荷造りなんぞしているのだろう。

彼に訊ねてその回答に眉をひそめた。

「もー、ケイエス。耳を塞いどるけぇ知らんかったんじゃね。
俺らの職場、突然立ち退きになったんよ。」


「まじ?知らんかった。で、今日なん?」

「今日っつーかね、ASAP(エィサップ)。今すぐ。」


私は踵を返して他の同僚のキューブへ行くと、彼らも同じように荷造りを始めていた。

レベッカのキューブへ行き、
「もー、何で言ってくれんかったん?」と言うと彼女は

「言うも何も、うちらだってさっき通告されたばっかりで腹立っとるのに。」


こんな肝心なことをいつもぎりぎりのところまでホールドされて
いきなり、

突然で悪いが、こういうことになったのでよろしく

みたいなことになって爆弾を落とされることは今までもあった。

うちの会社は、というか、うちのフロアでは結構あったりする。


普通なら私はそういうことでは動じないクールで落ち着いた『できる女』なのであるが
その日に限っては私のレポートの初日。
一番忙しい日なのである。

絶対に幹部の誰かが私を心底憎んでいて、ケイエスの心に波風立てましょうと
わざと不必要なカオスを生み出しているとしか思えない。

もっと腹立たしいのは、私たちの次の職場のロケーションはまだ
準備ができておらず、
同じようにいきなりの立ち退き通告を受けたよその職場を

仮住まい

ということで、うちの正式な職場で出来上がるまでは
そこで待機するというではないか。

もちろん私たちの使うシステムなんてPCにプログラムされていない。

もうめちゃくちゃ。

あまりの怒りにしゅうしゅうと湯気を頭から立てていると
(テレサにとってはちょうど悪く)テレサが職場に戻ってきた。

「ちょっとテレサどういうことなの私がどんなに今忙しいかわかっているでしょう
それなのに立ち退きってどういうことよ私は誰が何と言っても今日は
無理ですからね絶対に引っ越しなんてできませんからでもさどうして
テレサは今まで言ってくれなかったの最後まで隠しとくなんて水臭いじゃないの
だからみんな怒っているのよテレサを責めるわけじゃないけどあんまりじゃない。」


と一気に捲し上げた。


テレサはやれやれという顔をして、

「もー。説明するチャンスも与えてくれないのね。
ケイエスはレポートが終わってからゆっくり引っ越していいから。落ち着きなさい。」



あら。そういうことでしたの。



怒りは瞬く間に落ち着いた。
単純な私で情けないが、とりあえずレポートを終わらせることが私のミッションだ。


ということで明日から数日間はがらんどうになった職場で
孤独にお仕事なのだ。


*******************




さて、ここ最近急に涼しいというか、寒くなったNバージニア。




すかっと晴れていても空気が冷たく、
昨夜も寒くて何度も目が覚めた。

今朝なんて、まさか稼動しないだろうと思ってセットしておいた暖房が
みごとに稼動した。

稼動したということはそれなりの温度まで室温が下がっていたということだから
やっぱり寒い。

お嬢らも鞠みたいになって寝るようになったし。







どうでもいいけど昨日はランチでステーキナチョス食べた。




すごく美味しくてこんな山盛りも一気に完食する。

食欲の秋だねえ

っつーか、一年中こんな食欲なんですが、どうしましょう。



************
こちらには衣替えってないんですが、
今日夏服をたくさん箪笥に戻しました。
何だかんだで季節の移り変わりがあるのっていいですよね。


クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
コメント (10)

超多忙の中の超平凡な日々

2010年10月01日 | アメリカ生活

昨日、あの三途の川を渡りかけた「お騒がせ」レベッカが職場復帰した。

実は月曜日に職場に顔を出し、もう大丈夫振りをみんなにアピールしていたが
彼女の体重の減りようは著しく、かなり過酷なバトルだったのだなと思わずにいられない。

彼女の入院中は彼女の顔と肩、それから両腕しかシーツから出ておらず
彼女の体がどうなっているのかも予想だにしていなかったから
彼女のふくよかなお尻あたりが、すっかりアジア人ヒップになっていたのには驚いた。

もしかしたら私のヒップラインのが西洋的かもしれない。

ケイエス母の「あんた、今は健康的じゃけどそれ以上肥えんさんなよ」って言葉がこだまする。


さすがに動作はゆっくりだが、
彼女の顔に桃色が戻っていることが彼女の回復力のすごさを物語る。

こないだ大変ヤバい一線を超えようとしていたことが嘘みたいだ。


彼女が隣のキューブに戻ってきたおかげで
また毎日が賑やかで楽しくなる。

彼女のデスクの上の棚にあるポトス。

彼女の留守中、ずっと水をやり
枯らさないように守ってきた甲斐があってとても元気だ。

持ち主が帰ってきたことを歓迎してるようにも見えた。


****************


夏が終わったのに、今もなお忙しい。

なんとなく落ち着いてきたかなと思ったら明日から月末レポートだ。

こないだ8月分をやり終えた気がするのに。
今月も終わるのがとても早かった。

この調子ならあっという間にクリスマスが来て
年が明けてくね。


そういえばここ、北バージニアはずっと晴天続きでこの夏ほとんど雨が降らず
お天気チャンネルで、各地域の降水量を図であらわすのがあるんだが
北バージニアはあっという間に「干ばつ」を示す赤に変わっていった。

このままでは水道の使用量に制限がつけられるのも秒読みだと思っていたところ、
昨日からすごい雨が降り始める。

しかも一日中。

しかもかなりの豪雨で、こちらではFlash Floodと呼ばれる、
日本でいうところの「鉄砲水」が発生するところも出てきた。

昨日は久々の恵みの雨で、
同僚とも「こういう雨ならありがたいよね」などほのぼの語っていたのに、

その豪雨も今日もより一層の激しさで繰り返されるとなると
ちょっと不安になったりもする。

不安になる要素としてはあの窓を打つ豪雨の音。
すでに聞きなれない音として脳が認知しているから恐いのか。

こないだまでは雨が少なくて不安だったのに、
今日は雨続きで不安がるとは、

人生、なかなか上手くいきませんねえと
まるで他人事みたいにぼやくのんきな私だ。


さてさて


ハニバニが今1週間ほど学校に行っており
家を留守にしているのでそれをいいことに(私はまるで悪妻)
ハニバニが食べそうになく、かつ私が食べたかったものを作ってみる。



オムライス、ひじき、シジミ入りお味噌汁。

オムライス以外はこないだりんちゃんに誕生日プレゼントでいただいた即席。

このひじきなんだが



インスタントのくせに非常に美味しく、新鮮なひじきと比べ物にならないほど
優れた一品で感動した。

でもケイエス母の作るひじきには敵わんけどね。


あ、食べ物といえば


その夜、8時過ぎにむしょうにナポリタンラブ(なんのことはない、タダのナポリタン)
が食べたくなって困った。

いくらなんでも寝る前のこと

いきなり作ってそれを食べるのも憚れる。


フライパンを握り締めて、キッチンに立ちすくむケイエス。

誰にも見られないのが幸いだが、
かなり不気味な光景だったろう。

ハニバニでも寝ていたら、それはまるで殺人へのプロローグではないか。

機転を利かせて(ちょっと大げさ)
ひとまず大願成就するべく明日のランチにということで
料理することにした。

どんな小さなことでも目標を達成するのは爽快だとつくづく思う。

たったナポリタンを作っただけのことなのに
あの湧き上がる達成感は何なんだろう。

今夜は(いつもだが)しっかり眠れる...





と思ってベッドに潜り込んだのが9時半。

いつもならすっと眠りに落ちてしまうのに昨夜はなかなか寝付けない。


非常に寒かったからである。

情けない話、「寒くて眠れない」ことにずっと気がつかず、
ベッドの中でうだうだし続けて、ようやく


足が寒いからなのだ


と気がつき、靴下を履いたところ
電源をOFFにしたおもちゃみたいにころりと眠りに落ちてしまった。


お目覚めは爽快。



忙しいけど、超平凡な毎日。

それも悪くない。



************
ハニバニは明日帰って来るんですよ。
お土産があるわけじゃないんですが、楽しみです♪


クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




コメント (3)