バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

その後のナマコ

2011年02月25日 | アメリカ生活

自分で言うのもなんだが、
すごい変なタイトルだな。




さて。

前回惜しげもなく公開した私の打撲写真。

あの写真では打撲状況(又の名を『ナマコ事情』(勝手に命名))はまだよくわかっていなかったのだが、
次の日ぐらいから打撲らしく、色を放ってくれ始めた。


実は昨日が一番発色がキレイだったので
それを写真に撮っておこうと思ったが、
ついつい欲が出て、「いや、明日はもっと発色するかもしれない」と思って写真撮影せずにいたら
今日はなんだかナマコが薄くなっていた。


写真、見たいでしょう?(「見たくない」って言う人の意見再度無視)


<2/21>





<2/25>




(この写真を撮っていて、熱い熱視線を感じると思って右を見ると
フリスキーが私の足を凝視していた。





なんだか照れた。




私もまだまだ若いもんでね、回復力がすごいんですよ。


っつーかね、私の記憶が正しければ、まだもっと若い頃は少し打っただけですぐにナマコみたいになって
色の発色力っての?それがもっと激しくて、しかもそれが結構長いこと続いたのに、

年をもっと重ねるごとに回復力がなんだか増してるような気がする。

まるで血管が丈夫になってきたようだ。




って、考えると聞こえはいいが、考えようによっちゃ
もしかしたら血管自体が厚みを増しているのではないかとも思う。

言い方変えると血管の壁が加齢で厚くなるっていうのかね。


そう思うとつい眉間にシワを寄せてしまいがちなので、
「血管が健康で丈夫で、しかも新陳代謝まで優れているので回復力がエクセレントなのだ」ということにする。


私は医学関係はあまりよく知らないが、
健康に関することって、考えようによっては良くも悪くもとれることが山ほどあるんじゃないかと思い、
そう考えると、昔の人が言ったように

病は気から

っていうことを、わが身を通して理解できるのだ。



Solo_Pinさんには「赤ナマコみたいよ」と言ったが、今日はなんだか
「黄ナマコ」も混じってるらしい。


まさに打撲が回復に向かっている証拠だ。


それから可哀想だったのは、あの悲惨記事を読んでからすぐに同じような目に遭った
Elvis'Fanさんで(前回の記事のコメントを読んでみてね)、まるで私の不幸がPCを通じて伝染してしまったかのようだ。


どうせ伝染してしまうのなら、この回復力までもElvis'Fanさんの元へ伝染してもらいたいと願う今日この頃。




私が負傷したあの駐車場で見上げた今日の空。






あの時は曇っていてなんだかとってもグレーだったけど
今日は青くて、何て言うか、あの時の痛い出来事もすっかり過去の出来事なんだなと
当たり前のことを感慨深く思わせるから、たまに上を向いてみるのって好きだ。



さあ、週末。

気を抜きましょう。




************
打撲より始末が悪かったのは両腕、肩、背中の筋肉でした。
2日目の筋肉痛っていうのかね。
体全体であの衝撃を受け止めたんだなと痛感した出来事でもあります。


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ケイエスの負傷

2011年02月21日 | アメリカ生活


タイトルがストレートなので、最初っから言っておきますが、
私は大丈夫です。

(こうやってのんきにブログの更新なんぞしてるし)



<負傷その1>

数日前、確かミディを獣医に連れて行った日の夜、フリスキーと夜の階段でふざけあっていた際
階段をさささっとすばやく上ったまではよかったが、上りきった
と思った階段はまだ終わっておらず、余段があった。

思いがけぬ段差につまずき、右足首を強く打撲。

みるみるうちに腫れてゆく右足首。
つまづいた際、『げっ』と大声で悲鳴(これは悲鳴?)
を上げたのでハニバニが飛んできた。

腫れた足首を見て、





















『これは、いつもの大きさじゃないの?』












その一言にあまりにも腹が立ち、痛みが瞬く間に遠のいた。

とりあえず歩けるので骨折はしていないものと判断。

そういえば私はとても単純簡潔、というか、外傷があった場合、歩ければ骨折およびヒビもないものと見なし、
内科的な問題も、食べられれば問題なしという結果に落ち着く。

私みたいなのが『あなた手遅れですですよ』とか医者に言われそうなタイプであることは間違いないだろう。



足首の話に戻す。

とにかく、次の朝、ナマコみたいな打身の色が出ているだろうと思ったら
何も起こっていなかった。痛みも全くなかった。

怒りは痛みをも消し去るのね。

『階段を下りるときに怪我をする人は多いけど
上りで負傷する人ってケイエスが初めてかもよ。』


と笑うデリカシーのないハニバニ。

笑ってくれ、思う存分にな。





<負傷その2>


今日の話。


仕事が終わって駐車場を歩いていると、いきなりバランスを崩して転倒。

それがとても不可解であった。


平地をゆっくり歩いていて、いきなり後ろからどつかれたみたいにつんのめるっての?

前にどんどん倒れてく自分をコントロールできないっつーか
顔で着地しないように両手を顔の前に持って行くことにフォーカスするので必死だったわけだ。

やっと着地したときには周りを歩いていた同じ会社の人がぶわ~~~っと集まってきて
手を差し伸べてくれた。

恥ずかしさに窒息しそうになりながら、

『あはは。バランスを失ってしまいました。』と言うと、
ある女性は何を思ったか

















『私、クラッカーを持ってるの。食べる?』






私があまりの空腹で気絶したかと思ったのだろうか。
それにしても彼女のあまりもの優しさに胸を打たれてぐっとなりかけた瞬間、自分の持っていたカバンが
信じられない場所に落下しているのが滑稽で、その場でゲラゲラ笑い出しそうだったが
それをすると『かわいそうに。彼女頭を打ったらしいわ。』と思われてはいけないので
出来るだけクールに立ち上がり、お礼を言って、ASAPでその場を立ち去ることで頭がいっぱいであった。



膝をひどく打ったようで、あまりもの痛さに膝の皿が割れたかと思った。
とりあえず歩けるので、ちょっと安心。

家に帰って、ハニバニに駐車場でこけたんよと話すると、

『え!もう路上が凍結するほど寒くなっとるん?』

(北バーニアは今夜から明日、雪の予報がでています)

と言うので、事情を説明したら

『え?平地でなんでこけるん。
平地ですっ飛んで負傷するなんてケイエスが初めてかもよ。』


そういってまた体を折り曲げてゲラゲラ笑うのだ。

(人の不幸を笑っちゃいけんのんよ)



時間が経つと膝が腫れてきた。


見たいでしょう?(「見たくない」と言う人の意見無視)










写真はたいしたことないが、
実はこの負傷で、仕事着のおされなパンツとハイヒールがダメになった。

2つとも擦り切れちゃってね(涙)
私のために犠牲になったと思って感謝してサヨナラしよう。

あれが夏の暑い日で、膝丈のパンツでサンダルなんか履いてたら
怪我も酷かったと思われる。

それこそ流血騒ぎだね。



膝があんなことになりながらも
私は「歩ける≒大丈夫」の定義を頭にぶち込み、せっせと夕飯の準備をする。


今日は




簡単にチキンパニーニサンドイッチ。


痛くても「美味し~」と思えるあたり、やっぱり大丈夫だ。



その後、いつものウォーキングに出かけた。
最初の10分は、歩き始めたことを後悔するほど痛かったが、
それに慣れてくると、痛みも和らいでくることがわかった。

プチマゾの気があるんだろうか。



明日はそれこそナマコか茄子みたいな打身になるんだろうな。





まあ、ミディも私も大丈夫です。

ミディに至っては、食欲もありますし、おしっこも普通の色と量と回数です。

ご心配をおかけしましたが、たくさんの温かいお言葉をかけていただきました。
ありがとう!


************
ずっと昔広島市内でチャリに乗ってて転倒したことがありました。
そのときは流血事故だったのに誰も近寄って声をかけてくれませんでした。
今回すばやく私に駆け寄ってくれて助けを差し伸べてくれたことがとても嬉しくて、
単純にも『アメリカの市民権取ろうかな』など一瞬思ったぐらいです。


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獣医へ行ってきた

2011年02月17日 | 猫の話


なんと、今年初めての<猫の話>を飾るお話が獣医へ行ってきた話しになるとは。


主役はもちろん、このお騒がせな彼女。








話は今朝の出来事から始めたい。


私には朝起きて、まず何が何でも真っ先にすることがある。
それは猫トイレを覗くことである。


お世辞にも爽やかな香りがしてきそうな朝のスタートとは言い難いが、
朝一番で、No.1No.2(していれば)の状態を確認する癖が私にはある。


いつものとおりトイレを覗くと、
いつもよりは少し柔らかめのNO.2があった。


ミディがしたものだとすぐわかる。
彼女は自分が排出したものを猫砂で埋めようとしないのだ。


柔らかいやつならよくあることなので、あまり気にせず、私は彼女らに続いて下のキッチンへと降りていく。


キッチンへ行き、明かりをつけた瞬間、私は

















フロアに点々とする血液を見て、さーっと血の気が引くのがよくわかった。


傍から見ると滑稽に見えるのだろうが、
私はキッチンに居座るお嬢を交互に見ては

"『Who is bleeding?  WHO is bleeding???!!!』

ものすごい動揺で、泣きそうだった。


正解率の高そうなミディのお尻を見てみたら、
そこが赤くなっているうえ、とてもキレイに舐められてる感じもあったため、
『肛門のう炎』参考記事疑惑浮上。


動揺しつつも、獣医からもらった医療カルテのコピーを引っ張り出し、いつやらの記録を探し出す。
頭のどこかが落ち着いて指令を下してるとしか思えなかった。

それぐらい私は動揺していたからだ。


2008年10月に発症している。


どうして今まで気がつかなかったんだろう。
これは厄介なことになったな。
袋が破裂して、とうとう出血したか。


とりあえずハニバニを起こそう。
事情を説明してこの大事件を分かち合わなければ、私一人では解決できそうにない。


ハニバニを起こし、何が起こっているのか説明し、
一緒にキッチンへ戻る。


「ミディ、全然平気そうじゃんか。一人大騒ぎしよるのはケイエスだけよ?
とりあえず、落ち着きなさい。そして、お嬢らに朝ごはん。朝一番で獣医に電話して、
それからの行動はそこから考えること。それではおやすみ。6時にまた起こしてね。」


と言い残して彼はベッドへと戻る。


ああ、言われてみればとりあえずミディは平気そうだ。
お尻も舐めようとしていない。


彼女らに朝食を振る舞い、
私も身支度をして、
6時になったところでハニバニを起こす。


さっきの大騒ぎから一転、普通の朝になった。


それから40分後、私が家を出ようとしたところで
ミディがトイレに行く。


おしっこをして、出てくる。

30秒後にまたトイレへ戻る。

そしてまたおしっこをする。





え?





もしかして





膀胱炎すか?







会社に着いてから獣医に電話をし、その日の予約をとった。
念のため、昼休憩に車をぶっとばして家に戻る。
彼女がどうしているかを確認するためだ。


今日は仕事も全く手につかなかった。



病院に到着したら、すぐにドクターJに迎え入れられた。


ドクターJも肛門のう炎と膀胱炎の両方の疑いがあるねと言い、
両方のテストをしてもらう。


果たして症状は











膀胱炎であった。


袋には何も詰まってなかったって。


とりあえず、厄介な病気は避けることはできたわけだが、
また膀胱炎とは。


15ヶ月ぶりの発症。


抗生物質をもらって、10日後に再び尿検査です。




ミディもお疲れだったけど、飼い主もぐったり。





今日も早く寝てやる。
本気で今日は精神的に疲れた。




ミディはまたもや何もなかったみたいにぐーぐー寝てます。
しかも食欲は旺盛だという。

それは飼い主もちょっと、うれしい。

ミディ、早ぅ元気になれよー。



************
獣医から戻ったらフリスキーがミディの「獣医臭さ」に
シャーシャーと怒っていました(爆笑)。


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愛の日なのに

2011年02月14日 | アメリカ生活

本日はバレンタインデーであり、
私の勤める会社のロビーが一年で一番活気付く日でもある。


朝から花や風船、フルーツバスケットやチョコレートの宅配が途切れることなく、
9時ぐらいに隣のビルに行くときにロビーを通ったときは
その宅配のための特別設置テーブルなんかできちゃってて、
見ているだけで笑いがこみ上げる。


遠くに住んでいる彼氏ならまだしも、一緒に住んでいる夫がどうしてわざわざ妻の職場に花を贈るのだろう。
何か別の目論見があるに違いないと思えてならない。


今日ぐらいは妻(または彼女)の同僚が妻(または彼女)に
『あなたの旦那さん(または彼氏)ってとてもスイートガイなのね。うらやましいわ』
と言われ、自分がどれだけスイートなのか認証してもらいたい



とかね。


今気がついたが、以前にも同じような疑問を胸かかえており(参考記事
私のバレンタインデーに対する疑問は一生消えることはないものと思われる。
来年もやってるかどうか不明だが、もしブログを続けていれば、また同じ質問するのだろう。


さて、職場でもバレンタインのチョコをばら撒くのが大好きな人がいて、
ダイエット中じゃけチョコいらんのんよ(まじですか)
とどんなに私が言おうと、
まーまーまー、そんなことは今日は言わんのんよと、私の言葉を無視してどんどん机に置いていく。


これが収穫品。





なぜゆえにマコーミックのホワイトチリシーズニングが紛れてるのだとか言わない。
誰かがあげるというのだからもらうしかないではないか。


でも、何か思ったね。


今日は愛の日ではなかったか。
まるで『菓子の日』のよう。


プチハロウィンみたいなね。



うちでは何も特別なことはしなかったものの、
久々にステーキなんぞ焼いてみた。
バレンタインデーの定番とも言えるディナーをご自宅で。






夜、ハニバニと歩きながら

「今日会社でね、ロビーが忙しくてね、一緒に住んでんのに花なんか職場に届けるのってるのどう思う?」
「あはは。実は羨ましいんだろう。」

などと笑い合うのは幸せで楽しかった。


Happy Valentine's Day, Honey Bunny!


************
以前日本にいたときに『霧の小舟』という
やたら軽くてスカスカなチョコレートがありました。
あれもうないのでしょうか。最高に口当たりがよくて、大好きだったんですが。
あとチョコレートではアポロチョコとか、明治のイチゴチョコレート、
素朴なところでは明治のチョコボールが美味しかったと記憶しています。チロルチョコもいいね。


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突然、日向に

2011年02月12日 | お仕事

それは金曜日の午後、突然訪れた。


金曜日も例外なく、私は例のプロジェクトを終了させるため
ただひたすらPCと向かい合い、いつも愛用しているIPodの音量を少し上げて
試行錯誤を繰り返していた。


余談だが、このIPod、仕事中はもう肌身離せない一品となっている。
人によってはこの『ながら作業』というか、
音楽を聴きながらひとつの作業に集中するなんて出来ないというおっしゃる人もいるが、
私の場合、この音楽がなければ
既に仕事に集中できない体質と化している。

外からの雑音をシャットダウンするからなのか、
はたまた、頭の中で一定のリズムが脳の波動までもリズミカルにしてくれるのか
理由はわからないが、とにかく集中できることは確かだ。


さて、私がこのプロジェクトで難航している最後の大掛かりな内容とは
ある国に課せられている税金の項目が、私の思うようにレポートに現れないということだった。


この国で車の保険を購入した際、国の決まりで4種類の税金が課せられる。
私が管理するシステムにその税金を別々にインプットさせるというところまでは漕ぎ着けたが
その税金の金額が私が必要とするレポートには現れない。


それでもう莫大な時間をかけてその問題に取り組んでいた。


そのプロジェクトも、金曜日の午後、マネージャーのボブの一言で突然終了を迎えることになる。

*************************


昼休憩は私は車の中で爆睡し、すっきりした頭でデスクに戻ると
ボブからメールで『プロジェクトの件。資料を持って僕のオフィスへ。』と会議のお誘いがあった。


難航しているプロジェクトの課程を報告するのは嫌だった。


ため息と共に資料を抱え、ボブのオフィスへ。


ボブはいつもの、ゴルゴ13の目と猫バスの笑顔で私を
迎えてくれ、それから私に予想したとおり、どうしてプロジェクトが難航しているかを説明するように言ってきた。


隠すことなく私は資料とPCを使用して、何が不可能であり何が可能かということを説明する。


私はボブがいくらゴルゴ13の目と猫バスの笑顔でも
彼と仕事をするのは好きだ。


ボブは稀に見る器の大きな上司で、胸に抱えている感情の全てを隠すことなく言える。
躊躇せずに上司に意見が言えるということは、会社にとってもプラスである。


もしも彼が取っ付き難い上司ならば、私はこのプロジェクトを今までのどこかであきらめていたかも知れない。


説明しながらも、ボブは『だったらこれはどうなの?』『どうしてこれはそうなの?』と言う感じで
質問をぶつけてくる。
そうされても苦痛を感じないのは、私にプレッシャーを感じさせない彼の繊細さだろうか。


1時間ぐらい彼のオフィスにいたと思う。


突然ボブは、


『それで行きましょう。そこまでやってくれれば僕は十分理解できます。
現時点でこのシステムには不可能なことはあっても、
可能な部分を見つけてくれたことに感心するよ。
僕はここでこのプロジェクトは完了することにするけど、ケイエスもそれでいいでしょう?』




いきなり日向に引きずって行かれた気分だった。



「はあ。プロジェクト、これで完了で、それでいいんですか?」と、ぽかんとしていたら
ボブは彼の上司に電話して、この1時間の会議の報告をしてくれ、
『...ということで、これでいくから。ビルはそれでいい?』
と、彼の上司にも承諾を得ようとしていた。


そして、親指を立ててゴーサイン。


『よく頑張ってくれたね。』


********************


肩から重荷が急に飛んでって、何だか笑い出したい心境だった。

日向って、いいね。





金曜日はなんだかぱーっと炭水化物祭りしたくて





イタリアンソーセージと赤・黄色ピーマンのトマト煮でパスタを食べた。



今日は昼からインディアのバッフェで食べまくった(ケイエスは普段バッフェは行きません)。






久々に、早春みたいな週末。


************
りんちゃんへ。
前回の記事で写真がちっさかったので、大きくしといたよ。あれでいい?



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頑張る人へ

2011年02月08日 | お仕事
1月半ばから始めたプロジェクトが難航しており、1月の半分はランチタイムも摂れず仕事しっぱなしで、
そのプロジェクトも終わらないうちに2月が始まり、月末レポートと平行して私は大変疲労している。


しかし、あれだね


仕事してるときは、本当に集中してやってるから全く疲れを感じないんだけど
家に帰ると一気に気が抜けて疲れがどーっと押し寄せる。


疲れと同時に、ランチも仕事しながら適当に食べてしまえるような
チーズとクラッカーとか、簡単サンドイッチとか、プロティンバーとかだから
疲労と同時に空腹感もやってくるわけだ。


ついこないだまで、人生でMAXな体重を抱えていて
(去年11月に日本に帰国してから、クリスマス、New Yearと食べてばかりいたもんだからさ)
何としても体重を、せめて帰国前の数字に戻そうと、炭水化物をとりあえず減らすダイエットをしてるものだから
夕飯までにちょっと食べれるものといえば、セロリ丸かじりとか、ハムの薄切りとかね、
軽くトーストを焼いてNutelaスプレッド(ヘーゼルナッツとチョコレートクリームでパンに塗って食べる)と一緒に
食べるなんてしなくなったの。

炭水化物Loverとしては辛いダイエットさ。


そのセロリを食べながら、
「職場で頑張ってるのは私ぐらいかも」とか、ふと思った。


そう思ったらなんか急に馬鹿らしくなってきて泣きたくなった。


うちの職場の9割が保険の新規・更新を主にやっているのだけど、
私の職種がシステムだけに、同じ仕事をしている人がいないのである。

だから私のプロジェクトの苦労なんて、マネージャーのボブと主任のテレサぐらいにしかわかってもらえず、
たまに電話で話す例のIBMのジムと、ほらねITって嫌な仕事でしょう?そうねそうね、サイテーねと愚痴を言うぐらいだ。


自分が頑張ってるのが馬鹿らしく思えても、
そうせずに先で困るのは結局自分であり、
自分で自分の首を絞めることになることは大も承知だ。


私はとてもマイペースで、頑張っても無理はしないことにしているが、
こと仕事になると、どうも一生懸命になるようで
その姿が、マネージャーや会社にとっては『ケイエスはいつも仕事してるのね』というプラスに写る一方、
同僚にとっては『ケイエスが頑張るから、ゆるく仕事してる私たちがだらけてるように見える』と
ブーイングを受けることもある。


そういわれても、今はどう考えても息を抜ける状態ではなく、
一度走り出した機関車を、そう簡単に止めることはできんのんよ。わかる?


でもね、頑張ってるのは私だけじゃないのよね。


例えば、友人のK姐。
彼女、今年から新しい職場に移って、新しい職種でスタートしてるんだけど、
その職種って貿易なの。


貿易ってとっても難しい職業よ。
英語で対応になるしね。
でも彼女、その仕事、ず~~~~っとしたかったの。


私にとっちゃ彼女の前の仕事もすげーなと思えていたんだけど、
やっぱり自分のしたい仕事以上に魅力的なものってないよね。


今彼女、目を酷使してまで頑張ってて、家庭と仕事を両立してやってるし
両方手抜きをしてはいけないと思っているのか(彼女の性格でもあるけど)
両方ともきっちりとA地点からB地点を定規でぴしっと線を引くような感じで仕上げてるみたいで
私は彼女の健康がとても気がかりなのだけど。
でもイキイキとしてる彼女はなんだか幸せそうで、毎日楽しそうだ。


彼女の頑張りとか、私の知ってる「友達」(これを読んでくれてるそこのあなたのことよ)の頑張りとか、
家に帰ってきても携帯で仕事の指図を続けるハニバニとか、
ちょっと睡眠を削ってでも家庭の円満、秩序を確実に守る妹とか、
そういう頑張る人が私の周りにいるから、私も一人じゃないんだと、私も頑張れる。


その証拠にね、家に帰ってきて疲れていても外食じゃ栄養が偏るからとちゃんと料理してるケイエス。
これはちょっと自慢。


ハニバニが職場で「僕の妻は毎日夕飯を作る」と言ったら、「奥様は専業主婦なの?」と聞かれ、
「いや、男みたいに働いている。それでいて夕食もきちんと作る。」と言うと、「それは奥様がかわいそう。」と
言われて攻められたと言っていた。


それでも疲れがピークだと、かるくサンドイッチにしてしまうが、
この簡単チキンサラダのカレー風味サンドイッチは美味しかった。





ニンジンの千切りとセロリ、レッドオニオン、それからドライドクランベリーをマヨネーズとカレーパウダーで和えた
だけなのに、栄養は満点。


それから久々の魚料理。





このコーンとブラックビーンのサルサもなかなかヘルシー。


でもね、私もハニバニもやっぱり人間。
疲れるとやっぱり甘いものが急に欲しくなるんだよね。


で、夜に急に思い立って作ったヘルシーバージョンのチョコレートチップクッキー。





しかし食べる量が多いので、ヘルシーバージョンの意味なし。


週末は羽目を外してナチョス食ったりするけどね。






こういう楽しみもないとね、やっぱり。



頑張る人の未来に
「あのとき頑張っててよかったー!!!」と心から思える一瞬が、必ず訪れますように。



一緒に頑張ろうね。

************
今日久々にランチタイムがとれ、天気も良かったので
車内で昼寝をしたら夢を見た。運転してたら黒いミニバンに左から衝突された夢。
同時にびっくりして飛び起きたときに右足をドアに激しくぶつけた。夢で良かったんだけどね。
足首捻挫したみたいな痛みだったよ。


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スロークッカーの落とし穴

2011年02月01日 | アメリカ生活


これまで再三にわたって、スロークッカーの素晴らしさをみなさんに伝えてきたが、
今回はなんと、いつかは起こるだろうと思われた失敗について
ついに書く日がやってきた。


それは昨日の話。


既に行われているプロジェクトと並行して、私には月末レポート初日ということと、
怒涛の月曜日という三重苦のため今回も例外にもれず、

日曜日の夜、月曜日の夕飯の仕込み作業をし(大げさだが材料を切って器にぶち込んだだけ)
月曜日の朝、家を出る際にスイッチをONにして私は仕事へでかけた。

ハニバニはその日の夕飯が何か知らなかったと思う。


さて、とても忙しい月曜日を終え、帰宅する。


ガレージを開けて車を駐車し、車から出てきたところで
何やら異臭がすることに気がついた。

そこで、スロークッカーをONにして出かけたことを思い出す。

「焦げてる?」

ってのが、まず最初の反応だったが、臭いはどうやら焦げている臭いではない。

これは一体何?


ちょっと説明し難いが、強いて言うならば、

誰かがトイレに行ってを催した後で
その同じトイレに自分が駆け込み、前いた相手をつい呪ってしまうような臭い


っつーかね。そんな臭い。


「私は一体何をスロークッカーにセットしてきたんだっけ?」


思い出して、すぐにあれだと気がつく。







キャベツである。

その日の夕飯は、キャベツとソーセージとスイートポテトをチキンストックで煮込む
煮込み料理だった。



日本にいるときは全く知らなかったが、
アメリカではキャベツを調理する臭いは大変嫌われる。

言われてみれば、キャベツを煮込むときに、何だか変な臭いがするではないか。

キャベツ。

食べるときには全くそう思わないが、調理中は変な臭いが発生するんよ。


例えばね、


うちの職場では、前の日の残り物として、キャベツの入った食品を持ってきて
電子レンジでチンしたければ、後ろ指を差されても平気です
っていう覚悟でチンすることっていう暗黙の了解まであるんよ。


それぐらい他人に嫌われるから。



悪臭を発生していたのはキャベツが原因だった。

急いで家に駆け込み、スロークッカーの中身がどんな状態か知る必要がある。

ドアで待機しているお嬢の頭を撫でるのも後回しにして、
私はスロークッカーの蓋を開けた。





臭い。





しかも余計に煮込みすぎて色が黒いのなんのって。
臭覚でノックアウトされ、視覚でとどめのキックを食らわされたという感じだ。


これは困ったことになった。


ハニバニは臭い料理にはいっさい手をつけない。

見た目に悪い料理なんてなおさら、である。



スロークッカーの前で呆然としていたときだ。

ハニバニ帰宅。






家のドアを開けると同時に、





「ガレージの中で何かが死んでるみたいな臭いがす...

え?もしかしてケイエス、何か作りよるん?」




変な臭いがする≒妻が何か作っている



こんな図式がハニバニの頭にあるのが気に入らないが、ハニバニは私を瞬時に疑った。


「臭い、臭い、くっさい!!!
さっきは何かの死体だと思ったけど、今は家の中全体がオナラの臭いがする!!!」


さらには

「臭いのはキャベツなん?ケイエスなん?」

とまで言ってくる。


ここまで聞いて、普段なら反撃するところだが、
なんせ月曜日。
私は疲れていたのである。
とくに脳みそなんて大変な疲労である。

そんな疲労した脳みそに、彼の一言に笑いのツボ爆発。


私は白痴のように笑い転げながら、
それでもと、できたやつをお皿に盛ったら、

「そんな気味の悪いもの、食べたくない。」

と、あっさりシリアルを食べる準備をするハニバニ。


視覚的に見ても、相当変だったらしい。


これがその一品だ。

















白いお皿に盛るとそうではないが、
スロークッカーの器が黒いので、食べ物全体をもっと真っ黒に映し出すのだね。


この一皿を私は食べ終え、残りはディスポーザルに処理して頂いた。
味はそこまで悪かなかったが、
残念だった点といえば、長時間にわたって調理されたため
ソーセージの脂分が流れ出てしまい、なんだかスカスカのドライなソーセージと化していたところか。


あとはやっぱり色だね。


スロークッカーの落とし穴は、
そんなに煮込まなくて良いものを煮込むと、本来のスロークッカーの長所が短所に繋がるということだ。


むやみやたらと張りきって煮込むと、
煮物本来の美味しさが完全に損なわれる。


そのリベンジとして、今日はチキンスープをセットしておいたが、
出来上がりはこれだ。







昨日とは一変し、ガレージも家の中にも死体または屁のかほり漂わず、であったが、
味もたいしたことなかった。


問題は、スロークッカーの器が大きいため、普段私が作りなれているスープを作るための材料の量を
加減しなくてはならず、
それが上手くできなかったということだ。

不味くはなかったが、おかわりもいらんけんね、という出来栄え。


一方ハニバニは、「残ったやつは、明日のランチにして持ってくよ。」とか言う。




ハニバニの嗜好は今でもよくわからない。


************
当分スロークッカーの登場はないと思われます。
熱しやすく覚めやすい私の性格がここにあらわれていますね。


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