バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

髪を染めましょう 2 (ゲイは知っている)

2014年06月28日 | アメリカ生活

さて、前回髪を真っ黒にしたのはいいけど、いまいち自分の中では不評だったわけで。

なんか知らんけど、大喜びだったのはハニバニだけだったかも知れない。



前回のお話はこちらから。
髪を染めましょう




でね、6月中頃のある週末、あれから8週間たったので美容院に行ってきて
今回は『脱・黒!』にしてもらい、ちょっとカラーを入れることにした。


ただ、どうしても赤とかオレンジ系にならないように、Warm ToneじゃなくてCool Toneでって
お願いしたんだけど、カラーリングって実はとても奥深いってことをこの年になって知ったわよ。
色にもいろいろあって、結構複雑なんだね。


前回、真っ黒にする前はもうずっとブリーチで自分の好きなところで止めればよかったし、
色も毎回同じで手っ取り早かったし。


いろんな色の仕上がりのサンプルを持って来てくれて、とりあえず暖色系にならないようにするんだったら
この辺だよねーって勧めてくれたのが、どことなく灰色っぽい黄色。


どうせ私って色白でもないし、夏だしそれでいいかなーっていうことで即決。
今回はハイライトも入れるし、なんか面白いことになりそうと思ってワクワクすること1時間。



これが仕上がりでございますよ。










Before     After 



やっぱり前回のと比べると明るいねー。
写真が明るいので、実際にはこれよりももう少し落ち着いた感じです。



私としてはハイライトがいい感じに入っていて、色も気に入ってるんだ。



髪をカールさせるとハイライトの部分が描くキレイな曲線がいい。



ちなみに、黒髪にする前のやつ(ブリーチのみ)の写真も入れて比べてみると色の違いが面白い。







冬なら最初の頃みたいなブリーチした色のオレンジ系ブラウンもいいかなと思ったり。



で、ワクワク...もいいのだけど、カラーリングって何が面倒かって、やっぱりメンテナンスだと思いません?



生え際を目立たさないようにするためには、4~6週間ごとのカラーリングが理想なんですってよ。


ちなみに、カラーリングとカットとチップ込みで、200ドルちょい越えなので、
そのお金で靴を買いたい!と思うと、思わず『え~~~~~~。高ぇよ。』って思うワタクシ。



だけどその考え方を変えた人間がいる!!!



それはケビン。



こないだ、彼にそうやって愚痴っていたら、ケロリとしてこう言うのよ。



『だけど女の人って美容にお金を使うって言うよりも
自分に投資するってどうしてそう言わないの?』




それを聞いて、ゲイってやっぱり美容に関して考え方が違う!って思ったの。
私が歯列矯正したのも、自分への投資だったわけだから、カラーリングにお金をかけても結局は
自分のためじゃーん。



ケビンにお礼を言って、これからはそういう考え方で美容院に行ってこようと思います。



仕事辞められない理由がまた一つ増えました。



とりあえず、この色またはもう少し明るくしてその色をキープしてみようかと考え中...


そんなことよりも仕事が予定よりも大幅に遅れていて
明日から月末レポートやらないといけないのに、それどころじゃない現状。


このままだとこの週末は確実に仕事になりそう。




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明日は残業せずに真っ先に家に帰ってワールドカップ観戦。
アメリカ対ベルギー戦ですよー。


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。
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職場でのサバイバル法

2014年06月24日 | お仕事

私はこの会社に勤務して早くも今年で14年になり、
今の職場に至るまで、3回職場を変えた。


今までは職場の大多数が女性であったということもあり、
女性特有の派閥もたくさん見てきたが、どうして女性の多い職場というところは
ああもドロドロしていて、モラル的に悪い環境になってしまうんだろう。


その悪い環境が故に辞めていった人も多いし、
中には心の病を発症してしまった人もいた。


私がその女性の多い中でサバイバルできたのは、もっぱら自分が置かれていた職種のおかげということがある。


勤めだして最初の職場ではテレフォンカウンセラーだったのだが
自分の仕事を覚えるのに必死だったのでとにかく忙しく、なかなか友達を作る余裕なんかなかった。


同期で入った女の子たちはさっさと友達を作り、それなりに楽しい毎日を過ごしていたのだと思うが
職場内での派閥問題でいろいろあったりとか、仕事のハードさについていけなかったりとかで
辞めていく人が出始めているころ、私は他の部署にヘッドハンティングされてその部署を去った。


私が去ったその職場で、結果的に友達と呼べる人はいなくて結局孤独だったといえるが、
忙しかったということで派閥の中にも入っていなかったことが良かったのかも知れない。


そして仕事を覚えるのに必死だったことが、上司からは『集中して仕事をしている』と見えたらしく
地道な個人プレーが表に出たということだろう。


次の職場では10年以上働いた。


そこも大多数が女性で、今までになかったほどの年齢層のバラエティー、人種の違う人、
育った家庭環境の違う人、価値観が違う人だらけだった。


私はその職場で軽くお付き合い程度ができる同僚と出会って、それなりに楽しいことも増えたが
それ故の女同士の鬱陶しい関係にも巻き込まれたこともあった。


その職場は、ほとんどがセールスと顧客サービスカウンセラーという職種だったが
当時の私の職種はシステムアナリストだったこともあり、これが私には好都合なことであった。


カウンセラー同士はつねに戦いであった。


どれぐらい目標に近づくか、どれぐらい売り上げを伸ばせるか、誰が先に昇格するか...。


他人の失敗や不運を糧にして生きていくような、そういう凄まじい女たち。


職種が違うというだけで、結局彼女たちとはだんだんと疎遠になり、
結局またその職場でもまた黙々と自分の仕事さえしていればいいような、そういう日々がずっと続いた。


どちみち孤独な職務だったけどね。


そんな中、唯一仲が良かったのが、同じシステムアナリストだった男の子。


彼もまた男性カウンセラーからは少し離れた、私と同じ境遇にいる人だった。


私は男性と仕事をするのが好きだ。


男ってどういうわけか、女のような「ネチネチ」がない。


後にその職場に加わったルイスも良い友達になって、その交流は今もまだ続いている。


必要以上に個人的にならず、付かず離れずという何とも居心地の良いスペースがそこにあり
仕事上、意見交換でヒートアップすることがあっても、個人的感情がほとんどないので
事務的に簡潔に仕事ができる。


今の職場は男性の方が多いとは言え、女同士でもべたべたすることがまずない。


ってか、みんなそんな時間ないし。


デミ嬢とは仲がいいけど、一度自分らのキューブに納まってしまうと
朝の「おはよう」と帰るときの「また明日ね」以外、会話をすることがないことだって常だ。


忙しいことをいつも愚痴っている私であるが、
そういう忙しさが職場の良いモラルの手助けになっているといって過言ではないと思う。



ああ。


そうなんだ。



やっぱり今の職場で落ち着いて最高に嬉しい...














って、そう思いながら、自分にそう言い聞かせながら、毎日頑張っているわけです。
辛くても頑張れるのです。
(なんだこのオチは...)



今日『ケイエス、おっはよー。』と言って、フィストバンプ(グーでやるハイタッチみたいなの)
してきた同僚の男の子が、私の机の上の書類やらファイルやらを見ていきなり
『わ!ごめんごめん!!仕事の邪魔してしまった。ごめんねー!!!』と言って
詫びてきた。


「違う違う。忙しそうに見せてるだけだよ。私得意なんだ、そうやって見せるの。」と、2人で笑った。






やっぱり今の職場で落ち着いて最高に嬉しい(笑)。




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ちょっと前にハニバニのと私ので、25年使った(!)2つの古いソファーにさよならをし
新しいソファーを買った。


古かったけどさすがに座り心地がよく、ミディもフリちゃんも、フリちゃんの前のペプシも大好きだったソファー。


新しいソファーはいかがなものかと思っていたが、
最初警戒を示していたフリちゃんも、今となってはその新しいソファーの良さがわかったのか(そうか?)
かなりくつろいできた様子。

ただ、どういうわけかハニバニのソファーがお気に入りらしい。



なんかくつろぎが大胆になってきたね。



なんでその体勢で見つめるんだよっ



そしていつもハニバニソファーの端で気持ちよく眠ったりするが









とても心地良いらしいのか、たまに体勢がこうなる。



フリちゃん!顔!顔が潰れてるぞ!


気に入ってもらえて光栄でございますよ、お嬢様。



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ワールドカップ日本代表、帰ってきますね。
「おぅ。試合やってる時間じゃん」とテレビをつけてすぐにコロンビアが動転から追加点。そしてまた加点。
私がテレビをつけなかったら日本は勝ち越していたかも...。まさかね。



↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




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人間の感覚、戻ってきた

2014年06月13日 | アメリカ生活

気が付いたら6月も半ばで、
しかも半年が終わろうとしていて。


もー、なんか仕事がこうも忙しくて、それがまた慢性化してくるとね
脳みそってやっぱり学ぶ能力があるものだから、
忙しくても仕事すればするほどそれに慣れてきて、ただ黙々と仕事をこなすようになるんだよね。
まるでサイボーグ。


で、家に帰ってきてからのだらけ方がこれまたすごい。
なのにちゃんと毎日、一週間分計画されたメニューにそって晩ごはん作ってるんだから
ちょっとすごいね、自分。って思う。


自画自賛
ブラボー、自分!


ONとOFFの差がはっきりしてるのはいいけど、
そういうのって先でボケやすいんじゃなかったっけ?


と思い出したようにブレインゲームをやり始めたり。


毎日会社で半機械みたいに仕事してるとね、人間にある根本的な感情ってのが
なんかね、磨耗されていくみたいで、
そういうときにフリちゃんみたいなおかしな猫が家にいること、
すごく助かる。


昨日の晩のこと。


夏になると、どういうわけだか西日のガンガン当たる、気温の高いゲストルームにフリちゃんは居たがる。
これはミディが生きていたときもそうだったんだけど。


そこでね、彼女と一緒に寝そべって彼女とお腹をモフったり
手足を摘んでパンチされたり、そうやってごろごろしてたんだ。


ふと、視線がベッドの下で止まった。


そこは


ミディが息を引き取る前日に佇んでいた場所で
彼女はそこから枯れ葉が風に舞って、小鳥のようにビュンビュン飛んでたのを
ただひたすら見つめてたんだ。


いきなり、本当にいきなりそういう光景が目に飛び込んできて
自分でもびっくりするぐらい、我慢できなくなってうつ伏せになったまま号泣した。



びっくりして部屋にやって来たのがハニバニで、
「どうした?!フリスキーに噛まれたの?なんで泣くの?」とオロオロ。


フリスキー、なんでそんな時に喉がゴロゴロ鳴るんだよ...


ハニバニに涙の理由を聞かせたら、私の気持ちをものすごく理解しているので
肩をポンポンと叩いて、そしてフリスキーを抱いて
「静かにしといてあげようねー」と私を一人にしてくれた。


なんか悲しいというのではなくて、もっとこう、「会いたいなー」っていう気持ち。


ボロボロと、いい加減泣きたいだけ泣くと、なんだかすっきり。


久々にものすごく感情的になって、そのおかげで人間の感覚が戻ってきた感じ。


疲れてたのかなー。


今日はまたリフレッシュして仕事が出来ました。




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隣人のシーラにもらった植木の花がとても可愛いんだけど、
日本のアサガオみたいに午前中は元気に咲いて、夕方からシボシボと花を閉じちゃうの。





玄関の入り口辺りが殺風景なのでこうやって置いておくようにしたんだけど
花の力ってやっぱりすごいねー。


あるのとないのではやっぱり大違い。



それと今日は週の終わりで冷蔵庫の中の掃除ということで
残り物野菜を集めて七面鳥ソーセージと野菜スープを作りました。






食べ物の写真を載せるのは今では珍しいぐらいなんですが。


さあ、週末。


みなさん、良い週末を!



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明日はサッカーワールドカップ観戦です。
アメリカ人には珍しいほどハニバニはサッカーファンなんですよ。


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




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