バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

Labor Day Weekend恒例の

2019年08月31日 | アメリカ生活

私とハニバニのレイバーデイ恒例行事といえば、インフルエンザ予防接種


そう、もう巷には予防接種は配布されているのですよ、アメリカに滞在のみなさん。


インフルエンザ予防接種を毎年受ける受けないは個人の自由として、私たち二人は受ける派。


でも、知る人ぞ知る、私は注射が大嫌いで、今年も心拍数をマックスに上げつつも頑張ってきたーーーー。


日本ではクリニックとか病院で打ってもらうけど、アメリカではターゲットとかウォールマートなどの
大型量販店の薬局で、薬剤師(なのかな)に打ってもらうことができて、非常に簡単。


今年も去年と同じ、感じの良いお姉さんに打ってもらったのだけど、
「座るよりも立ったままの方が打ちやすい」と言われて、今年は立ったまま予防接種を受けて
「途中で気を失ったらどうしよう。」と気の弱いことを言ったら、後ろでハニバニが、
「そうなったら僕が支えます」とすかさずフォロー。

するとその薬局のお姉さんが、素晴らしいチームワークねとにっこり笑って言ってくれた。


そして遠慮なく、天使の笑顔で注射針を私の腕にぐさっ、そしてワクチンをぐぐぐ~と入れ込む。
痛い。痛い。痛い!!!!!


あれね、結構しっかり針を腕に差し込むんだよ。
で、ハニバニが「痛いのは、あれだよ、針が骨に到達するからだよ」と言い、まじか!!と思ってぞっとしてたらお姉さんが、
「違いますよ!」と、大笑い。
そして私の腕にバンドエイドを貼ってくれたら、ハニバニが、
えー。ハローキティのバンドエイドじゃないの?彼女、ハローキティじゃないと嫌だって言うよ。


From google

そんなん、言っとらんわ!!!



戦った証し


それにしても私の腕って逞しくて、いつもピンナップガールこれを思い出すんだよな。


From google

うん、なんでも出来るよ...。



ランチに久しぶりにフライドチキンを食べて、食後にコーヒー&ケーキを食べて、
その後はまた昼寝をしたんだけどね、今回はコーヒーを飲んでいたからなのか、一時間半後にはシャキーン!と目が覚めて
これこれ、これがカフェインの効能じゃーんと改めて思う。
先週はコーヒー無しで、4時間も延々と眠ったもんな。


今日、フリちゃんがいつものように大きなお通じの後で、ウンチハイになって家の中を大暴走していたので
大好きなマタタビをあげたら、最初は爪とぎをウキャー(≧∇≦)とバリバリやっていたけど
そのうち恍惚状態になって、うっとりしていた。







そして暫くすると、何もなかったように毛繕いしておりました。


猫にマタタビ。
その時の、猫の頭の中ってどうなってんだろ。




コメント (4)

通常運転

2019年08月30日 | お仕事
昨日はあんな精神状態だったので、
家に帰って来るや否や、ハニバニに励ましてもらおうと愚痴ったら、まさかの展開に。


ハニバニは慰めてくれるどころか、ブラッドとほぼ同じ意見を私に投げかけたのだった。


「それはケイエスが悪い。」


2人とも立場が同じだからなのか、同じ立場でなくとも私がほぼ100%で間違っていたからなのか、
同じ嫌なことを2度も言われた私はすごく不機嫌で、それこそ今週炸裂した【ケイエスのマーフィーの法則】を恨みながら眠りについた。


あんな精神状態でもぐっすり眠れるなんて、気持ちは荒れていても
心身共にまだ健康なのかなと思い、私の中にいる神様に感謝する。


起きてキッチンに下りると、ハニバニから手紙を書いてくれていて、



そこには、昨夜はあんまり励ましの言葉は言えなかったけど、何があっても僕はケイエスの味方です云々が語られていて、
終わりに、「この三連休は、盛り盛り食べよう(Let's get fat)!」と書かれていて笑えた。


ハニバニは、私が何か食べて元気になると言うことを知っているから、そう言ってくれるのだった。
笑うと、なんか速攻でパワーがみなぎるから不思議。


ぐっすり眠ると前日の嫌なことの7割ぐらいはすっ飛んだ感覚があって、
今日はどうせ昼までの仕事だしー、ブラッドもいないしー、お昼はカフェでサンドイッチ買ってこよう:)
など、楽しいことだけを計画して出勤したら。


いないはずのブラッドが出勤していて。


思わず何でいるの?と言いそうになって、グッドモーニングとにっこりして言うと、
向こうもいつも通りにおはようと言い、今日は休みの人が多いねー僕は今日の会議が終わったら昼前に帰るからと言って、オフィスに立てこもった。


The通常運転


それで、良かった。



だけどこの先、昨日の嫌なことは忘れても、あの時見た蝉は忘れないと思う。




さあ、三連休の始まり!
食べて寝て歩いて、元気をチャージするのだ:)


良い週末を。


コメント (2)

2019年08月29日 | お仕事

単刀直入なケイエスと、ジャパニーズビジネスマンみたいなブラッドの仕事に対する意見の食い違いで、
今日はなんだか嫌な気持ちのまま、私は会社を後にした。


私は人生のほぼ半分をすでにアメリカで過ごしているが、
社会人としてなら、アメリカでの生活のが圧倒的に長いので
日本人の、日本企業での働き方や、「社会人はこうであるべき」という風習に対する理解に苦しむことがある。


だからと言って、日本人のビジネスの仕方を憐れむとか、軽蔑するということではなく、
むしろ、すごく大変だけれどもという枕詞を置いて、
世界にも誇ることができるシステムだと思っている。


私が渡米してきた1996年。


私は絶対にアメリカで仕事がしたかったが、果たして実現するんだろうかと不安を募らせていたころ。
とある車のディーラーにいた時にたまたまこの話題になって、担当の人と話していたら、

「どの企業でも、日本人ならそりゃ採用したがるだろうよ。真面目に一生懸命働くし、腰が低いし。」

と言われ、ああ、そうなのか、なんだか嬉しいな、などあの頃は思っていたが、
実際私は日本の企業で働くことが窮屈すぎて、肌に合わなくて、まともに働いた経験が3年ほどしかない。


ブラッドの働き方、仕事に対する考え方を見ていると、この人すごく日本に馴染むし、出世コースまっしぐらだなって思う。
日本式商いのすゝめていう本でも出せばいいのに。


そんな彼は、私の単刀直入なところが気に入らないらしい。
意見の内容も、言い方も、誰に対して発言しているのか気を使わないところも。



今日はとても良い一日を過ごしていたのに、なんだか水を差された感じ。
まあ私も悪いんだが。


会社を出て、すごく悶々とした気持ちで車に向かっていると、
途中の通り道にある木の枝で、蝉が大きく鳴き始めた。


ふとその木の枝に目をやると、その鳴き声とは想像もつかないほどの小さい蝉がいて、
私は足を止めてその蝉をずっと見ていた。


あの蝉は、あと何日こうやって地上で鳴き続けることができるんだろう。



(Photo by Google)


夏を、懸命に生きてるその蝉を見ていたら、泣きそうになった。
情緒不安なんかな。
マーフィーの法則のせいだわ。


そんな私の傍を通る男性が面白そうに、「何?何?新種の蝉なの?」って言ってきて、
「いや、別に。何も」と、鳴ってもない携帯を耳に当ててその場を逃げるように去った私。


怪しすぎる。





お金貰って仕事するって、本当に大変。







コメント (6)

マーフィーの法則3

2019年08月28日 | お仕事

マーフィーの法則
マーフィーの法則2


早くもケイエスの「マーフィーの法則」シリーズ第三弾。


洗車をすると雨。





こないだから毎日のように雷雨があって、ずっと車を洗ってなかったんだけどね、
昨日から携帯の天気予報が、暫くは晴れ続き~❤になっていたのと、今朝ハニバニが、
「今日は〇〇方面へ行くけど、何か買ってきて欲しいものある?」って聞くから、
それならその近所に行きつけのCAR WASHがあるから、洗車してもらってきてー!と、
ちょっとお高いけど、久々だし、これから晴れ続きだしって思って、
今朝、ハニバニと車を交換して洗車に行ってもらったの。


昼前にハニバニから電話があって、私の勤める会社に寄ってすでに車を交換したから
帰りはケイエスの車で帰っておいでね、って言われて、『オッケー。ありがとう。』なんていう会話を交わした数時間後。


日本で言う、ゲリラよ、ゲリラ。
しかも、今日はとても忙しくて定時で帰ることが出来ず、デミ嬢の「今帰らなかったら大雨に遭遇するよ!」って言われていたのに
仕事を続けて、さあ!帰りましょうと思ったとたんに


ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーて。


定時で帰っていたらギリギリセーフだったのに。



家に帰ったら帰ったで、迎えてくれたハニバニが、



こんな顔して立ってるし(写真いつかの使いまわし)。


でも、いいもん。


今日もみんなが無事に過ごせたことだけ幸いだと思おう。


落ち着け、私。





コメント (2)

マーフィーの法則2

2019年08月26日 | お仕事

去年マーフィーの法則についた記事をアップしたが、
今日は奇しくも、その2にあたる。


今回のマーフィーの法則は、

白い服を来た時に限って、必ずピンポイントで汚れる。





朝からもうすでに家に帰りたい気分。





怪しい朝の兆候は、家を出る時からすでに始まってたんだ。


私の車ね、タッチレスキーで、車の鍵に一切触れないで車のドアをアンロックしたり、エンジンを掛けられるようになっていてね
(最近の車ってそんなんばっかりよね)、それが一週間前に『鍵のバッテリーを交換してください」てメッセージ出てたから、
昨日変えたばかりだったん。


それなのに。ああ、それなのに。


車に乗ったら『キーを認証することが出来ません』とか言うじゃん。
もー、今日はマンデーよ!!!私早く会社に行ってやること山積みなのよ!!!あんたに(誰?)付き合ってる暇なんかないのよ!!!
とか、ほんまに気持ちがきぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!てなっててね、
車の鍵を見てみようとしたら、案の定タッチレスだしと思ってるからバッグの底にあって、
そのバッグは後方シートに置いてあって、そこでまたきぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!てなって、
ドアを思い切り開けて後方のドアをあけて車のキーを握りしめて、運転席のドアを開けた瞬間にドアがスカートをかすめたの。


は!としたらもう遅くて、なんかの汚れ(シミ)になっててね。


会社に着いてそのシミを消せるかなーと思って、ペーパータオルに水を沁み込ませてゴシゴシやったら
汚れがじわじわと広がっていってね。


もう無言でペーパータオルを置いたわ。
無駄な抵抗はやめよう。


今日一日は、汚点と共に。




以前、ハニバニが真っ白なTシャツを着てる日に限って行ってしまうレストランがイタリアンで、
その日に限ってトマトソースのミートボールとイタリアンソーセージのパスタが食べたくて、「よし。気を付けて食べるから大丈夫!!」と言った矢先に
イタリアンソーセージが真っ白のハニバニの胸めがけて転げ落ちるとかあったの。


私は大笑いしながら、『あんたアホじゃん。自分から言っといて。』と言ったことがあった。


思うにこれって、法則なんよね。
だから、起きるの。
法則には黙って従うべし。


失敗する可能性があるものはそのうち失敗する





スカートは、明日クリーニングに持ってこう。



コメント (2)

A Long Nap

2019年08月25日 | アメリカ生活

こんなの習慣にして良いのか悪いのかわからないが、
このところ、土曜日になると私とハニバニは朝早くから起きてウォーキングに出かけ、
昼は外に外食に行き、家に戻ってデザートを食べて、そこから昼寝という流れになっている。


この昼寝。


昨日の私の昼寝はなんと4時間連続で爆睡だったとハニバニは言う。
午後2時ごろにハニバニがテレビのサッカー中継を見ていたのは虚ろに覚えていて、
「うわ!そろそろ起きた方がいいよ。夕方だよ!」と言われて目を覚ますと、午後6時になっていた。


デザートを食べる時、コーヒーを飲んで昼寝すると、2時間後にはなんだか目がすっと覚めるんだよね。
昨日はコーヒー飲まんかったわ。


カフェインの効能、恐るべし。


私の昼寝がもはや、昼寝の域を超えてるっていうね。


この週末、太陽は出ていたけど涼しくて、まるで初秋のようだった。
エアコン切って、窓を全開したままうとうとするのは気持ちが良い。


しかもフリちゃんを小脇に抱えて眠るのは、これ至福の時。


フリちゃんが喉をゴロゴロ鳴らすのって、小脇で携帯がブルブル鳴ってるような振動だから
それがまた眠気を誘うのだった。


こんなに仲良しで眠っても、フリちゃんはハニバニのことが大好きだから
ハニバニが行くとこ、どこにでもついて行く。


トイレに行ってドアを閉めようものなら外からガリガリガリガリガリガリ...
そのうちドアの下の隙間に手を入れ込んで、ドアをガタガタ動かす始末。
終いには開けろ開けろとワーワー騒ぎだす。





ドアを開けたら開けたで無言で見つめるだけっていう、そんなんじゃ出るもんも出んわ。


昨日の朝、ウォーキングしようと外へ出たら、となりのベイリーがまた遊びに来たの。



ワンコの後頭部もいいよね:)


おやつを貰って、嬉しそうに家に帰っていきましたとさ。


平和な週末も終わって、あと数時間もすれば、消灯時間。


今週頑張って働いたら、Labor Day Weekendの3連休が来るので頑張ろう。





コメント (2)

上がるハードル

2019年08月23日 | お仕事

今日ね、2Qの成績が出されたの。


本当なら先月の発表だったのに、ブラッドがめちゃくちゃ忙しくて
忘れた頃にあの悪夢が思い出される。


Be perfect, and...


あの時私すっごく腹が立っていて、もう何て言ったらいいか、I was sooooooo pissedだったけど、
とりあえず理不尽なこの怒りの矛先を、改善に向けようと思ったのは本当で。


だからあれからまた3カ月間、頑張ったの。


そしたらね、とりあえず前回悪かったAccuracyは改善されてて、
今度はTimelinessが下がってたのよ。


正確さを追求するには時間がいるじゃない?
そしたら今度はそれがネックになってレポートの期日をすこし遅らせてしまったのだった。
第一、提出するレポートの数が多いのに、その期日が同じような日ばかりとかいくら何でもきっついわ。


なんかこう、日本の物作りって世界的に有名だけれども、その製品の数を増やそうとすると品質管理が難しくなって、
品質管理を厳しくすると、どうしても時間もかかっちゃうじゃない。あれと同じメカニズムね。


でね、結局総合得点は、前回よりも良かったけど、私の中ではあんまり納得できなくてね。
私自身は結構頑張ったつもりだったから、肩透かしを食らった感じ。


前回の記事でフィルがエッセイみたいな分析解析結果を提出して、それが気に入られなかったのと同じ。
なんだかがっかりーーーーーーーー。


その気持ちが顔にもろに出ていたんだろうね、ブラッドが私の顔を見ながらこう言ったわ。

『僕はね、期待しているんだよ。ケイエスはこれからもっと伸びるよ。』


もし、私に少しの向上心が残っていたなら、その言葉は胸に響いたのかも知れないが、
こないだのダニーの一連の出来事以来、
もう本当に今は波風立てず、とにかく静かに仕事がしたいと思うようになったので、
ブラッドの言葉は全く私の心に沁みてはこなかった。


むしろ、重みでしかない。


今回もまた、今ここで襲撃事件があったなら、彼を盾として差し出し、私は逃げようと思いながら彼のオフィスを後にした。


キューブに帰ってきたらフィルとデミ嬢が世間話をしていて、私の不機嫌そうな顔を見るや否や、
2Qの結果でしょう?と聞くので曖昧に頷くと、
なんかもう何をどう頑張ったらいいのかわからんよね。と、二人が口を揃えて言ったので
どうやら二人とも私と同じ思いだったのかも知れない。


頑張れば頑張るほどお給料は上がるので、やり甲斐を与えてくれる実力主義アメリカ!と言えば聞こえはいいが、
その裏で、同じようにハードルの高さももちろん上がっていき、上手く飛ぶための技術は磨いていかないといけないし、
それに伴って、つまづく回数も増えるのだった。


まあ今いろいろ考えたってしょうがない。
3Qの始まりの7月はとりあえず上出来で、なかなか良い出だしだったし、
それに今日は金曜日だ。


深呼吸して、地道にやってくしかない。





いつもマイペースなフリちゃん。...これ、一体どうなってるんだろう。





猫って人間よりも骨の数が多いのは知っていたが、猫は液体で出来ているとかいう人もいるぐらい。

そっちのがわかりやすい。



皆さん、よい週末を!













コメント (4)

僕の中のモンスター

2019年08月21日 | お仕事

うちの職場は、みんな仲が良くて楽しくて、和気あいあいとしているのは良いが、
それは職場の空気が和んでる時の話。


只今来年度のビジネスプランを作成中で、うちの職場は一年の中で最も忙しい時期。
4月ごろ始まって、今まさにピークであり、これが10月ごろまで続く。


みんな其々が参加する会議の準備でピリピリしていて、
職場が実に静か。
余計に他の部署の社員の馬鹿笑いが際立ってムカつく。


私も立派な中年なので、こう言うと言葉に語弊があるのかも知れないが、
年をとってくると、笑い方が極端に下品になってゆく女性たちがいる。
あれ、何なんだろう。
笑い方一つで、その人が魅力的かどうかが決定づけられるような一幕だ。
私も気を付けなければ。


というように、どんなに忙しくとも私がふと集中力を欠かすとすぐに思考が他のことに飛んでしまう。


私の思考の枝分かれなんてたかが知れてるわけだけど、
余計なことを考え始めると、そこからどんどん枝分かれし、その余計な思考から帰還できないどころか
思考のモンスターまで作ってしまって苦しむ人がいる。


隣のフィルだ。


彼は頭が良い。
今彼がいる職場、職業は彼にとっては天職なのではないかというぐらい、彼の性格にぴったり合っていると思う。
こういうことがあるから、世の中には適正テストなるものが存在するのだろう。


頭の良い人の頭の回路って、私のような思考が浅い者にとってはまさに迷路だ。


例えば、太陽から地球の間にある惑星は何個でしょうか。そしてその惑星の名前は?
と質問したとする。
すると彼は最初に正解の答えを教えてくれた後に、「地球の後に続く惑星の話もしておこうね」と、
延々と質問された以外のことに対しても親切に教えてくれるような人。
親切なのは良いことだが、肝心なこと以外にも労力を費やしてしまうのだった。


先週のある日、こんな感じで彼はある一つのレポートにほぼ一日中を費やし、エッセイみたいな分析解析結果をブラッドに提出した。
作成中も彼は意気揚々と説明してくれ、自分の理論がどれだけディープアナリシス(深く追及された分析結果)なのか私に力説する。
しかしブラッドから戻って来た言葉は、

That is not what I want.(それは僕が必要としているものじゃない。)


彼の落ち込み様はすごかった。
まあそうなるだろうね。


本人曰く、「僕はいろいろと考えすぎて、きっと考えなくてもいいことまで考えてしまって、
それでいつのまにかそこからモンスターまで作り出してしまって、そのモンスターに押し潰されそうになって苦しくなるんだ。」


ほほ~ぅ。分かってるじゃん。
と思ったが、それは言えなかった。
だって本当に悩んでるっぽかったから。


「私は真逆で、シンプルに考えすぎて、いつもブラッドにいろいろと角度を変えて数字を読めって文句言われるよ。」と言ったら
考えすぎる僕にも、考えなさすぎるケイエスにも、ブラッドの頭の中が読めないね。難しいな。
とフィルは言い、また一人であれこれ考え始めていたのだろう、急に静かになった。


私は私で思ったよ。

考えなさすぎるケイエスにもてどういうことだよ。
私はシンプルに考えてるだけだよ、考えてないわけじゃないんだよ、ディスってんの?え!?





言ってやろうと思って彼の方向を見たら、彼はまた自分の世界にどっぷり浸かり始めていたので言うの止めた。


***********************



一日一回、雷雨&豪雨ショー。





日中こんなに晴れた夏の日でも、











ゾクゾクしちゃうような雲の大変化。
空は生き物。


雲の大きさに圧倒されそう。





コメント (4)

職場に香るオアシス

2019年08月19日 | お仕事

今日は月曜日で、朝も早くからがっつり戦闘モードで出社したはいいが、
パソコンの不具合を筆頭に、もう何もかもがこう歯車が合わないまま作動してしまった感じで
何をしてもさっぱり上手くいかない。


お昼前になると、空腹も手伝い、もうイライラがマックスに。
こういう時は、人と話すると絶対に言葉の節々に棘が出てくるので、
出来るだけ静かにして過ごすことをモットーにしているケイエス。


横ではフィルが「ケイエスが今日は超不機嫌だーーーーーー!!!」って騒いでいたが、
iPodの音量を上げて、聞かなかったフリ。


働くみなさん、仕事中にイライラした時、どうされてます?


コーヒー飲むのもいいし、タバコ吸う人はタバコ吸って気分転換したりね。
フロアを歩きまわるのもいいかと思う。


私が最近、お。これ良い。と思ったのが、
自分から香る、朝出がけに吹きかけた香水。


実はケイエス、香水が好きでして、いろいろ持っているんだけど
お気に入りトップ5を紹介したい。


なんかこうイライラする日は意識的にGIRLYな話をしよう。
たまにはいいよね。





左から:
CHANEL Chance Eau Tendre
HERMES Un Jardin en Méditerrannée
HERMES Un Jardin sur le Nil
VERSACE Bright Crystal
LOEWE L


日本でも有名なものばかりなので、知ってる方も多いと思う。


私がこの春夏で、個人的に大ヒットなのが、エルメスのガーデンシリーズ(ユニセックス)から出ている上の2点。

地中海の庭 Un Jardin en Méditerrannée
ナイルの庭 Un Jardin sur le Nil


で、この中でも地中海の庭。
これがね、この夏私を虜にしている香りなんだ。


初めて付けた時の衝撃はすごかった。
「なんだこれは。」顔をしかめたかも知れない。
とにかくトップノートがおじさまがいる!という感じ。
どこやのおじさまがこのブログを見てるとは思えないが、いらっしゃったらごめんなさい。
独特のスモーキーな感じがあるのです。
スモーキーなのに、さりげなく柑橘系の香りがあって、なんかミントっぽい。
「この匂い、なんか不思議すぎる。」
今まで出会った香りで、こんなのなかった。


なのにー。時間が経つにつれてトップノートからミドルノートに変化すると
今までのおじさまの香りとは別に、なんとも言えない清潔で甘くて、それでいて大人の洗練さを漂わす香り。
このトランスフォーメーションに心を奪われたのだった。
おじさまが、ラブリーに変化しちゃうのである。


仕事中、なんか「うわーーーーー。逃げたい。」と思った時に、ふと自分からこの匂いがしてきてね、
ちょっと目を閉じて現実逃避する。
なんていい匂いなんだろう私。
大げさだけどアロマテラピーって、侮れない。
あまりにも良い香りなので、すーーーーーはーーーーーすーーーーーはーーーーー繰り返す(プチ変態)。


ナイルの庭も大好き。
これは絶対に万人受けする。
とにかく爽やかなのに、ほどほどに甘さも存在しており、都会的。


この2点はオードトワレなので付けすぎても圧倒的なきつさはないのが利点であり、欠点でもある(私の意見)。
とにかく軽すぎて、多めに吹きかけてしまうのでコスパが悪い。
香りが長続きしないうえに、高いのよ。
(左のCHANELが安く感じるわ。決して安くないのに。)
だから余計に、ふなっしーみたいにプッシャー!とはならないよね。
だからいいのか?


そんなこんなで、身近なところにオアシスを見つけたので
明日も頑張る。





夏も真っ盛りだけど、8月も半分が過ぎたね。




フリちゃんが、顔をかっかっかと掻きながらも、視線が私をずっと見ていて愛おしい:)



この夏、みなさんが好きな香水って何ですか?





コメント (6)

霧の中を

2019年08月17日 | 4SEASONS

最近、土曜日のウォーキングは、朝早く起きて空気が澄んでる時にって決めていて、
2人ともなんだか何気に理想的な週末の始め方をしていて感心。


確かに今年の夏はなんだか今までの夏に比べて暑いのと、
それプラス、朝のウォーキングの気持ち良さを体験すると、
毎日のウォーキングがこうできたらなって思うほど。


昨夜(最近、ほぼ毎日夜になると雷雨になる)雷雨大雨だったのが原因なのか、
今朝はもの凄い霧が発生しており、気温はそれほど高くはなかったが湿度が高く、
銭湯の中を歩くようで、全身があっと言う間にぐっしょり。
霧なのか、厚い雲に覆われているからなのか、外もまだ薄暗い。


体の不快感ていうのは、温度というよりも、湿度に大きく左右されるんだな。


少し明るくなってきたので、不意に空を見上げたら、太陽が丸見えになっていて





まだ霧が立ち込めているので、裸眼でも太陽がくっきりと見える。
これ、今この環境で皆既日食とかあったら、あの特殊メガネ無しで皆既日食ショーが見れるじゃん!


と、想像してはしゃいでいたわけだ。


呆れ果てて、さっさと先を歩くハニバニにはわかんないだろうな、この小さな感動。


裸眼で太陽が見えるってそんな滅多にないよ?
携帯のカメラなのではっきりしてないけど、実際はもっと太陽の輪郭がはっきりしていて、
普通ならカメラのフィルター越しで見えるような太陽を、裸眼で見ることが出来たの。


太陽って、欠けて見える月と違っていつも真ん丸なんだよなー。


ゆるい週末継続中。








コメント (2)

デミ嬢の悟り、ケイエスの悟り

2019年08月15日 | お仕事

昨日、正式にデミ嬢が職場復帰した。


これがまた、医者の診断書が会社に受理されてもなかなか簡単には職場に戻れなかったデミ嬢。


というのもまず、

1.人事課(会社のエントランスホールの横にある)の担当者にその診断書を手渡ししないといけない
2.その担当者が「〇月〇日、何時に確かに受け取りました」ということをデミ嬢の上司であるブラッドにメールで知らせる

これがあって初めて、職場に戻れるという流れ。


このプロセスがないうちは、彼女は職場に姿を現すことが許可されなかった。
「Hi!」て先に職場のうちらに挨拶でもしようものなら、それこそセキュリティーがすっ飛んでくる。


ここまでしないといけない理由て何だろう。


とにかく私はデミ嬢を取り返せた:)ということが嬉しくてしょうがない。


彼女と会って話をするうち、彼女の事故が本当に思ったよりも悲惨だったことが分かった。


あの朝、彼女はいつものようにコルベットをぶっ飛ばしていた。場所はハイウェイではなく一般道。
3車線の真ん中を走っていた大型トラックの横を走っていたが、そのトラックが車線変更を始めた。
クラクションを鳴らしまくっていたデミ嬢の車に全く気が付かず、トラックがどんどん幅寄せを始め、
彼女の車をガードレール側に巻き込んだままブレーキもかけず(そりゃそうだ気が付いてないんだもの)そのまま走り続けた。


一方、ブレーキが全くかからないまま引きずられてるデミ嬢の車では、エアバッグが四方八方から飛び出し、それを感知したOnStarという緊急ロードサービスに繋がり
同時に煙も発生したもんだから、OnStarもデミ嬢も「早く逃げてください!」「助けて!ドアが開かない!!!」と大騒ぎ。
煙は発生したが、幸いにも火の気は立たなかった。


やっとデミ嬢に気が付いたトラックが停止。
その時にはもう彼女の車は大破(全壊)。


これが事故の全貌。


これ、場所が悪かったら、生きて帰ってなかったかも。


彼女は今でも夫の愛車を廃車にしてしまったことを悔やんでいるが、
これから弁護士を立てて、そのトラックの会社を訴えることになるだろうから、同じ車でもまた買うことはできるし
やっぱりデミ嬢が無事だったってことがみんなの思いなんよって言ったら、ティム(夫)にも同じこと言われたと少し苦笑い。


「日ごとに気持ちが元に戻ってって、またすぐにティムもジョークで『僕の嫁が僕の愛車をぶっ壊してね』って言って、
あんたも『やっちゃいました』って二人でジョーク言えるよ。」と笑っていうと、彼女も「そうだね。」って笑ったので、
彼女はもう大丈夫だって確信できた。


デミ嬢が、「この事故で悟ったことがあるんだ」って言う。


「毎日、当たり前に生きてるのが、これ全部が奇跡なんだろうなって思えてしょうがない。
もう何もかも、私が勝手に生きてるというよりも、生かされてるという感じがする。
こういう経験がないと気が付かないよね。」


私も事故った経験はあるので本当にわかるが、毎日が奇跡という言葉は9.11テロがあってから毎日頭にある言葉だ。
朝、「行ってきます」と普通に出かけた人が、もう二度と家に帰ってこないことが本当にあるのだと
あの日、胸に痛いほど突き刺さった。


デミ嬢はまだ体は痛むものの、明るさは取り戻し、今また普通に仕事をしている。


以上が、デミ嬢の悟り。


ここからはケイエスの悟り。


去年の大体同じころ、他の職種へ転職試験を受けたのを覚えていらっしゃるだろうか。

Small Announcement

実はブログにこそ記事にしなかったが(当時はとても悔しくて、それに触れるのも嫌だったため)、
なんと私を差し置いて採用されたのが、昔同僚で今も友達のルイスだったのだ。


彼は私がそのポジションに応募したことは知らない。言いたくなかった。
そのポジションに、彼がどれほどの知識があったのか不明だったし悔しかったけど、
彼のことは今でも大切な友人だし、ああ見えて(さりげなくディスるケイエス)とても勤勉で利口なので
彼には頑張って欲しかった。


当時は本当に悔しくて(しつこい)、自分が選ばれなかったことを恥じていたわけだったが、
それからというもの、今私がやってる仕事に対してもっと頑張って自分のものにしていこうっていう
謎な意識が生まれて、自分でもなんやこれはって思っていたのは確か。


で、今日の話。
久しぶりに彼からランチ行こうとメールが来たので、デミ嬢も連れてランチに出かけた。
そこでデミ嬢が「そういやさ、今の職場、どうなの?仕事は楽しいの?」って聞かれたルイスが、


I hate my job. I hate my bosses.


って言うからびっくり。
ちなみに上司は私を面接した2人の女たち。


その当時のブログの記事の中で私は、

不採用なのはまあ聞こえは悪いが、やっぱり自分には向いてない仕事内容だったんだろうと思う。

と言っていたのだが、
もしかしたらあの時、雲の上のあの人(神様)が、「その仕事は今の仕事を放り出してまでやりたい仕事じゃないぞ」と、
全力で私を引き留めていたのかもと今思っている。


もし仮に採用になっていたら、私もルイスみたいになっていたかも知れない。
彼の話によると、去年ルイスの後に何人かがまた採用になったが、彼らもとっくに職場を離れたという。


不採用で、良かったのかも。


今、頑張っている皆さんがもし何かにチャレンジして、結果的にダメだったとしても、
もしかしたら、先で「あの時ダメだったことが良かったのかも」と思える時があるかもしれないので、
失敗しても、どうか落ち込まないで、この結果もいつか先で実を結ぶのだって思い続けてください。


だから、今つまずいても大丈夫だよ。


これが、ケイエスが今日悟ったこと。
デミ嬢の悟りより軽すぎたかな。


気分が良かったので、ネイルしてきて気分が一層晴々。





またもや地味だけど、指輪が派手なのでこれぐらいが丁度いいのよ:)



さあ、金曜日❤







コメント (6)

お帰りなさい、ではなくて「帰りなさい」

2019年08月12日 | お仕事
交通事故を起こしたデミ嬢が出勤してきた。


思ったよりも元気そうだったけど、疲労感があの美貌の中に見え隠れしていたが、
知らない人が彼女を見たら、先週彼女に何があったかなど、絶対に分からない感じ。
彼女は私と違って、自分の感情をひた隠しにして普通に振る舞うことに長けている。
人はそれを「長女(デミ嬢は長女)が成せる技」というが、長女である私ができないのはどういうことか。


デミ嬢は職場で事故のことを話したくないと言っていたので、
小声で「おかえり」と言ってハグをして、それ以降はそっとしておいた。


私は私で仕事が山ほどあるのだ。


実は土曜日の朝、ヘアサロンに行ってヘアカラーのプロセスの時にデミ嬢とメールをやり取りするうち
事故の全貌がほんの少しだけ明らかになってきた。


事故は火曜日の朝の通勤中に起こり、デミ嬢は大型トラックに「追突」され、
デミ嬢の運転していたコルベット(夫の愛車)は大破どころか全壊。


私は、その事故のことを後で例の男性社員からちょこっと聞いたが、その時はその事故が
そんなに大きなものとは聞いていなかったので、ぞっとした。


そんな大きな事故で、あんたよく無傷で家に帰れたねと言ったら、
神様に守られてるとしか思えないと、本人もびっくりしていた。


実は先週の時点で、私はどうしても腑に落ちない疑問が一つあった。
過去に、もっと大きな事故を経験しているにもかかわらず、彼女の落ち込み様はどこから来るのか。


もしかしたら人身事故で、ケガ人を出してしまったのかも


という思いがずっと頭にあって、「答えたくないなら答えないでね」と前置きして、思い切って聞いてみた。
「それね。」と彼女は思ったよりも簡単に答えてくれ、
「私一人だったんだけど、ティム(夫)の愛車だったからすごく申し訳なくて。しかももう手元に戻ってこないから」
私はその言葉に安心したのだった。



人身事故じゃなくて良かった。
デミ嬢が無傷で良かった。
身代わりになったのが、車で良かった。



お昼前になって、「ランチ、どうする?」と聞きに行ったら、彼女が身支度を始めていて
なんで帰る準備するのと聞いたら、複雑な表情で、「HR(人事課)とブラッドに『帰れ』って言われた。」と言う。


私はラッキーにも、今まで一度も3日以上病欠や、事情があって会社を休んだことがないが、
会社の規則で、3日以上会社を休んだら、それなりの証明書を提示しなければならないんだった。
デミ嬢の場合は、事故後なので医者の診断書、ということになる。


その証明書を提出しなければ、解雇の対象になるんだった。


その書類の提出にしても、物凄く面倒臭いプロセスがあって、
暗にお前ら、どんな理由であろうと長期で会社を休むと面倒なことになるで。って言ってるようなもん。
どんな事情であれ、会社を休まないといけない人が、肩身の狭い思いをするのは明らかだった。


しかも先週デミ嬢が電話でブラッドと話をしたときに、どうして彼はこのことに触れて
「仕事に戻るときは医者の診断書提出してね」ってデミ嬢に言ってあげなかったんだろう。
マネージャーとして失格ではないか。


その医者の診断書が人事課に受理されるまでは、デミ嬢は職場に戻ってくることが出来ない。


お帰りなさい!どころか、『帰りなさい』


「お」を入れるのと抜くので、意味がこうも違うのか。
てか、真逆の意味じゃんね。


会社の規則であることは分かっているが、やっぱり会社というところに、愛はないな。
と、思ったけど、会社は会社でそこまでやらないといけなくなった理由もあるんだろうなと察する。
組織が大きければ大きいほど、厳しくなるね。


(余談:ずっと昔、まだバブル時代だったころ、さんまさんがバリバリのキャリアウーマンに、
そんなに会社に貢献して尽くしても、会社は君を抱きしめてはくれないよと言って、世の働く女性を笑わせていたが
そのセリフを思い出した。)


書類がすぐに用意されて、それが早く受理されないかな。
デミ嬢がいない職場は、非常に面白くないのだ。



***********************


フリちゃんのお鬚はアンテナ。

目の前のアイテムを天然パーマなお鬚がロックオン。











お鬚が生きてるみたい。

一番下の顔、口元がに!

犬のお鬚もアンテナみたいになってるのかな。








コメント (6)

バッキバキやで

2019年08月10日 | アメリカ生活

今日、前いたヘアサロンに再び戻ったジュディのいるサロンへ行ってきた。


毎度毎度のヘアアイロンで、毛先が結構荒れており、とりあえず3インチ(約8センチ)ぐらい切ってもらった。


ジュディが前のサロンを辞めた理由を聞いていなかったので、その話で盛り上がる。
実は私もそのサロンに対してあんまり良い印象を持っていなかったので、お互いに都合が良くなった。


一件落着。


家に戻ると、こないだSEPHORAオンラインで、ずっと売り切れていたエルメスの香水がやっと入荷したので、
それをオーダーした際に、一緒にオーダーしたアイシャドウパレットが届いていた。


アイシャドウパレットを開けてびっくり。


本来ならこれが、




こんなにバッキバキに。



右から落下したのかなあ。


月曜日に早速使ってみたいので、面倒臭いけど明日SEPHORAに行って新しいのに替えてもらおう。



オンラインショッピングって便利だけど、実際に品物を自分の手でピックアップしないので
こういうことがあるよね。


まあしょうがない。



***********************


それにしても、猫という生き物はどうしてこうも何かに乗っかるのが好きなんだろう。




ハニバニがタオルを洗濯するからドアの前の床に置いといてと言うので置いておいたら
すぐにフリちゃんがやってきて、自分なりに心地良くなるようにモミモミしてから、のしっと乗っかった。



フリちゃん、そのタオル洗うよ!と言ったら、イカ耳で反抗。




なかなかどかないので、そのタオルを無理やりひったくると
イカ耳のままどこかへ行ってしまった。



のどかな週末、継続中。




コメント (2)

SNSって怖い

2019年08月08日 | アメリカ生活
デミ嬢が、交通事故を起こした。


彼女とは月曜日に会ったっきりで、彼女はまだ自宅に籠ったまま。


テキストメッセージで知らされたので、私でさえまだ詳しいことは知らないのだが、
事故は火曜日の朝、通勤途中で発生したらしい。



彼女からのテキストメッセージには、幸い大きな怪我はないものの、
精神的ダメージが物凄いようで、今はちょっと立ち直れないほど落ち込んでいるらしいのだ。



そのメッセージの中で彼女がすごくびっくりしたっていうのが、
ケイエスという親友に伝えるよりも、ずっと前に一度一緒に仕事をしたが、それほど仲がいいわけではない同じフロアの男性社員から、


『事故ったんだって?他の社員から聞いたけど。』


と、メールが届いたそうだ。
そしてその他の社員をデミ嬢は知らない。


なんでも、彼女が交通事故を起こした朝、もちろんその事故で多少の交通の乱れが生じるわけだが、
その時点で、


これが原因で、私は今朝会社を遅刻します。


と、いうキャプション付きで写真がフェイスブックに投稿されたらしい。
その写真には、事故で大破した車、駆け付けた警察や救急車、それからその傍に立つデミ嬢。


それを見た人が、「あれ?ここにいるのは同じ会社にいる人じゃない?」となり、その写真を利用してまたフェイスブックを投稿する。
それを読んだフェイスブックフレンドが、「その人知ってる。どこどこの部署のデミさんじゃないの?」という感じで、人が人を呼んでゆき、
デミ嬢はその事故のことを出来れば伏せておきたかったのに、それに反して写真があっと言う間に拡散してしまった。


噂には聞いていたが、ネットの拡散って物凄く早い。
怖いのが、たまにそのネット上の情報が、勝手に尾ひれを付けて広まることがあること。
ブログこそやっているが、私がフェイスブックもツイッターも手を付けない理由がここにある。


デミ嬢は、私に知らせる時点で、もしかしたらすでに私の耳にも入っており、
自分が知らせるよりも私が他人によって事態を知るということになったらすごく申し訳ないと思うと言っていた。


もちろんその男性社員は知っているが、その日会わなかったし、誰からも情報は入ってこなかった。
きっと私自身がフェイスブックを始め、SNSをやっていないからだと思う。


デミ嬢は、自分の失態(今の時点で事故がどう起こったのかまだ分からない)が知らない他人のSNSのせいで広まったことを
とても気に病んでいて、すごく落ち込んでいるのだった。


とりあえず、怪我がなくて、デミ嬢が大丈夫だということが本当に救いだ。


ただ、その精神的ダメージと、事故の衝撃で受けた体の痛みが今は大変らしく、仕事を休んでいる。
もう一つ彼女が落ち込んでる理由が、その日彼女は夫の愛車を乗っていて(コルベットというスポーツ車)
それを壊してしまったことらしい。


きっと旦那さんは、そんなこと気にもしていないと思う。
だって車なら買い替えができるけど、デミ嬢を失ったらもう取り返すことはできないから。
私も事故った時にハニバニの車に乗っており、その車を大破。
その時は本当に申し訳なくて、めっちゃ落ち込んだのに、ハニバニが
「車なんていいの。アナタが生きていてくれればそれで。」って言ってくれてなんと励まされたことか。


きっとデミ嬢は、もうしばらくの間は事故のトラウマに苦しむかと思う。
体の痛みも簡単には抜けないかも知れない。


だけど、本人が無事で生きている限り、身も心も必ず回復すると断言できる。


私も影で彼女を支えてあげようと思う。
とりあえず詳しい情報を聞かなければ。


*************


気分を変えて、近所のカワイ子ちゃん。



オービーちゃんです。







ホワイトソックスが可愛い:)


家に帰って、毛布に潜ってるお嬢様に挨拶しようと毛布をめくったらね





「毛布を戻せ」って言ってるようでちょっとムカついてるの。
人の安眠は平気で妨害するくせにね。







コメント (6)

ヘアスタイルひとつで

2019年08月06日 | アメリカ生活

私は仕事に行く時、化粧が濃いので
見た目のビフォーアフターがかなり違う。


もちろんビフォーの顔を同僚に晒したことがないので(そんなこと絶対に出来んわ)
同僚にそのことを主張しても「そうなの?」ぐらいで手応えがない。


いっそのことノーメイクでそっと出社して、『Who the hell is she?(あれ誰や?)』
って思ってる同僚の怪訝そうな顔を見てみたいような気もするが、何があってもそれはないわ。
遅刻しようとも、停電があって灯りが無かろうとも、食べ物アレルギー反応で顔がパンパンに腫れようとも(こないだのジョンとアレジの例えw)
絶対に化粧はばっちりして行く。これも仕事の流儀だ。


って言ったらカッコ良いのだけど、そうなんじゃなくて、ただ単に素の自分を受け入れられないだけ。
ハートが小さいの。


だけどたまにね、本当にVeryVeryたまにね、私ヘアスタイルをストレートにして行く日があってね、
いつもはぐるんぐるんにカールさせてるから、ストレートで行くとみんながすっごいびっくりしてその反応が楽しい。


アメリカには、アジア人特有のロングのさらっさらの黒髪が大好きな人が多くて、絶賛してくれて嬉しい。


なのに私、あんまり自分のストレートヘアって好きじゃなくて、
出来ればスパイスガールズ(懐かしい❤)の



Mel Bちゃんみたいな、カーリーヘアだったらなと思っており、




でも地毛がストレートだから、パーマでもせんとあんなにスーパーカーリーにはならないわけで。
パーマも高校の時にはけっこうかけまくっていたけど、髪が痛んだなー。


ちなみにハニバニはスーパーカーリーには大反対で、彼もロング黒髪ストレートヘアが好きだと言う。
だからなのか、それに反抗的な私は毎日のように髪をぐるぐる巻いて、しかもTeasing(逆毛立てる)までしてるので
頭が超デカい。(ハニバニ超嫌がる)

まるでNew Jersey Style Big Hair



素敵❤❤❤


でもこの時期、東海岸は湿度が日本みたいに(もしかしたら日本以上かも)高いので、巻き髪を維持するのは至難の業。
私のサロン・ド・地下室(地下室の一角を髪を巻く場所に指定していて、ふざけてこう呼んでいる)は例の赤缶(ヘアスプレー缶)で溢れている。


話は戻るけど、たまーーーーーーにストレートヘアで出勤して同僚が驚くのが、
髪の毛の長さね。
いつもは巻いているから長さが実際の長さよりも短くなるじゃない?
だからストレートヘアで行くと、「こんなに長かったん?!」って言われる。


どんだけ長さに違いがあるのかと思って、今日初めて写真に撮って比べてみたわ。





ほほ~ぅ。確かに。
ストレートヘアなら、ストレートヘアアイロンでさらに真っすぐに伸ばすから、この写真の長さよりも
僅かながら長くなるかも。
多少の天然パーマがあるので。


たかがヘアスタイル、されどヘアスタイル。とても大切。


髪は長ーーーい友達って本当だね。


コメント (4)