バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

噛めないなら呑んでしまおう

2008年01月31日 | 歯列矯正
昨日ワイヤーの調整があったが、あれから数時間して懐かしい痛み...というか、あの締め付ける感じが蘇ってきた。

助手が、「でも初めてブレーシスをつけた最初の数日よりも痛みはまずないわよ。」と言っていたので、ほんとかなと思いつつもそれを期待していたのであの締め付ける感じにはがっかりした。

だから昨夜はラーメンだったのだ。

その夜、鎮痛剤を飲んでおこうかとも思ったが、本当に痛くなるまでクスリとは無縁でいたかったので、飲まずに寝る。

そして朝。

歯が全く痛くないのだ。ジンジンともしてない。助手が言っていたことは本当だったんだ!とうれしくなった。

そしてNOON。

ランチブレークになったので帰宅し、今日はサンドイッチを食べようと思っていた。

ここで登場するサンドイッチとは、1枚の食パンの上にチーズ、ターキーを乗せたもので、その上に乗っけるもう一枚の食パンは登場しない。矯正を始めてから、やたらに歯で噛み切らなければいけないことは止めてるのだ。

最初の一口を食べる。

い、痛い...。痛い、痛い、痛い~~~~~~~~~!!!

何もしてなければ全く痛みはないのに、いざ歯を使おうとすると、「うっ...。」となるのである。

このサンドイッチの中で一番噛むのが大変だろうと思われるパンを削除する。
それでも噛めないのだ。薄切りのターキーも、チーズも手に負えない。

でもおなかがすいている。

内臓が元気で食べる気力は満々なのに、肝心な口がダメだ。

しょうがないのでナイフとフォークで小さく切ってみる。
噛む、というよりは、舌と上あごで気持ちだけすり潰してそれを丸呑みしていると言う感じだ。

もう食べる気がしなくなった。急に不機嫌になる。

しかし私にはもうひとつ、別の楽しみがあった。


スターバックス フラパチーノ モカ

子供の頃に飲んでた日本のコーヒー牛乳みたいな味。むちゃくちゃ甘くて、後味にすこしチョコレートの風味がのこる(モカだからね)。

ローファット(低脂肪)ということになっているが、砂糖の数値は高い。でも一度飲みだすと、何度でも飲みたくなるぐらい病み付きになる美味しさなのだ。「甘すぎ!」と思っても止められない。だから去年の夏ぐらいから飲むのを止めていたのだ。

でも今日は許そう。この先の数日間も許そう。思うように食事が出来ず、不満をかかえてピリピリするよりは少しでも「美味しい...」と思えるものをたくさん口にしよう。明日はキャラメル味にしようかなあ。

追伸: 今夜ももちろん噛める状態ではなかったので、キャンベルのハム&ピースープを、やっぱり口ですり潰しながら丸呑みする。

胃に悪そう...。
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矯正治療(通院2回目)と悶々火曜日

2008年01月30日 | 歯列矯正
今日は待ちに待ったワイヤー取替えの日だ。
なんとなく気分がワクワクしている。


(この部屋でワイヤーを交換してもらいます)

これまで使用していたバンドが、助手によって手際よくパチンパチンとはずされてく。はずし終わって彼女が、

「バンドの色、変えてみる?これなんてどう?色が付きにくいと思うんだけど。」

と、差し出したバンドの色は、透明かつスモーキーグレーで、大人のイメージ漂う(そりゃピンクよりかはアダルトタッチだと思った)感じがする色だった。

「おぉ!それ、いいですね。」と、ふとテーブルの上をみてぎょっした。

今までつけてたバンドに食べ物の色が付いてたのは知っていたが、本当にそれがもともと透明だったのか、と思わせるような透き通ったピンクやらオレンジがそこにあった。

で!それはおもしろい...と思い、写真に撮っておこうと思ってカメラを取り出して唖然とした。

カメラ壊れとる...。
(他にもう一台、家にあってよかったよ)

電池換えたばかりなのに全く作動しないのだ。ついてない...。

悶々としていると、矯正医師のキャスパー君がやって来た。

「歯、抜いてもらいましたよ。このギャップ、ちゃんと埋まるんでしょう?」と聞いたところ、「う~~~~~~~ん...。」だと。

カ、カメラは作動しないわ、ギャップは埋まりそうにないわ、そんなのってあり?私、そんなの困るわ、アプセットよ!責任とってちょうだい!!!!

と頭で動揺していたら、それがすぐに読んでとられたのか、

「あははは。冗談冗談。そんなに赤くなりなさんな。キレイにギャップ、埋まるよ。あははは。」

私の瞳孔は開いていたに違いない...。

ほっとして一緒にあはははと笑っていたのはつかの間、数分後に私はまたもや悶々とすることになる。

「今回、ワイヤーの太さを変えるよ。まだまだこのまま広げるからね♪」

歌なんて歌ってそうな感じだった。

まだ開いてゆくのか、私の歯。漫画で描かれそうな、上下出っ歯な口になってゆくのね。
ハニバニ(夫)に「口の中に何か食べ物隠してんの、リスちゃん。」とからかわれる日々がまだ続くのか...。

家に帰ったら、あの痛みが蘇るがごとく、歯がジンジンしてきた。

夕飯もまともに食べる気がしなくて、とりあえず飲み込めるようなラーメンを作った。「うまかっちゃん」は好きなラーメンのうえに、色が白いので、矯正中にはもってこいの非常食(常に食べてるとも言う)だ。

そして!悶々とした火曜日のフィナーレを飾るにふさわしく、

(日付間違ってセッティングしてしまった。今日は29日)

たまご、爆発。

こんなふうに終わるのはあまりにも不愉快なので、矯正初日と今日の下の歯の写真を付けておく。ビフォー&アフター。あまり気がついていなかったので、比べてみて結構びっくりした。

Before(11/17/2007)
After (1/29/2008)

少しうれしくなった。
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寒い日には牛を煮よう

2008年01月28日 | 食べ物
冬なので当然だが、寒い日が続いている。

うちには猫が2匹いるが、彼女たちのようにただ暖かいものに包まれて朝から晩までぐーぐー寝ていたい。彼女たちにはゴージャスな毛皮があるが、私にはそれほどまでの体毛は生えていないので、その代わりにソファーの上で毛布に包まれてうとうとしていた日曜の昼下がり。

「夕飯の準備はどうなったの。今から煮込んどかないと間に合わないでしょ。」

ハニバニ(夫)の声で重い腰を浮かす。今日は最近の野菜不足解消のためにビーフシチューを作ることになっていた。これを作る日はたいてい週末の、一日中家にいるような日曜日なのだ。

(それにしてもハニバニと暮らしていると、まるで日本にいる母がそこにいるような錯覚に陥るときがある。)

ビーフシチューを作る点で良いことは、野菜がたくさん摂れるということと、安い牛肉の塊りを使っても、最後にはトロトロになってくれてること、それから最低3時間ぐらいは煮込みっぱなしにつけて、フランスパンなんてオーブンで温めるわけだから、家の中が程よく暖まるのだ(よって夏には不向き)。


Beef Stew

それにしても野菜不足解消にはなったんだろうか。

余談:友達のK姐からメールで写真が届いた。あまりにも可愛い写真だったのと、あまりにも無残(私は激しく笑ってしまったが)な写真だったので、ここに記録しておきたい。(著作権はいいのか、とか言わない)


(彼女が飼ってるウサギ。その横の緑の森(?)はにんじんの葉っぱだそうだ。いかにもそのウサギと森がマッチしてて、やっぱりウサギだよなと意味不明なことを思う)


(使っていた掃除機が壊れたそうだ。壊れただけなら普通の話だが、なんと使用中に空中分解をしたらしい。どうしたらこんな無残な形で壊れることができるのか。ここアメリカならメーカーを訴えることができるぞ。それにしてもこの壊れた掃除機にホラーなイメージを抱いたのは私だけだろうか。)


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野菜が足りてない...

2008年01月27日 | 食べ物
昨夜ハニバニ(夫)が無事に出張から帰ってきた。

(余談だが、帰りのフライトでもパイロット、CAが集合せずにまたもや時間通りに出発できなかった彼。今回のはその日最終のフライトだったので、キャンセルされる!と思われたが、またもやラッキーなことに代理のCrewたちが見つかり、ほとんど夜中に帰ってきた。)

ハニバニの希望でランチは「Faja Fresh!」という、とってもアメリカナイズドされたメキシカンレストランで軽くとる。

私はフィッシュタコとポークタコのコンボを注文した。



フィッシュタコは今回初めて挑戦してみた。以前から彼が美味しい美味しいと絶賛していたのだが、絶賛する意味がわかった。本当に美味しいのだ。

コンボにすると2種類のタコスとビーンズ、スパニッシュライスがついてくる。
スパニッシュライス、彼は「味が薄い」と言っているが、私はけっこう美味しいと思った。

それにしても野菜が少ないな。

よりによって夜はマーボ豆腐と海老チリ。ここでも野菜といえばマーボ豆腐に気持ちだけ入れられた青ねぎぐらいか...。



夕食の後で、なんだかバツが悪くなったので、バナナ・いちごヨーグルト・牛乳・オレンジジュース・アイスキューブでスムージーを作ってそれをデザートとして飲んだ。少しでもフルーツぐらいは摂っとかないとね。

明日はもっと野菜がとれる食事をしよう...。
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矯正2ヶ月目

2008年01月26日 | 歯列矯正
矯正のために犬歯の後ろの歯、上下4本を抜いてから2週間ちょいたった。
スペースを求めて隣の歯が動き始めたのか、毎日違う歯がなんとなく痛む。

数日前に改めてびっくりしたのは、下の左の犬歯とその隣の歯



の間に隙間が出来上がっていることだ。

今までこの隙間なんかなかった。デンタルフロスするのも、もうキチキチだったのに。

隙間が出来てすごいと喜んでいたが、よく考えてみれば、今の私の口の中って隙間だらけだった...。

矯正医師のキャスパー君曰く、今は「開く」段階なので全部の歯が外に向かって移動するようにしてる...だと。スペースを多く持つほうが、次に「閉める」段階で、コントロールしやすいそうだ。

彼のプラン通りに、私の歯は開花宣言された桜の花のように開いていく。みっともないのも困ったものだが、とにかくしゃべり辛い。

特に「さ行」を発音するとき。英語で「S」とか「Sh」で始まる単語を発音するとき。最悪だ。職場の友達に、

「酔っ払ってる?」

と聞かれたことがあった。仕事中だ。飲めるわけがないではないか。個人的には「婆さん」みたいに聞こえなくもないと思っている。

来週のワイヤーの締め直しでキャスパー君に「うん、これ、もうちょっと開かしてみよう♪」とか言われたらどうしよう。
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手抜き天国

2008年01月25日 | 食べ物
そういえば私は基本的に料理をすることは苦ではない。

ただそれは週末に限って言えることで、平日は「食わさないといけないもの」がいる限り、ちゃんとした健康のバランスがとれた料理をせっせと作るが、私も夫くんと同様にフルタイムで仕事をする身だ。平日の料理ほど面倒臭いものはない。
お金持ちになって、家政婦とかパーソナルシェフなど雇うことができればいいのにといつも思う。

しかし、平日で、しかも夫くんがいない、よって手抜き料理が可能だったりすると別の話だ。

手抜き料理は楽しい。だってその言葉のとうり、「」だから。

今日作って(作ったと言えるのか)みたのは、ホットドッグに日曜作ったチリビーンズの残りを冷凍しておいたものを解凍してそのホットドッグにかけただけ!という、その名も『チリドッグ』(そのまま)!

作ってから見てくれがあまりにもジャンクフードすぎて、日本にいる母から

「野菜をちゃんと食べなさいよ!」

と言う声が聞こえてきそうだったので、さりげなくトマトのぶつ切りを添えてみた。



ジャンクフードに不味いもの無し。美味い!!!

しかしこのチリドッグ、最初は気持ち悪くて食べることができなかったのだ。
ホットドッグにチリビーンズをかけるなんて。
どうしてホットドッグを普通にホットドッグとして食べないのか...。

そういう私も今ではみじん切りにした玉ねぎやらチーズやらをトッピングして楽しんだりしている。

問題は一つ目を食べ終わった時点で起こった。

なんだかやっぱり気持ちが悪くなってきたのだ。

ジャンクフードがどうして「ジャンク」と呼ばれるのか分かる気がする。
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乗組員はどこだ

2008年01月25日 | アメリカ生活
忙しいビジネスマンライフを送る夫くん。
今日も出張先のサウスカロライナに出かけていった。
フライトはちょうどランチタイムだった。

そのランチタイム。私は家でランチをすることにしているので、家に戻ってきていた。ちょうどその時電話が鳴った。夫くんからだった。

私「もしもし。え?まだ空港?今頃もう飛んでると思ったけど?」

夫くん「それがね、パイロットもCAもいないんだ。さっきからアナウンスしてるみたいなんだけど、誰も来てないんだよ。困ったことになったよ。フライトがキャンセルにならなきゃいいけど。」

彼は仕事上、飛行機に頻繁にのる。私とは比較にならないほど、いろんな飛行機経験がある。フライトのキャンセルや遅れなど、数え切れない。

しかし、パイロットがいないんじゃ飛べない(当然)。

あれから1時間して、ランチを終えた私は職場へ戻った。それからまた1時間して
夫くんから電話があった。

「代理のパイロット見つかったみたいだから。じゃ、行ってくるよ。バイバイ。」

...「CAはどうした?」って聞きたかったが、聞けなかった。彼が慌しく電話を切ったからだ。



フライトは遅れたが、キャンセルもされずに彼が目的地に無事に到着できたことを喜ぼう。

それにしても恐るべしアメリカ航空事情。日本でこんなことがあったら、謝罪会見ものじゃないかなと、ふと思った午後だった。

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インスタント ラブ

2008年01月24日 | アメリカ生活
若手ハリウッド俳優、ヒース・レジャーが死んだ。28歳だった。

原因は今も警察や関係者が調べているらしい。
遺体で見つかった彼の周りにはドラッグが散乱していたことから、
OD(オーバードーズ:ドラッグを大量に投与すること)ではないかと言われている一方で、医者から処方されていた薬と薬局で買ってきた薬を一緒に摂ってしまい、その化学反応が彼を死に至らせた、という考えもあるらしい。

そんなことはいいとして(いいのか?)。

今朝職場ではその話でもちきりだった。
若い女の子が話している。

『彼が死んだなんて信じられない!大ファンだったのに!』
『昨日はショックで眠れなかったの』
『今日もショックで落ち込んでるの』
『彼のことが大好きだったのに!』

...不謹慎だが、笑ってしまった。

いつも彼女たちが、いわゆる「ホットな男」としていつも話ししているのは
彼ではなかったのだ。


(なんだか怖い顔。いい写真が見つからない)

彼が死んでしまったからといって、突然彼の大ファンになってしまった女の子たち。中にはぐったりと肩を落としてる子なんていたりして、まさに恋人を失った女のようだ。

笑いながら思った。

なんて即席な情熱なんだろう。

あと一週間もたてば彼女たちの会話は「どこどこの靴がサイコーにホットだ」とか「カフェテリアで知り合った男の子がキュートだった」というふうな、日常会話になっていくのだ。
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それでも憎めない

2008年01月23日 | 猫の話
そういえばうちには猫が2匹いる。

私は実際に猫を飼ってみるまで知らなかったが、私は猫が大好きだ。猫はトイレや引っかく場所の躾をちゃんとしておけば、それはそれは飼いやすい動物だ。

可愛くて可愛くてしょうがない彼女たち(♀2匹)なのだが、朝は話が少し違う。

昨日触れていたが、私は月曜日は4:15、後の平日は5:15AM起きだ。

「飼い猫が朝とんでもない時間帯に起して困る」ということは猫を飼っている人のブログなどを見れば多くの人がこぼしている事実であるが、うちも例外ではない。
ただ私が本当に本当に「許しがたい」と思うことは、彼女たちが5:00とかに起すことだ。

なぜ、15分前なのか。朝の心地よいベッドで寝てるときのあの残り15分がどれだけ大切かなんてあなたたちには知る余地はないでしょうね...と心で悪態を思い切りつく。実際に口にして言ったところで理解されることもない。

起されるのが2時とか3時なら適当に軽く餌でもやっておいて、またベッドにもぐることができる。よりによって、起きなければいけない15分前とは...。


    (Frisky      &       Middy)

眉間に皺を寄せながら、それでもしぶしぶキッチンへと下りて餌をやる。
彼女たちの食いっぷりを見ながら自分もなんとなく目が覚めてゆく。

猛烈な勢いで食べてる最中、彼女たちがちらりとこちら見ることがあるが、あの顔はまさに満足以外の何物でもない。

あれを見ると今までの怒りがとんでく。笑いすらこみ上げてくる。

...やっぱり可愛い。憎めない私の可愛い彼女たち。
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寒くて、痛くて、眠たい月曜日

2008年01月22日 | 4SEASONS
今日は月曜日。
私は月曜日は好きではない。ま、月曜日が大好きという人もそんなにいないだろうけど。

今日はこちらはキング牧師の記念日で祝日だった。でもこれは祝日だからって、クリスマスとか、サンクスギビングデー並みの大きな祝日ではないので、うちの会社は休みではないのだ。

私の勤務時間は朝7時から午後3時半。朝は早いが、それだけ早く家にも帰れるのでそんなに悪くない。

しかしだ。

毎週月曜日は特別で、私は早朝やることがある。
よって、朝6時出勤なのだ。

朝6時出勤となると起床は4:15になる。「通勤が大変ね」ということではなく、グルーミングに時間がかかるのだ。実際の通勤は車でなんと3分程度。
(健康のために歩きたまえよ、キミ)

で、今朝起きたら気温が華氏10度であった。これは摂氏でいうとどれくらいなのか。調べてみると摂氏-12℃だと。


(温度計によると雪、ということになっていたが、雪は降っていなかった)

寒い!!!!!


外に出たら寒いというか、痛いのだ。
肌をチリチリ刺すような。鼻で呼吸すると鼻の穴が痛い。
口で呼吸すると歯に凍みる。

ふと、外にいるだろう動物は大丈夫なのか心配になってくる。

ただでさえ月曜日は嫌いなのに、この寒さだ。
しかも祝日なので夫くんはまだ温かいベッドでグーグー眠っている。
猫x2もその横でグーグー寝ている。

なぜ私だけがこうなのか。

朝の気温のように、実際今日は精神的にず~~ん、と堪えるような1日であった。
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カレーに馳せる想い

2008年01月21日 | 食べ物
そういえばカレーを食べてない。最後にカレーを食べたのはいつだったろう。
去年の11月17日にブレーシスが口の中に入れられてからは全く食べてないのでおそらく11月の頭ぐらいだろう。

カレーが食べたい...。いくら私がカレーが食べられないからって、夫くんはカレーが大好きなのだ。よって、作ることは作る。彼がカレーを食べる夜は私はクリームシチューを食べる。同じ手順でルーが違うだけだから、ルーを入れる間際で他の鍋を用意してクリームシチューのルーを投入すればいいのだ。

しかし、カレーの香り...。あれは食欲をかきたてる香りだ。


(これはよそからの参考写真。私の好きな生卵入りのカレーだ...。)

近くにインドレストランがあって、そこのカレーがこれまた最高に美味しい。
私が作るのよりもずっと美味しい。

今日はカレーが食べたくて一日中悶々としていたが、思い立って「チリ」を作った。これはアメリカの家庭料理のひとつで、チリビーンズとトマト缶がベースになってるシチューみたいなものだ。うちではそれをご飯の上にかけて食べる。
まるでカレーライスみたいだ。


(これは私が作った手作りチリ)

今日はとっても寒い1日だったので、このチリが体を温めてくれる。
日本で言う鍋物みたいな感じかな。

食べた後は洗面所へ速攻で。
ブレーシスのバンドにトマトのオレンジ色が浸透しないうちに歯磨きを...。



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夫くんが帰ってきた

2008年01月20日 | 家族
そういえば私の夫くんは出張がとても多い。
彼の職業は国家公務員。職業からしてなんだか硬い感じがするが、本人はいたって愉快な男である。

彼の出張が多いのは今に始まったことではなく、昔からそうなので私はすっかり慣れてしまっている。
短い出張は3~4日、長いものは9ヶ月というのがあった。

出張先も国内から海外まで。とても忙しい男だ。

日本のなにかのCMで『亭主元気で留守がいい』というのが昔あったが、私の場合は、やっぱり彼が家にいたほうが楽しくていい。


(2006年5月にハワイに行ったときの写真。ダイヤモンドヘッドに登る夫くん)

今日は週末ということもあって、彼と外食ランチをしてきた。行ってきたのは最近見つけた「Anita」というメキシカンレストラン。オーダーしたものを写真に収めておこうと思ったが、いざというときに電池が切れていた...。
次回は必ず電池チェックしておこう。

私たち、今年で結婚16年になる。いまだにお互いが「ベストフレンド」と呼べる仲だ。それはきっと彼の出張により、お互いが程よくプライベートな時間をもてるからではないかと思う。引っ付きすぎず、離れすぎず...。

車の運転みたいに、お互いの車間距離をもって運転すれば事故は起きにくいのだ。

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足跡の怪

2008年01月18日 | 4SEASONS
昨夜から「17日は雪になります」と予報されていたが、今朝10時あたりから雪になった。

私は雪は嫌いだ。車社会のアメリカに来てから雪の中を運転することがどんなに大変か思い知ったからである。 ベチャ雪で、降ってもすぐにとけるぶんなら良いとして、それがあまり水分を含まず、どんどん積もってゆく雪が怖いのだ。

今朝も最初はちらほらと舞っていたので、会社では「あ、Fun Snow(楽しい雪)ね。」と浮かれていたが、そのうち道路が白くなってゆくあたりで嫌な感じがし始めた。

案の定、帰宅するときには車の上に積もった雪をブラシで落とす作業から始めなければならなかった。仕事で疲れて、さっさと家に帰りたいのに、こんなことをしなければいけないなんて馬鹿馬鹿しい。だから雪なんて嫌なんだ。

家に帰って、2階の窓から裏庭を見下ろしてみると、誰も踏み入れていない真っ白なスペースになにやら足跡が。



ズームしてよく見てみた。



一体何の足跡だろう。なんとなく女性のハイヒールっぽくも見えなくないが、足跡や場所からしてそれはないだろう。しかも足跡がかなり一定している。

うちには野生動物が裏庭にけっこう集まったりする。野うさぎ、リス、アライグマ...。 足跡が一番近いのは一体どれだろう。
まさかシカじゃあるまいし。近所にシカがいるのは知っているが、今まで裏庭に現れたことは一度もない。

写真1枚目で、塀のちょうど縦の部分で足跡が途切れているところから、リスが一番近い推理だ。

...女のハイヒールよりもそっちのが可愛くていい。


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お腹がGoGo

2008年01月17日 | 歯列矯正
お腹がGoGoってただ単にお腹がすいているだけなのだ。
矯正をしている上に、抜歯で歯茎に穴があいているので今食べるものがかなり制限されている。

まずは11月に初めてブレーシス装着の写真。



それから現在の哀しい歯抜けの写真。



矯正を経験した/している人ならわかると思うが、あの線路みたいな装置(?)はやっかいだ。
上をクリア、下はメタルのをしているが、今になって上もメタルのにしときゃ良かったかもと思うときがある(見てくれはかなりかっこ悪いが)。

クリアなブレーシスだと、色素がつきやすく、カレーなんてものはご法度なのである。どうしよう。カレー大好きなのに。しかし、「カレーなんて食べない」と決心した出来事があった。

ある日私は夫君とホットドッグを食べていた。ホットドッグを真ん中にして右側にケチャップ、左側にマスタードを塗るのが私の好きな食べ方なのだが、食べ終わって夫君が、

「あ。鏡見たほうがいいよ。」

というので見てみた。なんとブレーシスの周りのバンドの色が華やかなレモンイエローと化していたのである。もともとは透明のものだったのが。
なんとも口元がきちゃなげである。

あれ以来、色素の強いものから遠ざかっている。コーヒーもミルクを大量に入れ、直接ブレーシスに液体があたらないように冷めたコーヒーをストローですすっている。大好きなコーヒーも、この飲み方で、美味いんだか不味いんだかわからなくなってきた。あとトマトソースも危険だということがわかった。とにかくトマトソースベースのパスタを食べたら『速攻』で歯磨きするようにしている。こうすれば色素沈着から少しだけ逃れられるようなきがするのだ。

あ、話は歯抜けな今にもどって。

手術が終わった次の日に柔らかいからいいだろうと、インスタントラーメンを食べてみたのだが、これがビッグミステイクだった。

あの穴にヌードルが見事に潜り込んでしまい、それを先がフック状になった注射器
(針はついてなくて、水鉄砲みたいに水でちぅぅぅぅっと水圧で中に入ったものをとりだす)



で取り出したのだが(下の歯x2)、みごとに血だらけになった長いヌードルが出てきた(涙)。そして痛い...。
あの時、あの痛みで決心したね。「穴がふさがるまで液体以外は摂るまい」と。

あれからもう1週間以上たつが、穴はまだふさがっていない。よって、今も「食べ物」は口にしないでいる。毎日、総合栄養ドリンクを3回、お腹がすくのでヨーグルト、ゼリー、バナナジュースを合間に摂っている。

体重は1週間で2キロ落ちた(もっと落ちてたかと思ったが)。

だからお腹がいつもすいている。

いつも「ゴーゴー♪」と哀しく鳴っているのだ。
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は...じめまして、で歯の話

2008年01月16日 | 歯列矯正
そういえば最近自分の口の中ばかりをのぞいて生活している。

初めてのブログを飾るのに、こんな書き出しで鬱陶しいが、ただいま私の口の中は
「建設工事中」なのだ。去年の11月から歯列矯正を始めている。矯正の話はこれから追々するとして。

人のブログを見てると初ブログってなんだか初々しかったり、うれしそうだったり、読んでてもなにかこう、「春」みたいなものを感じさせるが、私の場合その季節に例えて言うならば、まさに「真冬」である。真っ白な銀世界に真冬の恋人(by聖子)が登場するような冬ではなく、まさに「ひゅるるるるる...」とただ寒いだけの私の大嫌いな冬だ。

どうしたのかというと、矯正にともなって、医者(キャスパー君と呼んでいる)が

「君の歯は、君の口に対して多すぎ。だから数本、そうだな、4本まとめて抜いてもらってね。はい、これが紹介状。口内手術の専門医だから大丈夫。はっはっは。」

歯も口のサイズに多すぎだからってリストラされるのだ。

で、先週さっそく抜歯してもらってきた。それが私の最近のささやかな苦悩なのだ。せっかくの記念(なにが記念だ)なので写真を公開しておこう。グロイのがダメならなんとなく写真は隠して読んで欲しい。

抜歯をした話も追々するとして、とにかく連れ添った長年の友達を失ったような心境だ。しかも、それぞれの歯がでかくて、上下で同じロケーションなので、口に大穴があいているのだ。それを「真冬」と表現しなくて何なのか。

一週間たった今日、やっと痛みも和らいだ。一週間後の検診にも行ってきて、「大丈夫、ドライソケットは逃れたね。はははは。」

この口内手術医師も笑う。

私の周りの歯医者は私の口を覗き込んではうれしそうに笑っている医師ばかりではないか。年に2度のクリーニングの際に歯の検診をする別の歯医者も笑いながら、

「うわ!被せてあるシルバーがとってもシャイニーだね!まるで口の中にジュエリーを隠しているみだいだ。どこでやってもらったの?え、ジャパン?ジャパンには質のいいシルバーがあるんだね。すご~い。はははは。」

...私が自らの口をのぞきこんで笑う日はまだ遠い。


PS:

日本で放映された「着信あり」のハリウッド版「One Missed Call」がこっちでも公開されてるが、それはまだ見てない。ただ昨夜ムービーチャンネルで日本の「着信あり」をやってたので、それを見た。

やたら長くて、わけのわからない映画であった。





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