バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

感謝祭 2012

2012年11月23日 | アメリカ生活

今年も去年と同じものを作って食べるんだから写真はもういいだろうと思ったが、
それでも毎年恒例になっているようなものなのでご覧下さい。


毎年、2人分のターキーディナーなので七面鳥の胸肉のやや小さめを買ってくるのに
今年はそのいつもの小さめの胸肉がどこにもなくて、
いつもよりは大き目の胸肉になってしまった。


上手く焼けるんだろうかと心配になっていたが、
この胸肉には焼き具合失敗いらずの『ピン』が七面鳥にはめ込まれており、
胸肉の温度が華氏170度になったらそのピンが飛び出す仕組みになっていた。


最初は半信半疑であったが、目安の3時間半ぐらいになってきたらいきなりポン
飛び出した。




ピンがポン...と。わかる?


サイドのアルミ箔のボールは胸肉が傾くと焼き加減がムラになるのでそれを防ぐためにね。





毎年恒例のスイートポテトスフレにグリーンビーンズ。



そして毎年恒例のターキーディナーの出来上がり。






毎年言うけど、ワイン色のあの丸いやつはクランベリーソースをゼリーにしたやつの輪切りです。




もちろんお嬢らにも『サンクス』のおすそ分け~。




いつも笑わせてくれてありがとよ



もちろんあげる肉の部分は味の付いていない内側の方の肉となる。



ディナーの後も、もちろん毎年恒例の丸ごとアップルダンプリング。







食べ終わったころは、久しぶりに味わう、痛いほどの満腹感。



今年も無事に感謝祭が終わったよー。



ハニバニとターキーディナーを食べる前に感謝すべきいろんな事柄を挙げるんだけど
どんなに嫌なことがあってもやっぱり仕事があることに感謝して、
腰が痛くなったり頭痛や腹痛があっても、それでも人並みの健康に感謝して、
今年もこうやって一緒に感謝祭のディナーを食べられることに感謝した。



だけど私が本気で感謝したのは
今年の感謝祭もミディが元気でいてくれることだったわね。

(2009年の感謝祭は動物救急病院でしたもの 涙)



あの大きな七面鳥の胸肉からお察しどおり、今晩(金曜日)の夕飯も全く昨日と同じ
ターキーディナーでした。


さすがにデザートは抜きましたよ。やっぱりね。


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今日は私とシェリー以外はみんな連休をとっていました。
なのでシェリーはいるはずだったのに、シェリーも出社していませんでした。
お昼近くなって発覚したことなんですが、なんとシェリーは水曜日の夕方付けでクビになっていたのでした。
このことは今日出社した私と上司(こまわり君)の秘書しかまだ知りません。
(彼女の主任はメールで知らされていたかも知れないけど)
彼女のデスクはまだそのままでした。
彼女の母親が同じフロアに勤めているので彼女が後で荷物を片付けに来ると思います。
彼女とは同期で一緒に12年目を迎えたばっかりだったのでちょっとびっくりしたけど
それほどショックではなかったかも。
詳しいことはまた別便でお話するかもよー。


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女ってやつぁ

2012年11月21日 | アメリカ生活
月曜日、例のビジネスプラン会議があった。


それが終わったので、仕事は楽になるのかと思いきや、まったく勢力が衰える気配は全くなく。


まるで

働けど 働けど 楽にならざり わが仕事 じっとエクセル画面を見る

石川啄木もきっと私を同情してくれるに違いない。


今週まだ3日しか働いていないのに、もしかしたら半年分のそれに相当するのではないのかと思えるような
不愉快な気分を味わっている。


ここで何があったかをぐだぐだいつもの調子で書くと
あの嫌な思いが再びこみ上げてき、更なるストレスを自ら生み出してしまうので止めておくが
要は女という生き物はどうしてあんなにも厄介な頭の回路でできているのだろう
ということが言いたいだけなのである。


そうよ。


自分も十分含めて、女っつーものは非常に厄介なの。


それが職場での人間関係となるともう大変。


それに比べて男性労働者の清々しさといったらあなた。


きっと全ての男性労働者がそうとは言えないのだろうが、私の周りにいる男性労働者はスバラシイ。


仕事は黙々とやるわ
感情を露わにしないわ
他の男性労働者とは常にチームワークを大切にするわ
陰口を叩かないわ
嫌なことに対していつまでも根を持たないわ


...などなど。


とにかくさ、一緒に仕事するに当たって、とても仕事がやりやすいのよね。


しかもね、こっちが困ったときに、いつでも快く助けてくれるの。


いつでも、よ。


たとえ彼がオンラインコース(インターネットでの授業)を
受けてる最中でもよ!


これが女なら嫌な顔をむき出しにして

『Not now! I'm so busy...can you see that?』
(今はダメよ! 忙しいのがわかんないの?)きっ(←キツイ目線)

ってことになるんだよなー。


でもまだ有難いことに、私の職場は男女半々だからまだバランスが取れてるんだけど
職場によっては100%すべてが女だったりするわけだ。


たとえば会計課。


私も十分知っているが、あそこはいつも修羅場である。




でもまあ、会社で嫌なことが続いてはいるものの
とりあえず自分のペースで仕事することに集中してただ仕事をこなすのみ。



この3日間は本気で『仕事辞めたい』と思ったわけだが、
その次にやってくるのが『これぐらいまだマシかも。』という変なあきらめというか
かすかな心の余裕というか
好きと嫌いが交互にやってくるのが今の職場の特徴なんだ。



まさに飴と鞭システム。



明日は感謝祭なので心身共にちょっとリラックスさせよう。



そして金曜日、戦場に戻って行こう。


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先週の土曜日。


またしてもカレーならず。


イタリアンになりました。




モッツァレラチーズスティックのフライ



ケイエスのサラダ



ハニバニのスパイシーソーセージスープ



ハニバニのゴートチーズとチキンのラビオリ



ケイエスのいつものシーフードカンテリーニ


そういえばさ、ハニバニのゴートチーズのラビオリなんだが
ゴートチーズって食べたことある?ヤギのミルクからできるチーズなんだけどね
これがまた臭いのなんのって!!!


羊のあの臭いワキガ肉が食べられるハニバニだから
このチーズも大丈夫なんだけど
チーズがそのままワキガ風味なんだぜ。


ヤギも羊も似てるからなー。(←そうか?)


これはケイエス、無理。


それとね、今低炭水化物ダイエット中なので、いつもは喜んで食べる美味しいパンも
今回は遠慮したのよ。


悲しかったわ。


あれにバターとかオリーブオイルをたっぷりつけて食べるのが美味しいのにね。



さあ、明日は七面鳥を焼きますよ。



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みなさんの職場の男性軍は素敵ですか?

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能ある鷹

2012年11月15日 | お仕事

うちの会社、来週月曜日に来年度のビジネスプラン会議がある。


私が今所属している部署がビジネスプラン部というだけあって、今忙しさがピークなんである。


毎年その忙しい職場に、未来のマネージメント候補ということで大学を卒業してからうちの会社に入り、
それなりに経験を積んだ若手の社員が春からこのプラン会議が終わるまで、
どういう課程で来年度のビジネスプランが作られるのか、研修をかねて数ヶ月だけうちの部署に派遣される。


今年はブラッドという笑顔が最高に可愛い男の子である。


年は30歳。
独身。
細身で長身。
清潔感があり、物腰がアメリカ人にしてはもったいないぐらい柔らかい。


もし彼がGLGGなら私はイチコロである。


しかし、彼はそうではなさそう。


独身で彼女いなくて、身だしなみが良いという点ではそれっぽかったが(実はちょっぴり期待した中年ケイエス)
話をし始めて、ただ大人しい男の子だということがわかってきた。


さて、そのブラッドくん。


30歳にしてこのビジネスプランの研修生というのは、なんだか遅いなーと思っていた。
大学を卒業して数年の経験を積んでも大体うちの部署に研修生として派遣されるのは24~26歳がほとんどなので。


で、1ヶ月ほど前にうちの部署、正式に2名ほどアナリストを募集していたが、
研修生のブラッドくん、この職場がやけにお気に入りで、もう前の職場に戻りたくないということで
そのポジションに応募していた。


彼が前いた部署はセールス部で、彼はセールスカウンセラーだった。


彼の申し込みをどの部署が断れようか。


昨日のマネージャーからのメールで、彼の研修期間が終わり次第、正式にうちの部署の社員として雇われたことが明らかになった。


で、そのメールには雇われた2名の名前(ブラッドはそのなかの1名)、前の職場、
それから出身大学と専攻していた学部/学科名それから学位が掲示されるんだけど、
ブラッドの紹介文を読んでびっくりした。


彼はニューヨークのある大学で普通に学士号(4年生大学)をとった後、
ノースカロライナのある大学で運動学で修士号(大学院)をとり
それだけでは足りずにニューヨークに戻って今度はビジネスをやる上でこれがあったら鬼に金棒といわれる
MBA(同じく修士号)を保持していた。


今まで普通話とかしてて、彼が大学院でしかも2つの違う学科で修士号を持っているなんて言ってなかったので
びっくりした。


アメリカ人の中には、自分の学歴がいかに高いかを言いふらして自慢するのがけっこういて
うちの会社はそれがけっこう多いのよ。


できる人ってやっぱりそういうことってしないんだなーと実感したね。


っていうのが、昔から電話でやり取りしていたドイツ支店のデニスという男の子。
当時はドイツ支店でセールスカウンセラーしてたのよ。


電話でいつも冗談ばかり言っていて、口癖のように『ケイエスにはいつも助けられるなー。
僕ももっとこのシステムを理解してケイエスみたいになりたいなー。』って言っていたものだから
私も馬鹿なもんで『まあ頑張れや』と、エラそうに言っていたものだが、
その彼が去年の終わりだったか、マネージメントに昇格した。


そのことを告げるメールでの彼の紹介文を読んだときも私はぶっ飛んだものだった。


彼も何をかくそう、MBA保持者だったのだから。


電話の会話では長い付き合いになるのに、そういうことを全く言わないんだもの。


それから彼に対する私の口調は変わったね。
いつだったか彼に「ケイエス、会話がよそよそしくなったんじゃない?なんで?」って言われたよ。


いやー、やっぱり内側に経済力とか学歴とかサクセスストーリーを持ってる人ってのは
やっぱりそれをわざわざ人にわかるような小細工とか安っぽいアピールなんてしないもんだね。


見せなくても、いざというときにそういう本物の財産って内側から光るものなんだよ。


何だかすげー感動したケイエス。


ブラッドはストレートガイだけど、すごく好感がもてる男の子なので
改めて同じ職場で仕事することになってとても嬉しい。


もうすぐお別れねーと思っていた矢先だったので。


そういえば、ストレート疑惑があったマット君、覚えてるだろうか。


あれから私の恋には進展(ぶっ)があったかどうかだが
これがねー、非常にグレーなところで足踏みだったのだよ。


そこへ救世主が!!!


元祖GLGGのケビン(覚えてる?)が困り果てた私にこう言った。


『ケイエス。見て、今日彼が履いてる赤のパンツ。
保険会社であんなファッショナブルなレッドのパンツ履いて会社に来る男って
ゲイに決まってんじゃん。僕が言うから確かよ。』



なるほど。


なんとなくストレート疑惑が弱まってきた彼。


だけどずっと一緒に仕事をしたりお話をしたりして、本当にわかったこと。


彼がたとえストレートでも、はたまたGLGGだったとしても、
彼が今本当に愛しているのはお し ご となんだわ。


マット君にしてもブラッドにしても
ケイエスが会社に来るって面白いという理由の一つなので
私は明日もまた元気に出社するのである。



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さて、先週の土曜日。

本当はカレーを食べに行くはずだったが、チーズバーガーに変更。





しかし前代未聞の3/4を食べて完食ならず。


しかも、レストランが最高に込んでいて食事がすぐに出せなかったことを気に病んだ
マネージャーの計らいで無料でくれたこのデザート




でかっ!!!


これも2人で攻撃したのに半分でシロハタ。


胃がちっさくなってるねー。


今度の土曜日こそカレーがいいです。

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尼崎のあの事件。
角田三枝子っていう容疑者の顔写真をこないだやっと見たんですが、
ああいうことヤリソーで背筋がぞよっとしました。本当にモンスターみたいな人、いるんですね。



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『CHANGE!!』なのである

2012年11月07日 | アメリカ生活

以前予告したとおり、ブログのタイトルを一新した。


今だからみなさんに言うが、実はケイエス、『ワシントンDCに行こう』というタイトルが
大嫌いだったのである。


もともとこのブログを始めるときに、どうせ1ヶ月続けばいいだろうという設定だったので
ブログのタイトルもものすごいテキトーであった。


それが3ヶ月、1年、2年...とブログが続くにつれて、いつかこのブログのタイトルをどうにかしたいと
思うことが常々。


一番嫌で嫌でしょうがなかった理由は、ブログの趣旨が仕事関係であり
ワシントンDCの話題なんてほとんどなく、
なんだか読者のみなさんの想像を欺いているような気がしてならなかったということである。


なんかこう『ラーメン』という看板と一緒に『コーヒー』という看板も一緒に掲げてる
田舎道の食事処、という感じ...と言おうか。


で、新しいブログを考えるにあたって、今の自分にふさわしく、ブログの趣旨もほとんどこれである
ということを重視した結果が『バージニア労働者』というわけ。


なんか面白味も人間味もないタイトルだが、実は私は気に入っている。


ここアメリカではオバマ大統領が次期の大統領に再選され、
私も彼と同様、気持ちを新たに次の一歩を踏み出すのだ。


ということで、読者のみなさん。
これからも労働者のためのブログをよろしくねー。


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さて。


先週の土曜日。


土曜日と言えば、低炭水化物ダイエット中の私たちにとっては
炭水化物解禁の日。


土曜日は罪の意識を忘れて炭水化物を楽しんでよい唯一の日である。


今回はお寿司を食べてきましたよ。いつものところでね。



ハニバニはいつものギョーザ、私は野菜の春巻き。



これもハニバニの定番、アヒツナのお刺身。


そして





今回はワタクシ奮発してウニを食べちゃいましたよ。





これがまた美味しいのなんのって。


ハニバニに言わせると「このウニの値段で他のカリフォルニアロール6個分が簡単に買えてしまう。」よって
「ウニは悪い奴」。 


あーでも値段の価値は大あり。美味しかったー。思い出すだにお腹が鳴っちゃうよ。





あとは初めてエスキモーっての頼んでみた。


中身はエビ天とスパイシーサーモンとクランチー天ぷらが入っていて
それをアボカドでロールし、その上にはミソソースがかかっていた。
ほとんどヌタみたいな味だったけどこれが寿司酢にあって絶妙。


リピートは絶対にあると思う。


2人で笑ったのが、今までみたいな量を食べこなせないということだ。


ずっと腹八分で止める習慣をつけてきたので、胃が小さくなっているらしい。


そういえばその帰りにあの干ばつしていた貯水池に寄ってきた。関連記事はここをクリック














じゃじゃーーーーーーん!!!!















前の週末は腰を痛めて何にもできなかったのでこの週末はまるで楽園のような週末でした。

改めて健康に感謝、だ。


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今週末は是非カレーを食べに行きたいです。


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